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shihaisha wa tsumi wo daku
小稜(シャオリン・受)は、幼いころの記憶がないままに、飛鶲(フェイウォン・攻)の家に引き取られて育てられ、18歳になった今は彼に仕えています。『5歳までの記憶がない』小稜は、感情が12・3歳程度にしか『育って』ないんですね。だから、言動は年齢不相応に幼いです。ショタ臭いんですね。クマのぬいぐるみ抱えてるし。
【え~、以下激しくネタバレですのでご注意ください。『気になること』に関係してるので】
小稜の『記憶喪失』に関わる事件についてなんですが、飛鶲が小稜の父親を殺害した、というのが・・・
『殺人』そのものがどうこうではないんです。これが、脇キャラクターが実行犯だったとか、あるいは飛鶲が殺したのがまったく無関係の人物だったら、特に気にならなかったと思うんですよ。
ただ、『目の前で父を殺した男』との恋愛、というのはちょっと深刻すぎると思うんですが、そのわりにたいした葛藤もなく(と感じたんです)、あまりにもあっさり乗り越えちゃって拍子抜けでした。
幼いころにそれによって記憶を失うほどのショックを受けて、その相手に引き取られて一緒に過ごすうちに慕うようになって・・・それが全部一気に引っ繰り返るんだよ!?根っからの『ドロドロ』方向に持って行くストーリーだったらまた別ですが(そうして欲しいとは思ってもいませんが)、『ラブストーリー』にここまでのものは必要だったのかなあ、とちょっと複雑です。
いえ、でもなんだかんだ言っても好きなんですよ。スピンオフ(言わば掻き回し役の脇キャラクター・明霞がメインの『独裁者は愛に迷う』)ほどではないですが、それでも好きには違いないんです。
う~ん、2作とも別にキャラクターが好みなわけでもないので、なぜ・どこがと訊かれてもわからないんですけどね。
あとイラストですが、表紙カラーと本文モノクロのキャラクターのイメージ(特に小稜)が違っていて、読みながらなんとなくヘンな感じでした。