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usagi no mori
原作のやや湿っぽい雰囲気や薄暗さ、思春期故の葛藤、性に対する好奇心や嫌悪感の再現が半端ないCD。
志井と環は榎木さんと山下さんでないと、この生っぽさは出せなかったはず。苑生先生の収録レポによるとボイスサンプルの名乗りの部分で決められたそうで、声質から魂からもうキャラでした。
榎木さんは色々考えてるけど表情に上手くリンクしない志井感が凄い。淡々とした声のニュアンスでぼそっと面白いこという感じ。特にモノローグが楽しいことになってますよね。環に迫ってる思春期爆発みたいなシーンでも等身大の少年らしさが出てて、共感できるし応援したくなります。抑揚を抑えても可愛げが先立つのは声質の利でしょうか。
あと「実際に壺を売る感じで」という先生のリクエストをばっちり再現した「俺を信じて」発言は、光景が目に浮かぶようで笑っちゃいました。反面、「見てく?」で1人でするのを環に見せつけるところはSEもお上手でぞくっとします。
山下さんは声質の持つ柔らかさや誠実さにくわえ、ひんやりした聖域感が環ならでは。清純派アイドルより清純。潔癖さというか、お母さんの歴代彼氏の呪いとか今度は自分の番じゃって恐怖とか色々あってがんじがらめになってしまい、性的なものに対する抑圧っぷりや志井へのガードの高さが出てました。
志井に無理やり迫られるシーン、嫌だって拒むお芝居の臨場感が凄くて、清らかなものほど汚したくなるような変な気持ちにもなりました。得体のしれない自分に対する戸惑いと怯えが良い…。そして「母さんの子供だよ俺、志井も知ってるだろ」の言い方!!環の深淵を覗いてるようでびっくり。否定したいけどできない魔性の魅力があり、志井の反応にも頷けます。
タクミさん役の今井文也さんは、初めてドラマCDでお声を聞きましたが良い意味で今時の若者っぽい軽薄さがあって声もかっこよかったです。一応志井の童貞卒業の相手?ってことになるかな?なのでもし地雷の方がいれば各自自衛してください。私は好きですこういう展開も。環がかなり難しい家庭環境のACゆえ、もしかすると志井の方まで引きずられてしまいかねない怖さがある中で、志井に外部の価値観を与えてくれる人生の先輩であり、恋バナにも付き合ってくれる兄貴分。物語の雰囲気を明るくしてくれて心が助かりました。
今井さんのお芝居はチャラさと落ち着きが丁度良くて、押し付けがましくない色気があり良かったです!絡みはそこそこ分量ありましたが、遊びと割り切った関係なので吐息の表現多めかな?
上手く言えず恐縮ですが、とにかくすごいものを聞いてしまった…という感動でいっぱいです。1巻から約2年の月日を経てCD化してくださり誠にありがとうございます!
原作未読。ドラマCD1の方は声優さんがすきで購入、2は続きを追いたくて購入。
こんなに、当て馬が好きになる日が来るとは思わなかった…!!!!!
大体私BL漫画において当て馬とか噛ませ犬とかそういう二人の間を引き裂く?引っ掻き回す?キャラがめちゃくちゃ苦手で。なんなら嫌いで。まあ大体が女だったっていうのもあるけど。
でも!私はこの作品のたくみさんが!!好き!!
私当て馬とメインがやってても全然大丈夫なタイプなんだけど、それがダメな人は無理かも。
でも珍しくない?大体当て馬とやることになるのって受けの方じゃん。なのに攻めが!!!攻めがあ〜〜!!!www
全然私はこの2人がやってても嫌じゃなかった。
何で私がこんなにもたくみさんが好きになったか気になった人はぜひ聞いてみてください(誰)
でもなんか声と顔のイメージは全然違った。声聞いた時は絶対チャラチャラの髪染めてる陽キャボーイ的な人かと思ったらあれ暗髪なのね??みたいな
あと、私はじめてBLCDで泣いた。
CDの装丁見た人ならわかると思うんだけど、「環が守ってるもの、俺が破ることにする」みたいな攻めのセリフあるじゃないですか。あのシーンで攻めの声優さんの壊れ物みたいな儚い声に心打たれて泣いた…マジで私あの二人の、二人だけの世界めちゃくちゃ好き…そして攻めはこれからもたくみさんと交流を続けてくれ()()
1のほうでも言ったかもしれないけどマジで声優さんの声結構似てるのね!!どっちがしゃべってるのかたまに分からなくなる。攻めの方がちょっとだけ特徴のある声してるから何となく聞き分けてる感じ…。
原作大好きで、ドラマCD1巻最高でした。
2巻からお話グッと面白くなるので続編楽しみにしていました。
めちゃくちゃよかったです。私的には2023年暫定1位のドラマCDです。
割と原作に忠実。違う部分って志井の妹ちゃんが登場しない位かな?なので話にブレはなし。
コミックス2巻の内容丸々収録されています。
描き下ろしの[かわいいおとこのこ]と[おいしそうにたべるおとこのこ]も!
この作品は[生っぽく演じてください]とディレクションされているらしく、大袈裟ではない日常の会話劇でお話が進んでいきます。演技がナチュラル。
志井のローテンションな話し方だけど、心の中では煩悩が爆発してるのも面白い。憎めない志井に結局流されてる(フリしてる?)環のピュアで生真面目なところも絶妙!
あんな綺麗な顔してて素直な子が働いてたらおじさんもおばさんも虜よ。
志井の公衆便所でパンツ洗うシーン、三点倒立で詫びるシーン、チベスナTシャツに居た堪れなくなる志井のシーン楽しみにしてましたが、どれも面白かったです。
苑生先生の収録レポ読んだらチベスナTシャツのチベスナのセリフは山下誠一郎さんなのですね。
コミカルでおもろいです。
もう一つ楽しみだったのは、ニセ環のタクミさん。思ってた声と演技が違ったけど、より一層あっさりしたキャラに感じられてタクミさんに好感持てました。もっと淫乱お兄さん的な演技想像してた。
このお二人主演で製作してくださって大感謝です。とてもいい空気感の作品です。
原作の続きを楽しみに待ってますが、完結までドラマCD製作していただきたいです。
原作既読です。
苑生先生の描く男子高校生二人のやりとりがユーモアもありつつ、環の抱える悩みだったりちょっとヘビーな家庭環境など描かれてて聴きごたえのある一枚でした。
志井を演じる榎木さんの飄々としたお芝居が、環を演じる山下さんと会話のテンポが絶妙でくすっと笑える場面もありつつ、優しさもあって良かったです。
環は母親に対するトラウマからかなり恋愛面は拗らせているけど、お試しで付き合う約束は守ってくれて、いい子なんだけどエッチなことには嫌悪感が拭えない。
そんな両片想いな二人だけれど、まだまだ乗り越えないといけない壁があって一線は超えられない二人のジレジれした恋愛を今後も見ていたいです。
原作の連載はちょっと今お休み中なので、そちらも連載再開を待っていようと思います。
原作既読。
原作を読んだのが大分前だったので、内容すっかり忘れてました。
ススムにつれて思い出してきたこの空気。
近づきたいのに近づけない苦しさ。
好意がスルーされて、無かったことにされる残酷さ。
スルーする受け?の環役の
山下くんの演技がいつも通り瑞々しくて
それが余計に残酷です。
好意を壁打ちし続ける志井役の榎木君も
ナチュラルな演技に定評がありますが、
粘着質とギャグが合わさっても絶妙。
残酷で繊細な関係が、二人の演技力で際立っている作品でした。