とらのあなだけで手に入る限定特典つきコミックも充実!
aishiterutte ienakutatte
同性間の親密なつながりを求める感情を、あくまでも友情に類するものと位置づけしています。
同性の想い人が、実は叶えられることのない異性愛で一杯である姿を目の当たりにして、自分の気持ちを相手に伝えることを控えてしまうところまでは、そういう結末もありだと思う。ただその気持ちを妻に聞いてもらうことで昇華させることを決めて、妻のところに帰ることも、夫が恋に決着をつけて帰ってくると知っている妻が、『今夜はハンバーグよ』(不惑の大人な喜ぶメニューなの?)と伝えること、この主人公にとって人生の伴侶も心を許せるのも終始妻であって、気味なほどヘテロの世界観で簡潔しています。
読み終えて、BLとは感じませんでした。