ひみた
Botanical Love
Kindle unlimited に登録があったので、木原先生の「恋するラビット」を読みました。編集者の宮本とオーディオブックの朗読者souのお話。宮本は顔が整っていて、souの超ファン。souは蔦科でその特徴から声質が良い。蔦科の人間は体の何処かから植物が生える。
蔦があること、それで虐めにあったからsouは自分のことを醜いと思うのかもしれませんが、視力を失った宮本主軸のお話で彼の顔は分からず、蔦がどこにあるのかも分からないままであれこれ想像してしまいました。宮本の方が年下なのに、社会性や顔のこともあるのか彼を「あなた」と呼ぶのも良いし、朗読を聞いてみたくなった。またsouが声は優れていても自分では要らないと言い、卑屈で狭小と自認していたり部屋が汚くしていたりと、そういう人らしさとかこれからどう宮本と過ごしていくのか、もっと読みたくなりました!