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jinrou shachou ni yatoware mashita ~ shinjin zeirishi ha baby sitter ? ~
初作家様、大好きみずかねりょう先生。
子どもが攻めの実子だったら萎えちゃうんですが、兄の子どもを引き取ってるってことで安心して読み進められました。
結の不慣れなところがかわいらしい。
人工呼吸にあたふたしたり、大和に「おまえ」と呼ばれてドギマギしたり。
楓と付き合う中で起こるあれこれは、子育て中の私にも共感ポイント多数。
危ないところにはきちっと大和が登場、痛くない、ちびっ子かわいい、みずかねりょう先生の絵がぴったり合う1冊でした。
みずかね先生なのでマストバイ。なんだけど、攻め、受けとも好みのタイプのキャラではなかったので中立にしました。モフやちびっこ、ピュア受けが好きという方なら良いのかも。本編260p弱+あとがき。
祖父が亡くなり、その祖父の言いつけに従い東京の高級住宅街にやってきた結。天狼不動産で税理士として働く想定だったのですが、訪れた天狼家では、お子様がいなくなったと大騒ぎの真っ最中で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
楓(3歳、表紙の子)、月森(攻めの側近)、妖子(楓の母)ぐらい?月森がいまいちなあ・・・
++ 攻め受けのキャラについて
攻めは人狼さん、人型、ケモミミの人狼型、完全獣化の3パターンあり。不動産業営んでいて、それなりの才覚、人狼としてまとめていこうとする能力はあるはずの方なんでしょうけど、そこが今一つ分からなかったために、イケメンなんだけど萌えあがる箇所があまり無かったでした。受けが好きで、「なかなかの男殺しだな」などというセリフを吐いてはいるものの、恋心できゅんきゅんする!って感じがしなくて・・
受けさんは付喪神なんかが見えちゃう力を持っていて、天狼家に仕える人間の一族の末裔の方。祖父により閉塞的な環境で育てられたため、無色透明世間知らずちゃん。スマホも23歳になるまで持ったことないって方で、天狼家で三歳の楓をいかに育てるかってのに四苦八苦する様子は、微笑ましいんですけど。
なぜかダメだったんです、この受けさんが。涙しちゃうところがあるのですが、そこは「泣くな!」って思っちゃうし、世間知らずというか危機感少ないってところで楓ちゃんを守り切れないところがあってイラっとしてしまったし、最後月森に嫌な目にあわされそうになるんですけど、そこもなんだかなあ・・と感じて。
月森も月森、キャラとしてあまりにもあまりな感じがして嬉しくなかったでした。もうちょっとひっそり思いを寄せていて、こらえていたけど我慢しきれずってパターンならこちらも読んでいて受け止められたかなあと思って。
今一つキャラが好きになれなかったお話で残念でした。楓は可愛かったんですけどねえ・・・