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sasra
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
サスラもようやく?あっとゆうまの4巻です。
ティティの贖罪の旅もようやく終わりを迎えます。
罪を犯したときの姿のまま年をとることも声も出せず食を楽しむこともできず死ぬこともできず
自分のささいな嫉妬から二人の恋人たちを無限の輪廻へおいやってしまった
罪を背負い恋人たちの出会いと別れを傍観と手助けを繰り返す。
手助けできても恋人たちの最終はいつもつらいものに。
大正
関東大震災~日中戦争と夢を追うには難しい時代。
震災の中偶然 竜に助けられた京介は震災の時に肉親の母を失い竜の弟分として
育てられることに。
どのお話もいつも同じなのはアケト生まれ変わりが強烈にセシェンの生まれ変わりを愛するということ。
竜が19歳京介が12歳
年下攻め~です。ショタではございません。
震災から五年の月日が流れ17歳になった京介はある日突然竜への気持ちを自覚する。
竜と恋中の菊乃に誘われるがまま体を交わらせてしまう。
菊を通して竜をつながりたい・・・・。エロティっクざんす。
二人は結ばれながらも京介は将校として日中戦争で・・・・竜は空襲により命をおとす。
現代~。
ついに・・・・ついにですよ。一巻エピローグで現れた無口な少年それがティティだったわけです。
何度となく二人の生まれ変わりを探しては手助けをしてきたティティ。
一巻冒頭で飛行機事故にまきこまれた3人は、エジプトの砂漠へ不時着します。
今までのお話の中で一番笑えます。アケトの生まれ変わりの剛将はなんともまぁドイツいた時のレオンハルトにすこーし性格が似ているかも。
やり手でありつつスケベ~なうえ、変な自信家でそのうえいつもセシェンの魂を信頼している。
不時着した際にティティが勝手に歩き回ったことで遭難してしまいます。
そして連(セシェン)は覚醒してゆきます。ラピスラズリの指輪を神殿へ返す。その時がきたと。
そしてティティの贖罪の旅がようやく愛する二人の元から召される時がきたのです。
うぅぅ最後の最後でティティがしゃべれるようになり言葉をかわす連。
連だけどセシェンと言葉をかわし過ちを悔いそして光の中へ消えてゆきます。
うぅぅ泣けるー。
しかし、アケトの生まれ変わりの剛将はそんな幻想的なあとでも俗物的で連はお怒りモード(笑)
剛将の夢の中でみたセシェンは絶世の美人だったため普通の大学生の連がセシェンとは思わず暴言はきまくり(笑)
連も負けじと「前世の剛将さんはみんなかっこよかったのに」と言い返します。
言い合おう二人はこちらからみたらお似合いなんですけどね。
剛将は自分の感に自信があり連のことを「まったくタイプじゃない」といいつつも手を出そうして
連が怒っちゃいます。
剛将があまりにもセシェンを褒めまくるので前世と今の自分の違いに戸惑い剛将が前世のセシェンを好きだから自分を抱こうとしてると想い拒みまくります。
デリケートな連とガサツな剛将。
紆余曲折ありますが収まるところに収まった二人は様々な時代を生き出逢いと別れを繰り返しながらも互いを尊重し合う素敵なカップルです。
きっとこの輪廻は終わらないような気がする。
幸せと不幸せはつねに隣り合わせであり輪廻の中で出会った様々な時代のつがいは幸せだったと想うのです。
またきっと二人は出逢い恋をするんだろうなぁ。
【カップリング】
大正編→華族のボンボン年下×背中に竜の彫り物がある博徒
現代編→リッチなアートディーラーで不良おやじ×大学生
罪を犯した恋人達、死者の国には行けずに
何度も転生し、お互いの記憶をなくすが、必ずめぐり合い、恋に堕ちる。
神の怒りもようやく癒えたのか
少しずつ悲恋が薄れていく大正編。
とにかくカップリングがーっ!!!
男が惚れるような男の中の男!美人年上博徒を
華族のボンボンが攻めちゃうの~vvv
もっそい萌えましたっ!!!
現代編では、感動のグランドフィナーレです。
過去の記憶をすべて取り戻した二人は
もう敵同士でも、身分の差もなく、なんの障害もないのに
この気持ちは前世の記憶が影響してるから?と、悩むのですっ!!
くぅ~!!!
前世では、あんなに紳士でかっこいい王子だったアケトは
不良おやじのアートディーラーにw
絶世の美人神官だったセシェンは、普通の大学生にw
前世で、あんなこと、こんなこと、いろーんなことしてたのが
ぜーんぶ蘇りますっ!
どんな結末を迎えるのでしょうか?うふふふふ。
ここまで続いてきたSASRAもついに最終刊。
何度も出会い、愛し合い、別離を繰り返してきた二人は幸せになれるのか。
というワケで大正編。
時は大正。関東大震災で親を失った京介は浅草一帯をしきる安藤組の組長の息子、竜に助けられた。
京介は竜の弟分として育てられるうち、少しでも竜に近づきたいと思うようになる。
博徒になりたいという京介に激しく反対する竜。
そんな時に京介と父親だと名乗る男があらわれ、竜は半ば追い立てるように京介を父親のところにやってしまい……
竜さんのかっこよさにやられました。
職業博徒で、なんとも漢らしい受。
シリーズ中に今までない感じで、そうきたかーと。
息子のように弟のように育てられた京介はまっすぐな青年に育ちます。
年下攻と疑似親子、二つのツボをぐりぐりされてノックアウトされました。
えろシーンの時まで格好いいよ竜さん!!
そしてエピローグ、ついにこの長かった宿命にも終着が見えてきます。
ここから先は二人次第かーとしんみりしていたら、続きには後日談の「last story」が。
4人で書いてるリレー小説という性質上仕方ないのかもしれないけれど、この長い後日談は正直ない方が物語としては綺麗かもししれないと思いました。
後日談とは言っても、二人が平和にいちゃいちゃしてるわけではなく、激しく波瀾万丈。
誘拐されるは監禁されるは、一つ大きな運命を乗り越えたところだったはずなのにまた二人して生命のピンチ。
これじゃあティティも死者の国で安心してられないよ!!
と思う一方で、罵りあっているカップル萌えの私には大変なご馳走でした。
うん。楽しかったです。
この連休であっという間に読み終えてしまいました。
きっと皆さんが望んだ終わり方で良かったな~とは思うのですが、各話の温度差の違いからキャラに対する熱量も変わり転生を繰り返す悲劇な二人のことを繋げて見れず感情移入できなかったことが敗因です(苦笑)
現代編も木原先生ぽい気がするんだけど…そうなると分担具合が大分違うよね。
終盤はまぜて書いたりしているのかな…。
兎にも角にも各作家さんの味が出るお話の詰め合わせだったとは思いますが、好みが合わないとなかなかですね。
でも誰が書いたか公表していないのはいいことかも。
そこだけ読んじゃう可能性ありますしね。
やっぱりシリーズものは最初から最後まできちんと読んでこそですもんね。
なんだかんだ現実離れした時間を過ごさせていただきました。