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極道赤間組・乃木坂家の四兄弟は、紆余曲折のうちに四男の澪(みお)が跡目を継ぐことになりました。それが前作。
その中で、三男・令(れい)×長男・仁(じん)、若頭・中岡(なかおか)×次男・優がそれぞれカップルの、“兄弟総ホモ”状態であることはわかっていたのですが、本作は、その兄たちそれぞれのカップルに焦点を当てたものとなっています。
「長男と三男の事情」
「次男の事情」
そして「四男の事情」で澪のその後もちょっぴり。
続編が出るのはわかっていたので、それぞれ一冊ずつになるのかなと思っていたら、まとめて、でした。
でも、三男×長男、若頭×次男、どちらのカップルもそれらしく、面白くて楽しめました。
三男×長男の方は、兄ちゃん大好きワンコな令×優しくてしっかりもので、ちょっと天然の仁。
デカイ図体で「兄ちゃん兄ちゃん」と仁にまとわりつく攻めは大好きなワンコだし、仁もその迂闊さが可愛らしいし、面白かったですね。兄弟苦手なはずなんですけど、ジットリジメジメ禁忌を強調したものではないし、幼い頃からお互いを支えあい守りあってきた二人ということで、すんなり受け入れることができました。
若頭×次男は、これまた私の好きな堅物攻めと、女王様の誘い受けで、好きな組み合わせ。こちらも良かったです。
どちらかというと三男×長男の話が好きだけど、どちらも「一冊に2カップル」のわりに中途半端さをそれほど感じさせず、気持ちがちゃんと書かれていて、満足感もありました。
オマケの四男編は、前作後のラブラブな二人。
薬は勝手に飲んじゃイカンと思います。