盃、いただきました

sakazuki itadakimashita

盃、いただきました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
17
評価数
7
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
小川いら 

作家さんの新作発表
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イラスト
高城たくみ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784344811096

あらすじ

父親を亡くしたばかりの高校生・乃木坂澪の前に現れたのは、ダークカラーのスーツにサングラスで身を固めた美貌の男・高原誠司。
暴力団組織の顧問弁護士だと言う高原に澪が聞かされたのは、自分でも知らない出生の秘密だった。
澪は指定暴力団赤間組組長の孫で、3人の兄がいるらしい。
しかも、赤間組では澪を「跡継ぎ」として歓迎しており―。

表題作盃、いただきました

31歳,頼りになる赤間組顧問弁護士
16歳,赤間組組長の孫で怖がりわんこ系高校二年生

その他の収録作品

  • 赤間組若頭の心得

レビュー投稿数4

嫌いにならないでね……って、なるかーい!

歳の差、体格差がお好きな皆さま、こんにちは。
今回は15歳差という素敵設定、しかも受けは可愛子ちゃんときております。
この子は庶民派健気なもので、わたくしところどころジワっときてしまいました。
そして「うまくできるようになるから、嫌いにならないでね」って…どんだけ可愛いんですか!

**********************
受けの澪は、たった一人の父親を突然の事故で亡くした16歳の高校生。
途方に暮れていたところ実は自分が広域指定暴力団・赤間組組長の孫で、兄が三人いると知らされ、しかも跡を継ぐことに。

攻めは赤間組専属の弁護士、高原。
女子ならばうっとりするくらいの男前で、澪の長兄とは幼馴染みの31歳。
16年前に姿を消した澪と父親をこの度発見しました。
**********************

いわゆる一般ピープルで、今まで父親と慎ましくものんびり穏やかに暮らしてきた澪にとっては、赤間の家は毎日胃の痛くなる切ない日々。
暴力団という異質な環境、兄三人との微妙な距離感、そしてなぜか自分が跡目を継ぐ方向になっていたことにも。
そんな澪の心の支えは自分を丸まんま受け入れてくれる高原で…

高原、素敵…
「○○だからね」だとか「訊いてごらん」だとか、口調が柔らかい攻めって大好きです。
嫉妬してたの?とチュウしちゃう(鼻血噴きますから…)タラシ風味も最高ですし、しかも腹黒な一面もあるという(笑
こういう悪い大人が純真無垢な子供にヤラレちゃうっていう設定が本当に好きなので、できればもっともっとイチャコラが読みたかった。
ただこの口調やイケメンぶりと挿絵の高原は、少し違和感ありますねえ。
もう少し挿絵の高原には、ノーブル感があっても良かったのではないかと思います。
まあ高原だけでなく、モノクロ挿絵はちょっと…というか、他の方も書かれていたようですがかなりな残念さなのですよね。
カラーなんかはひじょうに可愛らしいのになあ。

この作品、四兄弟共にお相手は同性となっております。
若頭の中岡と次兄の優の仲はともかく、長兄と三兄の間ってなに?なに?という違和感が。
そっちまで必要だったのか、ちょっと納得しがたいですねえ。
実の兄弟が嫌というわけではないのですが、作品柄まったく背徳感はないですし、この二人でないとという必要性が感じられません。
どうやらこちら、次作で登場するようですが、そっちを読むかはその辺りもあってまだ検討中です。

2

イラストが、

…………残念です。
表紙のイラストは可愛い感じなのに、中のイラストは動きが固い。
腕の長さとか肩幅とか、骨格が…。キャラの顔も微妙に違う感じです…。

主人公の澪がチンピラに絡まれて、客取らされそうになったりしてるけど…

そこばかり(イラスト)気になって、内容が頭に入ってこなかった……。
ほんと、もう、残念です。そんなんで、話が読めなくなるんで、自己嫌悪だわ。

でも、澪は可愛いし、次兄の優は襲い受けで良いキャラしてます。
そのシーンは挿し絵で描かれてて、(この挿し絵は大丈夫)澪が扉に張り付いて聞き耳たててるのが面白い。

0

お父さんが事故死しなかったら、

父親の事故死が、きっかけで自分に兄がいることや、祖父が自分を探しているという事を知った。
三人の兄
一癖・二癖ありの兄
暴力団組長の孫に驚き、跡継ぎとして、探されていたことに悩む。

0

主人公はわんこ系でしょうか?

主人公がとても可愛いです。

内容は他の兄弟の恋愛話を少しずつまぜてあり、そちらも気になります。
高校生の主人公がいきなりヤクザの世界に放り込まれ、あわあわしているところにてを差し伸べる弁護士。
歳の差好きですので、かなりドキドキしながら読みました。

弁護士の「相手は子どもだから」「跡継ぎだから」とうジレンマの中、主人公を応援する姿がかっこよかったです。(詳しくは描写されていませんでしたが・・・)
主人公がちょっぴり情けない、だけど後半に進むにつれて肝が据わるストーリーには、なんともいえない感じです(良い意味で)

兄弟仲がギクシャクしていたり、付き人の友達?ができたりと内容は多彩なものだと思います。
後半は結構甘々でした。

2

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