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goumankunshu no senzokukeiyaku
のっけからセクハラ全開。
正直セクハラが雇い主・スーパーイケメン・大金持ち・馬主だから成り立ってるというか、加齢臭プンプンさせたオヤジとか、煮詰まったアレの臭いプンプンの浮浪者とか、変態臭プンプンのオタクとかだったら成立しないほど、序盤は超強引に「君がして欲しそうにしてたから」とかでガンガンセクハラしまくってます。
実際受けは美人さんらしく今までにも何度か馬主にセクハラされてきたようです。
何だかんだで最後までワクワクしながら一気読みさせていただきました。
良かったです。
でも気になったのが2点ほど。
キッチンで3回イッちゃってますが、受けは気絶で終了ですが、その後攻めはキッチンを拭いたのでしょうか?
状況的に収納扉だけでなく床も盛大に汚してると思うのですが、ソレ…やっぱり家政婦さんに処理させたんですよね……どう考えても。
攻めの性格では掃除なんか絶対にしないというか、そもそも雑巾がどこにあるかとか知らないですよね。
やだなぁ、こんな攻め。ホテルじゃないんだから…毎日顔を合わせてる家政婦に処理させるとか…
もう一つは高尾理一さんってもしかして外国で暮らしてたことがあるんじゃないですかね?
気になって調べてみたけど経歴に繋がるものは見つかりませんでした。
なんか、この本に関しては外国が舞台になっているせいか表現がバタくさいというか、ハーレクインぽいというか…
ハーレクイン読んだことないんですけど、受けを女にしたらそのままハーレクインじゃないかな?と思うほど、細部にわたる表現が外国人っぽい気がしました。
アメリカ人イケメン大富豪×日本人ホースセラピスト。
攻めはワイルドな感じの、アメリカ人らしいアメリカ人。
自分勝手さと人間不信をこじらせているのも、金持ちらしくてよかったです。
受けは清楚な感じで、動物に好かれる日本人。
特に攻めが飼ってるワンコとの信頼関係がほほえましかった。
とても楽しく、おもしろく読んだのですが、いまいち萌えなかったのはなぜだろう……
攻めは傲慢で自分勝手なのですが、いいやつでした。だからドS萌えとかはなかった。そのせいかな?
馬の気持ちが分かるというホースセラピストの受けと成り上り大富豪の攻め。
この作品だけではないのですが、外国の方特有のまどろっこしい言葉遣いが、作品にハマりきれなかった1つかもしれません。。
なぜ外国の方という設定になると、こういう独特の話し方になるのでしょうか。。
受けが心優しく馬と心を通わす様子は良かったですが、2人がくっつくのが性急だったのと、調子が良くて自分勝手な攻めがあまり好みではありませんでした。
古い作品なのに今頃レビューして申し訳ありません。(かつ誤字あり修正。。。すいません)
念のためama〇on君で見てみましたが、案の定、中古しか販売してないようです。
でもね、この本大好きなの。
天狗とか狼(じゃなかった鬼だ)もいいけど、
この本もいいよ って思ってレビュー、しかも神評価(笑)
なーにが面白いって、お話全般もそうなんだけど、
牧場に飼われてる犬、猫、馬から受けさんに寄せられる愛情が最高。
めっちゃ動物に愛される体質らしく、猫からは○○を貢がれてやんの(爆)
それで、「けっお前ら何にも貢いでないのかよ」的視線をくらわされた犬。
そのあとの犬の行動は、すいません、本編読んでほしいなあと思うので
書かないです。
基本、あまあまで動物に対する優しさいっぱいの本で、読んでて
とってもハッピーになります。
古い本で恐縮ですが、傲慢攻めさんが嫌でなければ、ぜひぜひ。
高尾さんがお得意のアメリカを舞台にしたもの。
傲慢でお金持ちの海外セレブ×健気な日本人カプです。
作者がどこかで「カウボーイシリーズと銘打ってるものが三作ある」とかかれてらっしゃいましたが実際もっとあるんじゃないでしょうか。これも馬を題材にした作品です。
日本人の身からすると、競走馬じゃない馬ってあんまりなじみがないですが、主人公湊も馬の体調管理のためマッサージをするホースセラピストという聞き慣れない職についています。
仕事でやってきた牧場のオーナージョッシュは、湊の腕を信用せず、最初は冷たく接してきますが、問題のある馬を見事に治療したことから態度を変え、専属契約してほしいと迫ってきます。湊も馬と話ができるという体質をあっさり信用してくれたジョッシュに次第に心を許し信頼関係を結んでいくのですが…
さすが、高尾さんの書かれる攻めは一筋縄ではいかず、「心よりお金」といった感じです。2人は両思いになりますが、ジョッシュは湊を縛り付けるためお金をちらつかせ契約書を書けと迫ります。
別れるときにもめないためというジョッシュに、お金なんていらないとか恋人に契約書はいらないとか自分の気持ちを信じていないのとか湊は散々ジョッシュをなじるけれど全くわかってくれない。最後は「愛を信じるなんて愚かだ」とまで言われてしまいます。
お互い好きなのにちぐはぐですれ違ってる2人がもどかしく、何でジョッシュはこんな「お金お金」って言ってるんだと若干イライラしてきます。
ジョッシュが最後、怪我をしてまで湊を追いかけて自分がなぜこんなにお金にこだわっていたのか、過去を切々と語ってくれるのですが…それがもう痛々しくて、急にジョッシュが可愛くて可哀想に思えて今まで全ての言動が腑に落ち、湊でなくとも放っておけない気分にさせられます。
それにしても湊のように貧しくても無償の慈愛をまいてくれる人間ってなかなかいないと思うのです。出会うべくして出合った2人なんではないでしょうか。
いやー作者様のお話には良くアレが出てきますが、
私には面白い作品でしたー^^
注目すべき点は3点でございます。
まず1点目は作品のビックリ超設定。湊が「ホースセラピスト」で、馬の言葉が分かること。
もうこの時点でツボる人とさようならする人に分かれてしまう超設定でございます。
私は普通に受け入れてしまいました(何)ナウシカがオウムやテトと心の交流ができるのに憧れた人なら多分大丈夫だと思います。
そして2点目。めぞん一刻並のすれ違いかん違い。
おまいらどう考えてもものすっごい愛し合ってるだろう!?Why!?気づけよ!!
と思わず突っ込みたくなるくらいじれったぁぁぁぁぁぁい!
あぁ自分ってなんでこんなじれったいのが好きなのかしらwww
最後に3点目。ジョッシュのお金盲信がすごい。
金金金。なんたる勘違い野郎なんでしょうか。でも湊が金よりも大切なものがあると気づかせてあげるんですね。そこが素晴らしい。
お暇なら是非読んでみてください。
作者様の●●に対する愛が。
それは冗談ですが、こちらの作者様の本を1度でも読んだ事があれば、何に対する愛なのかはすぐに分かるかと思います。
本編としては、頑なな大富豪ジョッシュの心も解きほぐす湊の一途さと頑固さ。
年齢差だけではない(筈)の二人のギャップを微笑ましく見守っていけるのではないかと。
Hシーンもサービス満点ですが、初めてのそれ、に対する湊のアプローチも、それに反応するジョッシュの驚きも大変可愛らしいものですが、やる事はやってます(笑)何しろジョッシュは大金持ちのハンサムで数多くの女性と浮名を流してきたものですから、動物ばかりを相手にしてきた初心な湊が太刀打ち出来る筈もありません。
とにかく、あまあまです。
(最初と)最後に多少のすれ違いもありますが、全編通して甘くラブラブな雰囲気ですので、そういう気分の時には是非。