素直じゃねぇな

素直じゃねぇな
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×212
  • 萌14
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
9
得点
106
評価数
31
平均
3.5 / 5
神率
9.7%
著者
英田サキ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784862632630

あらすじ

恋人と別れたばかりの真路は、その手のバーで知り合ったセクシーで魅力的な男と寝てしまう。そんなことしたことなかったのに、彼にだけ惹かれた。甘く情熱的なキスに翻弄され、優しく奥を開かれる。今まで味わったことのないような深い快楽を与えてくれる彼に、夢中になってすがりつく―。もう会うこともないと思っていたのに、最低の再会を果たしてしまった!そんな真路をさらなる事件が襲い!?スリル&エロスなオール書き下ろし。

表題作素直じゃねぇな

九門 警察官 34歳
佐々野真路 大学生 20歳 

レビュー投稿数9

すれ違いの妙

いやー、面白かったです。
受けの真路が、バーで知り合ってエッチしたゆきずりの男が、実は隣人だった、というところから話は始まります。
受けと攻めで視点が切り替わっていき、二人のすれ違う心理の妙をたっぷり味わうことができました。
切ない部分にキュンとなりつつも、これもラストでの甘々ラブラブへのスパイスだろうなと思えるから、安心して読める。
幸せな気分でページを閉じることができる、そんな一冊です。

6

刑事物はやっぱり英田さん!v

10年以上前の作品とは思えない感じで、新鮮に読破。
やはりこういう事件ものというか、刑事物というかは、英田さんいいなと。

チラチラとサスペンスを挟みつつ、しっかりBL!
というか、もちろんBLの方が主体なんですが、
うまい具合にサブキャラが散りばめられていて、
誰が犯人⁈と、最後まで皆怪しい!(笑)

久門の相棒の相羽さんも気になる存在!

欲を言うなら、真路がもう少し男の子っぽく描かれていたら好みだったかな。
可愛いんだけど、それだけじゃない……って所がもう少し欲しかった。
そして最後までこの名前が読め(頭に入ってこ)なかった……orz

なんにしても、久門がとにかく真路にメロメロなのがいいv
愛しくて可愛くて仕方ないというのが滲み出ていて、
読みながら、ついこちらも頬が緩んじゃうv
後半はラブラブいちゃいちゃで、萌も充実v

サスペンスと萌の絶妙なバランスで、「萌×2」評価!

5

振り向かせようと努力する攻めが良い

面白くて一気に読んじゃいました。
攻めが受けを振り向かせようと頑張るのが新鮮でした。攻めの努力や苦悩(?)が攻め視点で読めるのがこんなに萌えるとは思いませんでした。
攻めの九門さんにとってもキュンキュンして買って良かったです。
(表紙がちょっとアレですが…)

そして、ラストに語られた事件のその後があることで、話に締まりが出てさすが英田作品だと思いました。

蛇足ですが、35歳でオッサン扱いかーと遠い目…。

2

エロオヤジ攻

英田さんにしてはライトな感じで、登場人物もバツイチエロオヤジ攻とゲイの意地っ張りかわい子ちゃん受で互いの感情も分かりやすいのでサクサク読めちゃいます。
好きなのに口喧嘩になっちゃう2人はなんか微笑ましくてバカップル予備軍って感じ。
ストーカーや犯罪がらみの話なんですが、全体の雰囲気のせいかそれ程に怖いとかじわじわくるとかは無し。
あとがきに書かれている様に犯人を予想して読むといいかも、それを意識して書かれてる部分もあるので。といっても本格的な推理物って訳ではないです、あくまでスパイス的に。
九門がまだ若いのに既におもいっきりエロオヤジなのがなんか可愛い。
こういう軽めの英田さん作品も結構好きです。

2

オヤジ攻め大好物

大好きな英田先生と桜城先生のコラボとみたら買わずにはいられません。
英田先生にしては、軽めのお話だったのでさらりと読めました。いつもと違った系統のお話でしたが、オヤジ攻め×意地っ張りなんだけど健気で可愛い受が大好きなので、凄く楽しんで読ませて頂きました。
桜城先生のイラストも萌UPでした。エロセクシー系の大人なオヤジと色っぽい受け様の絵になっていて良かったです。
年の差、エロオヤジ攻め×ツンデレ系の受けが大好きな方にはオススメです。

1

最高のセックスを くれた彼は、最低の男

このキャッチコピーで、この表紙は、さすがに店頭(例えそれが兄メイトでも)買うのが躊躇われて、ネットで買ったら、腰巻き無しの裸んぼちゃんで届いてしまいました 。

それも裏を上にして段ボールに透明ビニールでシュリンク

裏の絵の方が! 裏の絵の方が もっとモロなのにーー!!


お話の展開は
「そんな偶然、ありえないだろーーー!」
って、つっこみたくなるような、幸運な偶然が重なって、ハッピーエンドになる。

これが、普通だったら鼻白んで、
「やってられっかよー(爆弾)」
ってならないところが、英田サキの面白いところ。

文中で主人公が、いろいろの偶然が重なって、自分が奇跡的に助かったのを感謝していて、その思考の流れが、凄く納得いくというか、作者がちゃんと、強引な展開なのは承知していますって認めている潔さ、みたいのがいいのかな

これ、ドラマCDになるなら,九門は十郎太様って言いたいとこだけど、もうちょっとさっぱり目な感じで、坪井さんがいいな。
真路は、、、真路は、、、立花慎之介、、、寺嶌拓磨、、、、柿原徹也、、、、菅沼久義、、、、
とりあえず若い子で!

0

挿絵と本文の違いにちょっと引っかかった

ライトな感じの英田さんでした。
珍しく肌色比率が高いカバーでしたヾ(≧∇≦)
表は受けが裸で、後ろは攻めが裸で受けに口でほにゃららしてもらっています。
どっちを上に向けても危険(笑)

ストーカーや連続暴行事件が話に絡んでいるのですが、そんなにぞっとくるほどでもなく~。
ってかストーカーの犯人、お前かよ(゜Д゜;)?!でしたー。
あの人がとても怪しい!と思いながら読んでいたのですが…普通に良い人でしたw

受け・攻め両方の視点が交互に書かれているので、読んでいる方としては「両思いなのにー。゜(゜´Д`゜)゜。!!!」とすれ違いぶりにヤキモキさせられるというね。

九門さんの相棒・相羽さんでスピンオフ読みたいなー(●´ω`●)
クールと見せかけて中々に…(。-∀-)ニヒ♪
いやしかし真路へ放った言葉が取り返しのつかない状態にならなくて本当に良かった。
あれはヤバい…。
言った本人、即後悔&自己嫌悪してましたが…それだけに(ノД`)
あとがきで書かれていた「大人な策士・相羽×可愛い純朴・田丸」or「オドオドわんこ・田丸×タカビー女王さま・相羽」どちらかを選べるなら私的には後者かなw

ちょっと読んでいて「ん~(o・д・)?」となったのは挿絵と文章の違い。
犯人に襲われ中、本文では手錠が2つ使われているのに、挿絵では1つだけなんですよね。
そこがちょっと引っかかった(´・ω・`)

0

漫画を読んでるような楽しさでした。

漫画読んでるような感覚でスイスイと読みました。
推理も絡んでいるお話でして、
私は英田サキさんの思惑通〜りに最後まで犯人がいまいち判らなかった、再読だったのに。
あれ?こっちじゃなかったっけ?とか。
初読の時は深読みし過ぎて、怪しい人がいっぱいになってしまい、
この人実はヤバイ人格で、救いがないオチになるのかなぁとか、
実はこの人で、あったかいオチになるんじゃないかとか、
色んな事を考えながら楽しく読んでました。
まぁ、私はどうも普通の人より気付くのが相当遅いので、そうなったのかもしれないんですが、
ま、とにもかくにも楽しく読みました。

その推理部分は、話の軸の背景でありまして、
メインは勿論素直じゃない真路とスケベおやじと言われちゃう九門のお話であります。
題名の通りこの2人は素直じゃないので、
会ったらすぐに口喧嘩してます。
でもそれが見てて楽しい。
なんか深刻じゃないんですよね。
九門は「ま、気長にやるかー」ってなもんで。
それでもってこの九門、すぐに手を出すんだなー。
で、次の日職場でにやけてるみたいな。
私には鹿乃しうこさんの「Punch↑」の牧のにやけ顔を連想してました。
あのぽややや〜んとした顔。
私、あのすぐに妄想の世界に入ってるぽやややん顔好きなんですよね。
おいおいオッサン、よだれが出てるよっみたいな。
なので、九門もすぐにそこに直結してしまい、楽しくなりました。
ま、牧の方が商談中にも昨晩の事が離れなくて、相手が「は…?」の発言する位重症ですが。
(九門はそこまでではない…と思う)

そんな感じで話は進んでいくので、
心にズシンとくる読み応えがあるものが読みたい時には不向きかも。
恋敵が素直に引き退ったりとか、ちょっとあっさりし過ぎかなと。
でも、楽しくぱーっと、時には軽くじーんと
っと軽いものを読みたい時にはいいなっと思う一冊でした。

後、関係ないけど、心細くなってる真路を抱きしめながら寝ている九門のイラスト、私には九門が犯罪者みたいな顔してるよ!っとツッコミたくなりました。
夜光花さんの冷たい月シリーズの獣人の1人みたいな…。
すみません、読んでてツボに入ってしまい、つい書き記してしまいました。
まぁそんなツッコミをつい入れたくなる位、九門が好きになったっという事で…桜城さん、すみません!

0

推理しつつきゅんきゅんしつつ。

ドSでスケベオヤジな刑事の攻めはもろ好みのタイプでしたが、言動にこどもっぽさを感じる受けは何となく最後まで好きになれませんでした。どちらかと言うと、気持ちをひた隠しにして仕事上の相棒という立場に徹していた当て馬の相羽さんさんの方がキャラとしては好き。
文章は読みやすいしストーリーも推理しつつきゅんきゅんしつつで惹きこまれるしで、あっという間に読み終えました。攻めが当て馬のことを好きだと勘違いしていた受けは切なかったし、読後感としては良かったです。

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