てんてん
hanaregatai kemono kirakira no hon
本品は『はなれがたいけもの キラキラのほん』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
アシュが子供特有の病気になるお話です。
金狼族の小さな子供がかかる病気があります。
命取りにはなりませんが、
子供から子供に伝染していくため
群れで暮らす狼にとっては避けて通れぬ病です。
そのため一定の年齢と体重に達した時
3日間、薬草を煎じた苦い薬を飲むという
対応策がとられています。
この対応でかかっても軽症ですみ、
周りの子にもうつりにくくなります。
またこの病は1度でもかかっておけば
2度と同じ病にならないのです。
基準に達したアシュが服用することになり・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームでアッシュが病対策の薬を飲むお話です。
苦みが強い薬にアッシュが格闘する様や
ディリヤのご褒美対策など
親子のやり取りがかわいらしいのですが
この病が狼だけではなく人間もかかると知らされ
ディリヤも服用することになるのですが
オオカミと人間の両方がかかる病の薬は
他にもあって・・・というオチで
その後のユドハとのやりとりに
ディリヤのちょっとした甘えが見えたのが
ほほえましくて楽しかったです。