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なんかすっきりしなかった。
攻はいい味だしてるけど、なんでそこまで受がスキなのかわからなかった。
受が根暗で自分勝手。元刑事で、警察を信頼してないわけでもないのに私怨にこりかたまって、元刑事とは思えないような暴走するのが共感できなかった。で、案の定、トラブルに・・・。
受は、敵対するヤクザなら殺されても平気で、知り合いなら覚醒剤使用も放火殺人の罪も隠匿もしちゃう。かなりダークサイドに墜ちてるのにそこを正当化するような描き方も好きじゃなかった。殺された先輩刑事がそういう受の姿を喜ぶとも思えないけど。
ラスト、警察が放火の犯人を突き止めないとか、逮捕された半田が受の関与を証言しないとか、かなりなご都合主義にも冷めた。
警察をやめて探偵になった香西は、ヤクザという存在をを憎んでいるのに、付き合っているのはヤクザの若頭。
この香西が、ヤクザを憎むようになった、そして警察を辞めた遠因である過去の事件に関わるお話。
香西が、非常に際どいバランスで生きている感じがなんとも。
それだけ義姉を、警察での先輩を殺された事件が、香西に残した傷が大きかったって事で、、
それにしても、主人公である受けが、ああいう感じでレイプされちゃうのって、結構衝撃。
ダークサイドというほどダークなお話ではなかったけど、アウトローな男同士の恋に萌えました。
受けは元刑事な探偵で、過去のとある事件をきっかけに刑事を辞めたんですが、物語が進むとともにその過去が少しずつ明らかになってきます。
ヤクザ攻めとは、刑事を辞めた直後に知り合い、身体だけの関係を続けている。
受けの性格がたまらなく好きでした。強くて賢い。トラウマと向き合い、何度も自分自身と対話するんだけど、そこに一切甘えがないのがカッコ良かった。
受けが自分で何でも処理しちゃうから、攻めはたいして役に立たないんだけど、それもイイw
頼って欲しくて受けの周囲をウロチョロしてるヤクザの若頭、という構図が妙にツボにきました。
攻めの背景みたいなものも、もう少し描写されてると良かったなァとは思いましたが。
『かくも長き眠り』へと続きます。