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kyoudai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
本選びで失敗したかも・・と、後悔した作品。
萌よりの萌2です。
兄弟
兄弟 ―夏―
兄弟ー冬ー
と、三作あるシリーズ。
読了済みのレビューがまあまあだったので、興味を持って
電子版をこれと夏と二冊購入。
内容よりも、イラストが奇妙で気になったら、著者自身の作画だったんですね。
表紙は劇画調だけど、中の挿絵は、子供の画のようで、余り上手ではないと思う。
手を抜いた絵というか、これなら、挿絵無しのほうがよかった。
主人公は、教育大卒、たまたま空きがあった都内の進学高校の教師に納まる。
進学校の生徒は、優秀で利口。だから問題を起こさない。
担任教師としては、とても楽な仕事。
地味な毎日を送る主人公には、秘密がある。
容姿も、頭脳も、人並み以上の弟が、有名な俳優であること。
弟に強い劣等感を持つ兄。
弟の情交を盗み見て昂奮、自慰の最中を弟に見つかり、それから弟が部屋に忍び込むようになる。
それが嫌で、独り住まいを始めたけれど、弟が家に泊りに来て・・
ジワジワ迫る内容なんですけど、稚拙な挿絵が、シリアスな雰囲気を阻害する。
兄の根暗な劣等感が招く、誤解と妄想。弟に嫌がらせをされていると思い、弟を嫌悪する兄。
兄は、弟の気持ちが理解できない。実は、傷つけtいたのは、兄の悠だった。
兄のウジウジした内言主体で進捗していく、すれ違い
ウジウジ兄がじれったくて、途中で我慢しきれず嫌になる人は多いかも。
丸木先生のkindle unlimited作品
うーん、既読の作品と違いハマりませんでした。今まで読んだお話は設定の説得力が強い分読みやすく盛り上がったのですが、この度は地味な教師の内面を掘り下げた作品でした。
ぐだぐだ悩む人間は嫌いではないのです。でも毎夜弟が部屋に忍び込む、悪夢を見るってのが嫌なら鍵でも何でも対策あるでしょう。脅されているわけでもないんですから。本当は弟が好きで求められるのが嬉しかったんだ…という気持ちなのかと思いきやそうではない(興奮する弟を見下してはいたそうだけど)。弟の嫌がらせがエスカレートするならそこもっと詳しく聞かせてなんだけど、あまり詳細がない割に何度も描かれて飽きてしまい飛ばしてしまいました。
悠のモヤモヤだけの文章が長く続き、半分読み終えても関係は変わらず…エロも他作品に比べると濃厚じゃない…後半にどっとあるのかなという下衆な予想もそこまで叶わず。
学生同士の問題も兄弟と似ているということですがあまりピンとこず、何だか共感も萌えも燃えも足りませんでした。本当に恐れ多いのですが挿絵も不要(後から調べたら初期に発売された作品なのですね。先生の画力、ここからあれになるの脅威です…)
イイヨーイイヨー!こういうのが大好きヨー!ストライクゾーン直球でキマシタワー!
兄弟!血のつながりアリ!一緒に育ってバリバリ兄弟!
好き!!義兄弟とかもいいのだけど、マジ兄弟が一番好き!
ところで弟が兄に言ってましたが「もう落ちるところが無いってところまで落ちないと不安なんだろ?俺が突き落としてやるよ」と。
読んでいて兄貴のどこにそんな事を思わせる部分があった?と唐突に感じました。
それまで兄貴はとにかく弟から逃げて逃げて逃げまくってビビって嫌ってるばっかりだったと思いますけど?
でも最後まで読んでみれば「うーん、、まあ、、そうなの?」と、一応納得はできました。
あと、あんなに毛嫌いしていた弟につっ込まれてしまってからは、手のひら返しでヤりまくりのノリノリっていうのも、、うーん、、よくわからない、と思いました。
でも兄弟モノだからOKヨー!細かい事言わない!(言ってるけど)
本文にはあまり関係ないのですが、高校の生徒が男女付き合って女の子が妊娠し、中絶させるのに中絶費用を部活仲間からカンパしてもらっておきながら「知ってる人は2~3人しかいない」で、それを「バラす」とネタにして強迫されちゃう話がありますが、そもそも部内カンパとかやっちゃう時点で秘密になってないっしょ。2~3人とか言ってる時点でどうなんだソレ。
当然ネタにもならんと思うのだけど、それが強迫ネタになっちゃうのが同級生を妊娠させちゃうようなアホだからですかね。
実の兄弟だということにびっくりしました。
背徳感があれば、もっと盛り上がったと思うのですが、エロさがあったので、それをカバーしていると思います。
弟が俳優というところが、あまりいかされていなくて、なんだか作り物のような世界観でした。
その分、受けの高校教師という職業がとてもリアリティがあってよかったです。
受を全然好きになれなかった。
ガチ兄弟なのでワクワクしながら読んだけど読み進めていっても受のことが好きになれなかった。
なんか性格ひねくれてるし無気力だったので全然魅力がなかった。「兄弟」はなんとか最後まで読んだけど「兄弟ー夏ー」は、好きな展開って思ったけど、でもやっぱり受に全く魅力を感じなくて途中で断念しちゃいました。
受に魅力があったら最高な作品なのになぁ~って感じです。
この話の前に夜光花さんの「堕ちる花」がすごくよかったので兄弟ってタイトルに惹かれて買ったけど失敗でした。
兄弟ものが大好きで、手に取った作品です。
子供の頃は仲が良かったのに、いつしか弟への劣等感から弟を避け始めた兄と、そんな兄を追いかけて無理矢理自分のものにしちゃう弟のお話でした。
と同時に、兄(教師です)の受け持ち生徒の、幼馴染みともめる話も進行していて、兄達の話よりこちらの方が気になって集中できませんでした。
それと、兄の絵がショタっぽかったのも(本来はショタが好きです)、この話には合っていないように感じて、楽しさが半減しました。
兄たちの話も、兄が苦手から好きという感情に変わるのが唐突に感じて…。
設定が好きだっただけに、なんだか残念です。
帯『兄貴、オレもう我慢できない』
丸木さんでガチ兄弟モノと来たらこれはもう読むしかないですがな!
兄の悠〔受〕は高校教師で平凡に生活していきたいと思う様なタイプ。
けれど彼の弟である亮司〔攻〕は人気俳優で、悠はそれを隠しているんですが、以前の学校ではその事がバレてしまい今の学校に移ったという経緯があります。
悠は亮司に対して、ある種コンプレックスと鬱陶しいという気持ちの両方を持っていて、それは過去に亮司に無理矢理抱かれた事があるからなのですが。
スキャンダルでマスコミが張り付き、自分のマンションに居られなくなった亮司が、悠のところへ転がり込んできます。
そして再び兄を抱こうとする弟……。
悠の学校での生徒2人のエピソードもあってそちらも主軸ストーリーの邪魔をしていなかったのは良し。
ふー、やっぱり兄弟モノはいいものですな!
小さいころは仲良くやってたけど
成長するうちに弟(攻)は身長ものびカッコよくなり、運動もでき、女の子にもモテモテ・・
一方兄(受)は女性ぽい顔立ちで、すべて弟に劣る
当然兄は劣等感に苛まれ弟にあたってしまう
そんな自分が嫌で弟と距離をとる兄だが
弟は兄に嫌われたと思ってしまう
兄のこと好きなのに!!どうしたら!!どうしよう!!
気持がねじれて!思いもねじれて!!私もどうしよう!!!
弟×兄、大好物です。直球すぎるタイトルに期待せずにいられようかいやない、と以前から読んでみたかった一冊なのですが。
ちょっと期待が大きすぎたかもしれません。
まず、兄が弟を疎ましく思うようになる過程を具体的なエピソードをもう少し多く積み重ね、もっともっとねちっこく描いていただきたかったです。
それから挿絵が…作家さんご自身で描かれてるようなのですが、お兄ちゃんがショタすぎてかなり萎えました…。普通に「性別受け」っぽくて良いので、もう少し二十台後半らしい容姿で色っぽい感じが欲しかったです。
(イラストだけでも、あの方とかあの方とかだったらもっと萌えるだろうな…と読んでいて思いました。)
そしてどうせなら弟視点をもっと増やして欲しかったです。ラストに少量だけでは物足りません。
総括すると、弟×兄の醍醐味が足りない、禁忌感がもっと欲しいといったところです。
生徒の問題も本筋と乖離し気味に感じました。
少し厳しすぎるかもしれませんが、期待に反して、という意味でこの評価で。
近親相姦モノが大好きな私。
「兄受け」「鬼畜」「エロエロ」と三拍子そろっている作品というのもなかなか珍しいので、喜び勇んで購入。
わくわくしながら読み始めます。
…読み終えて、なんだかあっけなかったなあ、と一息。
いくつか気になった点がありました。
話のテンポ。
最近では、一般小説並みに文章力のある方がどんどんBL界に参入してきてると、個人的に思います。
その中では少し、読者に不安を与えるというか、不安定な感じが否めませんでした。
テンポも、なかなか進んでくれないなあと思っていたら、急な心情の変化に今度はついていけなくなったり。
一番気になったのは、弟を受け入れるようになる兄の心情変化が、イマイチ伝わってこなかったところですかね。
元々シナリオライターさんであるということで、どんな文章を書くのだろうとちょっと期待してたのですが、もう一歩響かなかった感じがすごく残念でした。
それから、唐突に入り込んできた小説のようなもの。
…かなりマジに一回立ち止まって、印刷ミスかと考え込んでしまいました…(^^; 馬鹿ですね私。
おそらく、伏線みたいなものとして取り込んだのだろうと思いますが、それが逆に不安をあおる結果になってしまっていたのがちょっと複雑な気分。いや、読み進めていったら「ああ、それであそこであれが…」って納得はできたんですけど><
…ちょっと辛口に書いちゃいました。
すごく私の大好物な題材だったのですが、ちょっと腑に落ちない部分が多かったので、中立評価にさせて頂きました。
文章も書いて絵も描くんですね…すごいなあ…(*°O°*)