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mitsugetsu honey moon
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
受けが不憫で健気な感じでした。
結構複雑な人間関係なのですよね。
攻め=姉の婚約者 な時点で複雑なのに、由生くんは不倫関係により誕生した子なのです。
残念ながらお母様はなくなってしまい、不倫相手である父親のところに引き取られているのですが…そらー正妻さんからしたら嫌な存在ですよね。。。
自分の旦那が不義理を働いた結果が常に視界に入るなんて不愉快極まりないでしょう。
それでも幸いなことに虐待とかはされること無く、大学にも通っているわけです。
個人的に、別荘の回想シーンが一番切なかったです。
そういった環境で育った由生くんにとって“結婚”は不可侵で神聖なものでなくてはいけないのです。
…そうじゃないと悲しい思いをする人が出るってことを知っているから。
だから自分の貴博への気持ちは隠し通さないといけないって思っていたんですよ。
でもちょっとした気持ちのすれ違いでもめちゃいまして…その際の由生くんの気持ちの吐露がもう切なくて…。。。
だってねーその時にやらかした貴博の発言は…由生くんの家族設定を思うと無神経というか残酷というか…読んでいて苦しかったです。
そのことを本人自覚したから良いけどさ…。
攻めは…紳士と思いきや、とんだ変態黒紳士でした。
薬で眠らせて悪戯したり、バター突っ込んだりwww
「もう逃げるな、二度目はない。今度俺から逃げたら殺す」とかーwww
それにしても攻めが執事と話しているときに、受けのことを“雪うさぎ”と評してたんですがピッタリです。
降り積もった雪の庭をぽてぽてとうさぎのコート着て歩いているのを想像したらもう…!
しかもこけたその後更に雪にはまってジタジタしている姿なんてもう…!!!!!
ヤバイよ可愛いよ!!!
しかもその様子を攻めと執事がしっかり窓から見ちゃってるというwww
構いたくてウズウズしながらも執事の前でそれを隠そうとしている貴博にもニヤニヤwww
そうそうお姉さまが、とても自由人なんですけど嫌なタイプの人ではなくて寧ろ好感を持てたのですよ。
芯を持っている人って格好良いです。
うじうじしている由生を叱咤してくれて…あの家族の中で由生のことを“家族”として認めていたのは多分お姉さまだけなんじゃないかな?
幸せになって頂きたいものです。
雪に閉ざされたイギリスの古城……
というなんともロマンチックな設定。
姉の夫をずっと思い続けている家族の愛に恵まれなかった受け、
薬を盛って眠らせたところに悪戯をするハイスペック攻め、
そして、想いが通じ合ってから
(というより、受けが実は両想いだと知って)繰り広げられるエロ。
と、コテコテ要素が色々てんこ盛りの作品。
不憫な受けは好みじゃあないし、グルグルしている受けにイラッともするし
こんな訳ないじゃない!とツッコミたいところも数多あるが、
ここまでファンタジーだとそれはそれで、悪くないと思ったりする。
ただし、後ろのSS「再会は蜜より甘く」は
相変わらずグジグジしている受けに呆れた。
舞台はロンドン、ちょっと設定が日常的になっているせいもあって、
ファンタジー気分で読めないところが、少々ウザいです。
もう一編もっと短い「甘い蜜の永遠」は、夏休みに再び古城を訪れた話。
本に夢中になっている受けを縛ったりしてH。
ちょっと変態気味ながら甘い話です。
「すぐに忘れるから…。」と切ない誓いのもとに姉の婚約者である久我貴博(くがたかひろ)に1度だけ抱かれた由生(ゆき)。抱かれてから3年、姉がいきなり失踪してしまい、それのせいで、また貴博のところ(英国)へ行くことに。昔と変わらず優しい貴博に「今も好き」だという気持ちを必死で隠そうとする由生。
一方、貴博も3年間由生のことを忘れられず3年後、英国にやってきた由生を睡眠薬で眠らせ、抱いてしまう。
そんなちょっと泣ける話です。私は健気な由生に感動しました!!
こちらでは驚くほど低評価ですが、私は結構好きなんです。あまりにも今までのレビュアーさまと評価が違い過ぎますので、正直なところちょっと躊躇してしまったんですが、やっぱり思い切って書かせていただきます。
由生(受)は、雪代さんらしい健気ちゃんですね。ちょっとビクビクし過ぎですが(うさぎだからか・・・)。
貴博(攻)は、なんというか卑怯な大人でしたね。その上、ちょっと変態入ってるし。私も、あの薬を盛って云々だけはダメでしたが、それがなければ、ストーリーも十分許容範囲です。
BL界に多数生息する『俺様』『傲慢』『鬼畜』攻(大キライなんです)に比べれば、貴博の姑息な所業なんて可愛いもんだ、というのが本音ですね。薬に関しても、『媚薬で無理矢理』が多いことを思えば、『睡眠薬で悪戯』なんて大した問題じゃないいんじゃないかとも。
だからと言って、私はやっぱり貴博の行為は好きではないです。あくまでも比較するなら、の話ですが。
貴博単体で好みかと言われれば、ハッキリと違います。でも、私は由生は大丈夫なんですよ。ぐるぐるも自虐も後ろ向きも、別に苦手ではないどころか、むしろ好きなので。
健気受(不遇でも、そうでなくても)がとにかく好みですので、結構先にあげた要素は標準装備なんですよね。だからCPもなんですが、作品としては決してキライじゃないんです。
ただ、『これはダメ』という方がいるのもよくわかるんですよ。そのあたりは、好みの問題ですね。
雪代さん自体が、好みの別れる作家さんなのかもしれません。健気受が多いですし。でも私はかなり好きな作家さんです。
先にレビューされてるお二人が趣味じゃない評価をされてますが、いやぁ…私も無理でした。
受けにイライラさせられました。ウザい~。
なんの取り柄もない受けです。顔はいいらしい。
不幸なおいたちで、ビクビクオドオドしてて。でも姉の婚約者(攻め)に横恋慕して、結婚前に頼んで抱いてもらう。いざってときに罪悪感で「やっぱりやめて」みたいなことを言うんだけどさ。アホちゃうかと。マイナス思考で、グルグルしてる。でも構ってちゃんな行動はとる。信じてるらしいが、なにかあるとすぐに相手を疑う。とことん卑屈な態度。不用意な行動ですぐ危険な目にあうが、自力では解決できず、攻めに助け出される。
攻めはそんな受けが好きになる。攻めはいったい受けの何を気に入ったんだ?
この攻めも意味不明。
真実を話せばすむ話なのに、受けに薬仕込んでエッチなことをしたり、意味がわからん。薬をしこむ必然性が皆無だよ。萎える。
姉の妊娠オチにも脱力。なんだかなー、周りがすべてお膳立てを整えてくれて、受けは何の努力も覚悟も必要なく流されてたら大円団って…。
なんの取り柄もない主人公がなんの努力もしなくてもイケメンに執着され愛されエッチされ、それでも攻めの本心に気づかずに「嘘つき…(涙)」みたいなノリで自分をあわれんでる話は苦手です。ひたすら寒い。
姉の夫・久我貴博(28)強引俺様攻め×義弟・小早川由生(21)健気受け
しらじらしさが漂って、萌えきれなかったです。
以前に発行されていた時からの変更としては、挿絵の変更+書き下ろし+特別付録小冊子の内容が収録されています。
挿絵は、個人的に前の方が好きでした。
妾腹の子として目立たないように小さくなって生きてきた由生が、初めて気になった人は、家庭教師で、姉の婚約者になる貴博だった。
思いを隠したままでずっといたのに、家庭教師を続けられなくなった日に、思いがけず「好き」だと言ってしまう。
一度だけ抱いて欲しいと優しく抱いてもらって、忘れると告げてずっと会うこともなかった。
ある日、姉が失踪したという連絡があって、貴博のいる英国の古城へ行くことになって……。
姉の居所をつきとめたら、すぐに帰ろうと言う思いがありありとわかります。
まだ思いを引きずっていることも。
貴博は好きな人と言うよりも前に、姉の夫で。
諦めなくてはいけない。側によって、思い出したくない。
それなのに、都合がよく大雪が降って、雪の古城に閉じ込められることになって、意外に黒い貴博が由生をどうやって落とすかを考えていたりで、逃げようがなかったです。
健気受けも鬼畜エロも好きなのに受け入れられなかったのは、幾つか理由があります。
貴博が睡眠薬をもって、寝ている間に由生の身体を弄ぶ。
ええーっと、驚きと萎えがやってきました。
そんなに大事にしようという気持ちがあるのなら、もう少し待つべきだろと思いました。
恵まれない境遇の所為もありますが、積極性ゼロの由生の態度にどうしても苛立ってしまう。
そして、貴博が思わせぶりに自分たち夫婦の事を隠し続けていたこと。
ぱっと話してしまえばお話にならないのかもしれませんが、姉が大事な由生にとっては一番それが気になることで、真っ先に話してあげるべきことだったはず。
その大事なところを外して、先に身体からというのは、ちょっと無かったです。
後は、由生の姉が凄くいい人だったからですね。
鈍くさい弟のこともよくわかっていて、姉なりにかばったりと、気が強いけど、気風がよくて気もちのいい性格です。
それだけに、由生と比較してしまったからかもしれません。
色々と順序さえあっていれば萌えたし、共感ができた話だと思います。
再会は蜜より甘く
書きおろしの短編です。
抱きたくてたまらない貴博と、まだ不安が残る由生で、結局は甘々に。
甘い蜜の永遠
特別付録小冊子だったもののようです。
本に夢中な由生に嫉妬しての拘束Hで、甘々です。
エロ:★4 ラブラブなHがたっぷり。あれな所にバター使いなど。
総合:★2 健気受けも大人しい受けも好きなのに、ツボが合わなかったです。