ホワイトライアー【BLCD】

white liar

ホワイトライアー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神29
  • 萌×24
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

149

レビュー数
6
得点
161
評価数
33
平均
4.9 / 5
神率
87.9%
著者
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
Comicomi-Studio
収録時間
枚数
2 枚
ふろく
初回限定盤特典:ボーナストラック・キャストトーク収録!(出演:田丸篤志 笠間淳)
フリートーク
あり
発売日
JANコード
4560258559423

あらすじ

【ストーリー】
純粋すぎる演技<ウソ>と本音が入り混じる、
臆病なふたりの本気の恋――。

28歳、美容師として働く慧は、過去の恋愛のせいで人間不信ぎみ。
長らく本気の恋から遠ざかり”遊び相手<オトモダチ>”とその場の熱を分け合ってきた。

ある日、仕事で超人気俳優・大河を担当することに。
不愛想に見えた大河だったが、カットが終わると人懐っこく豹変して――?

「慧の匂い、落ち着く」
急に近づく距離感、熱っぽく呼ばれた名前。
流されるまま関係を持ってしまう。

これまでの”オトモダチ”とは違う
大事そうに見つめる視線も触り方も、芝居だったとしたらタチが悪い。

そう思うのに、知ってしまった体温は簡単に手放せるものではなくて……

表題作 ホワイトライアー

陣ノ内大河 → 笠間淳

白石慧 → 田丸篤志

レビュー投稿数6

透明感ある作品の世界観に浸れるCD!

CDはキャスト買い&原作はずっと気になってて単行本になるのを待っていた作品です。
本とCD同日発売という事で、せっかくなので原作未読の状態から、本とCD同時進行で聴きました。(同日発売ってどの角度から作品に触れるか選べるし、新鮮でいいですね)

【キャラクターとキャストについて】
◆白石慧(受)CVは田丸篤志さん。田丸さんの高めながら落ち着いた優しい声色が、ふわふわ〜っとナチュラルに人を甘やかすような、人好きのする慧のキャラクターにピッタリです。

周りには明るく振る舞っている慧ですが、仕事や人間関係でそれなりに経験を積んできた28歳という年齢だからこそ、時おり垣間見える不安定さを、シーンによって繊細に演じられています。

ふと、熱が冷める切ないシーンのモノローグでは心の底に深く沈んでいくような声に、グッと引き込まれました。

◆陣ノ内大河(攻)CVは笠間淳さん。年齢の割に大人っぽい雰囲気の大河にピッタリな低音ボイスです。渋いええ声ゆえに監督さんから「もっとチャラく」との要望があったそうですが(シャルムガット公式Twitter収録レポ参照)慧を食事に誘うシーンなど、大袈裟すぎない程よいチャラさが、自然でよかったです。

息遣いを巧みに使い分けて演技されてる感じで、全体的にリアル感がありました。
「慧」って名前を呼ぶだけでもいろんなバリエーションがあり、きゅんきゅんしました。慧への想いが伝わってきます。

◆笠松さんと、リリアちゃんも合ってました。
笠松さんはノリのいい優しいオネエ声で、お悩み相談聞いて欲しい(笑)リリアちゃんは、まぁ当て馬なんですが、嫌な所がない気のいいギャルって感じで、応援したくなりました。

【絡みシーンについて】
伝えるのが難しいんですが、セックスの内容自体がエロいんじゃなく、二人の声や醸し出す空気感に色気があり、なんというか、こう……滾るものがあります(伝われ)笑

実際、個人的に一番ぐっときたのは、本番シーンではなく、エレベーター内で初めてのお誘いキス→お持ち帰り玄関キス→床ドンの一連のシーンでした。(キスの表現が素晴らしい)

喘ぎ声や水音SEを多用した、エロメインのBLCDが苦手な方には聴きやすいんじゃないかなと思います。

【BGMやSEについて】
こちらのレーベルさんの特徴なのだと思うんですが、いつもBGM多め&大きめに感じるんですよね。
(そのわりに絡みシーンの水音や餅つき音(笑)は控えめ)
ですが今回は曲調やSEも場面と合っていたのでそこまで気にならなかったです。

【個人的好きポイント】
役に入り込んだ大河が、慧スイッチで自分を取り戻すシーンが何度かあるんですが、それがすごく好きです。本当の自分で向き合う事ができる唯一の存在って感じがして尊い。まさに縁(よすが)

とにかく、お二人とも透明感のある声なので、原作の綺麗な雰囲気に自然と溶け込むような感じで、とても聴き心地がよかったです!

読みながら聴いたので、ストーリーに感動しながらも、顔がいい!声がいい!眼福!耳福!をずっと繰り返してました(笑)何度でも聴きたい本当に素敵な作品です。

あと私、田丸さんの酔っぱらい演技好きなんですよね……ふにゃふにゃしてて、ぽんこつ感が可愛い(笑)

【キャストトークについて】
以前一緒にラジオ番組もされていたお二人だからこその、自然で軽快なトークが楽しい。作品や演技についても深く語られていて興味深かったです。

確かに、物語の中で役を演じてる俳優をさらに演じる(しかも声だけで)のって、難しいからこそ、やりがいもあるだろうなと思いました。

お二人がホワイトライアーという作品を美しい、綺麗なお話、でもリアルとも言われていて、共感しかなかったです。

【最後に】
欲を言えば、最後の書き下ろしまで聴きたかったですねぇ……レッドカーペットの素敵エピソード。
私はコミコミスタジオで購入し、CDの特典小冊子と、単行本の有償特典のCD(小冊子と同じ内容のボイスドラマ)も入手しました。
特典の話では二人がプチ同棲してました!一緒にお風呂!9分程のミニドラマですが、ぜひこちらも聴いて欲しいです。

またいつかこの二人のその後が知れたらいいなぁ……発売されたばかりですが、恋人になった二人のいちゃラブのおかわり、待ってます。

10

視覚と聴覚で味わう感動

大河×慧

コミックとCD同時発売されるのが
夢のようなコラだね!

コミックを一読してからじっくりとCDを聴いた。
そして、
コミックをめくりながらCDに耳を傾けたという
フルコースで楽しめた。

声優たちが本当に素敵で、

田丸篤志さんの慧の
可愛らしさと、愛を求める繊細な心、
どれだけ感動していいのかわからない!

笠間淳さんの大河が、
すごく優しくてカッコよくて、
溢れ出る一途な想いがダイレクトに胸に響いてくる!

2人の間に揺れ動く感情が、
さらにリアルに感じられる。

初回限定盤の
ボーナストラック・キャストトークの
生の声も大変良かった。

「いいね」が止まらなくていっぱいいっぱい!

感動的な流れが、
視覚と聴覚から
直接心に届けられるなんて
贅沢な時間を過ごさせてもらいました!



・コミコミスタジオ限定特典16P小冊子
描き下ろし漫画12P「a short break」:
(コミックのコミコミスタジオ限定特典ミニドラマCD(有償特典)の漫画)
大河視点で、
大河の休暇中、
2人はプチ同棲生活を楽しんでいる。
恋人同士のやり方がわからない慧に、
大河が愛される方法をを教える。
キスが熱い〜!

7

世界観に引き込まれる作品

原作読んでます。

大河の声が程よい低音ボイスでした。慧も違和感なく聞くことが出来ます!
タイトルにあるように世界観がすごくあり、心が洗われました。
人を信じる難しさ、傷つくことの怖さ、聴いていて切なさが込み上げる作品でした。
セフレから始まった関係なのでエチシーンありますがかなりあっさりしていたように感じました。(個人的感想)BGMとかモノローグとかで結構隠れてしまっていて、原作よりはあっさりしてます!
なので堪能したい方は原作も一緒にどうぞ!
とは言えキスシーンが多く、そこでは聴かせてくれます!玄関キスは萌えます!
ちょっぴり大人の物語。気になっている方は是非!

3

思いのほか良かったです

原作既読です。
こちらコミックスとCDが同日発売だったので新鮮な気持ちでCD聴けました。
大河を演じる笠間さんはあまりBLCDで個人的に馴染みがなかったのですが、お声が良くてとても役柄と合っていました。
慧を演じる田丸さんは何度か他のCDでも聴いたことがあったので、事前に予想できたのですが、二人共とても役柄のイメージにぴったりの声で素敵でした。
ストーリーも素敵で、出会いはお客と美容師という関係でしたが、話が進んでいくうちに二人はそれが初めましてではなかったことが分かって。
言葉足らずな大河だけど、決めるときは決めるところがかっこよかったです。
慧は今までの恋愛で色々失敗したせいか、ちょっと疑い深いところがあったりしますが、最後はまっすぐに気持ちをぶつける大河に心動かされるところが良かったです。
Hシーンも色っぽくて、最初はセフレみたいに身体から先に関係を持つ二人でしたが、思いが通じあってからの甘い雰囲気も良かったです。

2

お二人の演技が素晴らしい

笠間さんの声はこのCDで初めて知りましたがとにかくいい声なんです。髪を切ってもらってからガラッと変わる印象とか、スイッチのオンオフとか…コミックの中の大河を声で表現するのは難しいと思うんだけど、大河ががっちりハマっていて大好きなCDになりました。特にラストへの大河は慧に自分がどれだけ想っているかわかってほしいって心の底から訴えている感じが伝わってきた。そして色気のある声!!田丸さんの慧はご本人もキャストトークで仰っていたけれどすごく自然で、大河に惹かれつつもなかなか信じることができない慧の様子を感じられました。田丸さんの受けって美しくて色気があって最高なんですよ。今作も大好きでした。

1

役にピッタリな声とはこういうことか。

笠間さんが 素晴らしくイメージ通り、売れっ子俳優さんの素敵な男性なんだ、、、ってキューンとしました 久しぶりに。
ほかのキャストの方も 台本もよかったんです。

ただ、前半のBGM. 水音、リップ音が ちょっと私にはやり過ぎな感じがしました。
後半 違和感なかっただけに、なんかちょっと残念でした。

しかし それを鑑みても、原作の透明感がちゃんと投影された 良作でした!レーベルさんの今後に期待。

2

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