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真崎中也は、幼い頃に両親を亡くし、兄と二人きりで生活をしていた。
ところが、その兄が突然、書置きを一つだけ残して、行方不明になってしまった。
実は、中也の一族は、吸血鬼ハンターをしており、兄はその潜入捜査のために家を空けたようだった。
けれど、今まで大切にされていたのに、突然兄から突き放されたように感じた中也は、途方にくれていた。
そんなある日、怪我をした中也が病院を訪れると、類い稀な美貌と、高貴な雰囲気をまとった医師・門倉将威が人間の血を吸おうとしている場面に出くわす。
将威は、吸血鬼だったのである。
慌てて止めに入った中也だったけれど、代わりに血を吸われた上に、いきなり唇を奪われてしまう。
美しい青年が好みという彼は、キスだけで中也をとろけさせてしまうが、どうやら兄の行方を知っているようなことを口にする。
なんとしてでも兄の行方が知りたい中也は、彼の後を追い、瀟洒な洋館に入り込む。
そこで将威に捕まえられた中也は、館の中に囚われてしまう。
「――私のものになりなさい」
将威は、兄の無事と引き換えに身体を差し出すように命じられ、身体をつなげるが、それ以降、紳士的に扱われ決して無理強いをされることもなかった。
中也は、そんな将威や、その周りにいる吸血鬼と触れ合ううちに自分の「ハンター」としての仕事に疑問を覚えるようになって……
という話でした。
ものすごく簡単に言ってしまえば、世間知らずの中也が、捕まえられて優しくされて、将威にメロメロになってしまう話。
すっごく簡単。
もちろんその奥には、「どうして吸血鬼を殺さなければならないのか?」という大きな問題も含まれていたりしますが、何せ中也にあまり「ハンターである」という自覚がないので(半人前ということらしいですが)、その辺りのことはそんなに突き詰められることなく、あっさり中也が結論を出してしまいます。
なので、本当に中也が甘やかされている話がメインになるのかなー、と思います。
世間知らずな受けが、年上の攻めに甘やかされる話がお好きな方にはオススメです!