誘惑のスウィート・レッスン

yuuwaku no sweet lesson

誘惑のスウィート・レッスン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
河合ゆりえ 

作家さんの新作発表
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イラスト
笹生コーイチ 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥495(税抜)  
ISBN
9784044530037

あらすじ

スイーツ好きな大学生・森下和明は姉に付き合ったお菓子教室で、以前行きずりに同じベッドで一夜を過ごした有名パティシエの間宮歩と再会する。
臨時講師を務める彼は、実力とルックスから生徒に大人気だが、紳士な振りで和明にだけは何故かイジワル。
おまけに過剰なスキンシップに反発する和明に「俺のこと好きなの?」と囁いてくる自信過剰で傲慢な男で…!?けれどある時、間宮のスイーツへの屈折した心情を知った和明は、成り行きで個人レッスンを受けることになり…。

表題作誘惑のスウィート・レッスン

間宮歩,28歳,菓子教室の臨時講師,有名パティシエ
森下和明,20歳,スィーツ好きな大学生,カフェバイト

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

王道ですが

タイトルや表紙もけっこうベタな印象でしたが、読んで見たらこのベタさがいい!という、じっくり楽しめた一冊でした。
攻めの間宮は有名パティシエ、受けの和明はケーキ好きの大学生です。

間宮はイケメンで女性には優しく物腰も柔らかいハイスペックタイプですが、和明にだけは何故か意地悪。恋愛もののセオリーを踏んでいる感じです。

和明はとあるきっかけで間宮と一晩の関係を持ってしまいますが、この後、間宮が講師を勤める料理教室に姉の付き添いで行って再開、という内容。
和明は年の差カップルではスタンダードなやんちゃな学生の受け、という感じです。そのため学生と社会人の年の差ラブでスタンダードなものが好みのかたには楽しめると思います。

しかし、あんまり予想外の展開にはならず、どちらかというと先は読めてしまうのですが、とてもBLらしい、というか、歳の差カップリングを楽しめる作品でした。
攻めの俺様っぷりがわかりやすいというか、和明に対して「お前、俺のこと好きなんだろ?」と言ったり、でも満員のバスでの手を自分の腰に回させて「しっかりつかまっとけ、バカ」と言ったり…。
なにこの少女漫画のヒロインならころっといきそうなベタな台詞!と思ったのですが、そこにニヤニヤときてしまいました^^;
これ以上ないくらい(いい意味で)スタンダードなかなあという作品でした。

間宮の俺様っぷりに和明が泣かされるシーンもありますが、基本的には甘甘ですので許容範囲かなぁと思います。あたりさわりがないという意味では平凡とも言えますが、こういうのはいつの時代も楽しめるのではないかと思います。
ルビーレーベルらしい、とも言えるかも、と思いました。

0

期待以上に萌えました

いや~ケーキ食べたくなりますね!特にあのチーズケーキ。チーズケーキ好きの私としてはすごくそそられました。作中で和明があまりにも幸せそうに食べるので、余計に美味しそうに感じられます。
と、ケーキの感想は置いといて(笑)
何となく、重い系、切ない系、ギャグ系などは読む気分じゃなく、日常的なお話で気軽にBL萌えがしたいと思い選んだ1冊。初読み作家さんですが、あらすじを読んで好みのシチュエーションだったので。読む前は、まあまあ萌えられれば良いかな~程度の気持ちだったのですが、期待以上に萌えました!良かったです!

自分的に一押しのシーンは、ずばり初エッチ前のやり取り!間宮が和明の荷物から出てきたメモを見て「彼女?」と聞くのに対し、和明は違うとはっきり否定します。でも何故か間宮は「隠すなよ」「女もいけたんだな」という言葉を並べるものだから、和明も半ばやけくそになって「彼女だ」と嘘を言っちゃうんです。
すると途端に間宮の態度が激変。「嘘だろ?彼女なんていないんだろ?」と和明を問い詰め出します。もう、この男面倒くさい(笑)結局、和明には彼女がいることを最後まで否定して欲しかったんでしょうね。素直じゃないな~。でも、こういう攻めキャラは好きです。
和明が好きすぎて余裕がない様子が伝わってくるのが萌えますね。

素直で可愛い和明と、傲慢なようで実はすごく繊細な間宮。とにかくこの作品は受け攻め共にキャラクターが良かった。あと、二人とも相手への気持ちがはっきりしているので、いざとなった時に自分からちゃんと行動するっていうのが良かったです。
和明が間宮に1週間ぶりに会いに行った時に、既に間宮が日本でお店を出す事を決めていたと言うのが、もう素敵です!愛ですね~。

攻めのトラウマをシリアスな流れにしすぎず、それでいてしっかりと話の流れに自然に組み込まれているのですごく読みやすかったです。これはオススメ!

1

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