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gokudou alpha to happy wedding
トルク先生は、商業デビューする前からweb版で読んでいて、
なんとなく作風が好きで 作品をほぼ全部読んでいる。ホッとする結末が良い。
この物語はややコメディで、結婚相談所の担当、恩田が良い味を出していると思う。
婚約破棄で掴んだ幸せ。
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●笹塚 直央:オメガ 25才
直央の母はΩ、父はβ。高校の時に両親は離婚。
パラディソス・ホテル& リゾート 、ブライダル 部門 のウェディング プランナー勤務3年目
直央の同性婚の式は、ホテルのプロモーションに使う予定だった。
婚約破棄に困った直央は結婚相談所へ行き、紹介されたのが「ご職業ヤクザ」のα。
●岸谷 寛貴:ベータ 直央の元婚約者。
駅に向かう途中の路上で「男Ωと結婚できない」と婚約解消を告げる。
理由は、のヒートに生涯付き合いきる自信が無い。子供も欲しい。
●千波 大志:30才
「運命の番」に憧れるα。
結婚相談所で紹介されたイチ推し。(結婚相談所の担当員恩田の紹介が凄く面白くて爆笑)
「永威会系「 城岡組」若頭、城岡組直系 二次団体「 千波組」組長」
●小春:3才。
千波の姉の子。おしゃまで可愛らしい。
●五郎丸:千波の犬、ハスキー とてもアホで可愛い。
一番最初の出会いから、直央は千波にどんどん流されて・・
姐さんに納まり、ハピエン。
始まりは辛くて、直央が呆然としてるの悲しかった。次に直央の置かれた状況、結婚式をあげるのに新郎が居ないって絶望的。心は傷ついたままなのに動かなきゃいけないって切なかった。
それでも大志との出会いは良かったと思う。契約には驚いたけど、大志なり考えたなが伝わる。
戸惑いながらも距離を縮めていく様子は微笑ましいし、大志の紳士的な態度も素敵だった。
元カレ達の策略には腹が立つけど、雨降って地固まる。直おうの揺れてた気持ちが決まって良かった。強く求め合うふたりも最高!
お式も幸せ溢れていて素敵でした。まさにハッピーウエディングでした✧*。
幸せになれという希望と呪い。
冒頭から直央が不憫で(泣)
結婚式の準備もしてたのに婚約者から突然結婚できないと…。しかも蔑みの言葉までかけられ。
タイトル通りオメガバースもので結婚式がテーマです。最初は直央がウエディングプランナーとして勤めるホテルの、ウエディングのPRのために自分の結婚式を行う予定で、あと半年後に迫ってて今さらできませんって言えない!なことから結婚相談所で攻めこと大志と出会うんです。
この大志が本当によくできた人で。
差別意識もなく、運命の番にひたすら憧れ続けてきて。自然体で男前でザ・アルファな体格差で。
直央は訳を話し交換条件を契約して花嫁修業のため城岡組の本家に住むことに。これで大志には結婚式に新郎役として出てもらえることに。
この花嫁修業というのが引っかかって萌え所を削ぐというのか。なぜお互いの解釈を擦り合わせないのか?
直央をまるごと包み込んでくれる、受け入れてくれる大志!アルファなのにオメガをいたわってくれて苦労しただろうって(泣)
色々事件もありましたが、とにかく大志の大きな愛情で!直央は自分の過去やオメガ性のあり方や幸せについて気持ちの整理ができて。
ウエディングプランナーになった理由も泣けます。もとは両親の関係や母親の「オメガだから幸せなお嫁さんになりなさい」という言葉が希望であり呪いでもあり。
とっても良いお話でした。
気になったのが直央はどうして自分からは大志に好きだとちゃんと伝えなかったのかな?