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シリーズものらしいのですが、この作品の続編はなかったからこれで完結なんでしょう。
なんだかすっきりしない終わり方です。
宇一の義母は結局あのままなんですかね。あそこまで出張らせたんだからちゃんと決着付けて欲しかった気もします。
まさかの海外逃亡で幕締め。これはハッピーエンドと言っていいのか微妙な気もしますが、二人が幸せそうなので良いんですかね。
この作品はあまり深く考えずに読むと良いかも!
媚薬エッチの二人の余裕の無さは萌えですよ。
里見海音は、逆らえないくらい怖い姉がいる以外は、ごくごく普通のサラリーマンだった。
その姉に頼まれて、見合い会場に断りに出向いた時から大きく変わってしまった。
見合い相手の若山宇一は、金髪碧眼・容姿端麗のお金持ち。
どうして見合いをするのかわからないぐらい。
ところが、意外なことに海音は宇一に気に入られてしまい、「結婚相手はお前でいい」と言われてしまう。
どうやら宇一には、この見合いを引き受けなくてはならない事情があるようで……?
事情を聞いた海音は、宇一のために嘘の花嫁となることを了承する。
ところが、敵の罠にはまり、食事に媚薬を盛られた海音は宇一と身体を繋げてしまって……?
という話でした。
なんというか、わずか1週間ちょっとの話だったので、まだまだ二人の関係は入り口、というところで終わってしまったのはしょうがないと思うんですが。
途中の理屈がよくわかりませんでした。
宇一の側の事情というのが、宇一の母親は随分前にいなくなってしまい、その後、父親は別の女の人と結婚してしまったそうなんですが、その母親に邪険にされて育って、居場所がない思いをずっとしてきて、変にお金があるだけに、逃げ出せなかったのを。
お見合いして、里見家の人間と婚姻関係を結べば「自由にしてあげる」と言われたから、というものだったんですが。
その条件を出したのは、宇一の祖父で、宇一の祖父は昔詐欺師をやっていて、そのときに稼いだお金が外国の貸金庫の中にあって、それを宇一が里見家の人間と婚姻関係を結んだら、渡す、という話があったからなんですが。
宇一が海音を連れて帰ったときに、「宇一と海音が身体をつなげたら遺産を渡す」という条件に変えちゃうんですよね。
それが、このまま遺産を渡すのは悔しいから、という理由だったんですが。
その辺りの理屈がまったくよくわからない。
何でそんなことをしなくちゃいけないんだろうか……? と頭の中にクエスチョンマークがいっぱいで。
おまけに最終的には、宇一の義母の方が一枚上手で、食事に媚薬を盛って二人にさせちゃうんだから、何のためにそんな条件を付けたのか? 素直にさっさと渡しておいた方が得だったんじゃなかろうか……? と、考えてしまいました。
そんな感じで、なんか話の筋がめちゃくちゃだなー……と思ったんですが、海音の性格がよかったのと、宇一も決して無理やりではなかったのと、で話が持ったような気がしました。
細かいことをつっつきだしたらキリがないよなー……と思うので、そういうのが気になる人には向いてないと思います。
二人の関係はとてもよいので、気にならなければ楽しく読めると思います。
ところどころの会話のコントめいたところは面白かったけれど、ぶっちゃけると、どうでも良い内容であった。
文がヘタかなぁ…そこが残念に思う。
きっともとはちゃんと書ける方なのだろうが、手抜きされている感じを見受ける。プロでなくても、もっとちゃんとした文が書けるのだから、プロ意識をもう少し持って欲しいと思った。
タカツキノボルさまの挿絵は必見。
森本あき / 御曹司と政略結婚!? (ラヴァーズ文庫)
純愛:☆☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆☆
登場人物 受:里見海音 攻:宇一
花嫁ものです。
今回も姉の身代わりという設定で、本当は弟狙いという話。
弟の海音も姉の身代わりということで、両親合意の元、本来新婚生活を送る宇一の元にいき、そのまま初夜をむかえてしまいます・・。
両親合意が厳しいですね~。
逃げ場ないので・・。それと海音も結構頭弱い系なんでしょうか。
気がつかなさすぎ。つっこみどころ満載ですが。
原作が森本さんということもあり、最後はハッピーエンドでした。