恋の魔法に失敗して意地悪な弁護士さんに発情してしまう苺のお話

「イヤ………やめたらイヤ…、結城さん、すき、大好き………」
初めはすごく痛くて苦しかったのに、こんなに溺れてしまうなんて、
恋はまるで媚薬だ。それが手違いで生まれた恋であったとしても―――

トラウマから「食べること」が苦手な亜希は、痩せっぽちの高校生。
恋なんて、一生無関係な出来事だと思っていたのに、熱烈な恋に
落ちてしまう。お土産としてもらった魔女の秘薬『惚れ薬』を
間違って飲んでしまったのだ！
激しい恋の相手は亜希が世界一苦手な弁護士・結城だ。
秘薬が生んだ恋の力は強く、どうしようもなく発情して泣きながら
彼を求める亜希を、いつも意地悪で毒舌な結城は甘く抱いて、
魔法を解くための手助けをしてくれる。
しかし手違いで始まったこの恋から逃れるためには、
「『赤い色の食材』を二十八日間食べ続ける」ことが条件で―――

「食べること」が苦手なのに、「食べること」で魔法から解放される
という皮肉( ;∀;)　まやかしの恋の行方は！？