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uso tuki to ookami

レビューを書こうとして原作を持っていることに気づきました。
つまり原作既読なはずですが、まったく記憶になかったため、初めての印象で楽しく聴取しました。
ストーリーは少年漫画の事件もののような感じで、登場人物がみんなかなり単純で浅慮なので、話がどんどん進むのですが、軽い感じがします。
父親の復讐のために個人営業の美人局もどきのようなことをしていた朝比奈奏が、やくざ幹部にひっかかって事件に巻き込まれて、父親の仇がわかって、という展開なのですが、奏の単純で無鉄砲で感情的なところを、白井悠介さんの小悪魔的なかわいさのある演技がすばらしく表していました。
父親の仇を探すために日々、奮闘しており、いい年齢になっている青年の口からぽんぽん飛び出す小学生男子のような言葉の数々、乱暴なタメ語、おっさん、インテリ、という失礼なあだ名など、白井さん以外の方が演じていたら、早々に無礼でお手打ちにされていたのではないかと思いました。
桜田鷹臣を演じた川原慶久さんの演技も素晴らしかったです。変態なのか?いや、そう振舞っているだけの用意周到、頭脳明晰なやくざだ、いや、やっぱり変態なのか?いや、そう振舞っているか?と奏が振り回されたように、聴取側も見事に振り回されました。
だいぶ突拍子もないお話でしたが、メインお二人の演技と声の相性がぴったりで楽しかったです。