アルファポリス第9回BL小説大賞大賞受賞作!

虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される

shiitagerareta usagi ha unmei no tsugai ni ryakudatsu dekiai sareru

虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×211
  • 萌7
  • 中立7
  • しゅみじゃない11

--

レビュー数
20
得点
212
評価数
64
平均
3.6 / 5
神率
43.8%
著者
志波咲良 

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イラスト
さばるどろ 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784434308239

あらすじ

希少種であるライラック種の兎獣人のオメガ・カノンは、政略結婚により、同じライラック種のアルファ・レイに嫁ぐが、いわれのない冷遇を受け、虐げられる。発情期の度に義務的に抱かれ、それでも孕むことのないその身を責められる日々。耐えられなくなったカノンは屋敷を出るが、逃げ出した先にはカノンの運命の番である虎獣人のアルファ・リオンがいた。「俺と番になって、世界一のお尋ね者になる勇気はあるか?」肉食と草食。禁断を超えた愛の行方は――

表題作虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される

アルファ,虎獣人
オメガ,兎獣人

レビュー投稿数20

どうやって幸せになるんだろう

はじまりのページを開いた瞬間に、胸がギュッと締め付けられました。
二人が向かい合っている綺麗なイラストに惹かれ、タイトルで少し覚悟して読み始めたものの、最初の一ページ目からぎゅっと心が締め付けられました。
きっと幸せになるんだ、大丈夫、と自分を励ましながら読むすすめたものの、途中で何度も心がくじけそうに……!

それでもカノンの心の辛さを考えたら、最後まで読み進めないわけにはいきませんでした。


内容について多くは語りませんが、最後はすっきりと読み終えることができました。
愛が、友情が、見栄と虚飾を打ち破ります。

リオンによってカノンが幸せになる、心揺らされる物語。

自分の中だけにしまっておくには惜しいと思ってレビューを書かせていただきました。
一人でも多くの方に、このお話が届くように願っております。

7

表紙で購入

獣人が大好きなので、イラストみて即決購入〜
挿絵がなかったのは残念だったけど、十分に楽しめました
ボリューミーなストーリーと、二人のイチャイチャが可愛かったです!
うさぎちゃんが最後、尻尾を振っておねだりする誘い受けが一番好きなシーンです。
二番目に好きなのは、カノンがレイに立ち向かう瞬間です。
それと、個人的に一番好きなキャラはミケちゃんでした。嫌味のない、素敵な子ですね!

次回作にも期待です〜

7

性癖!

タイトルに偽りない内容で、作者の「カワイソウが好き!」という性癖がすごくわかります。良い趣味してらっしゃる!(褒め言葉
そんな可哀そうなカノンが最後は幸せに!最高にエモです!王道ドンとこい!
しっかりケモケモなところも嬉しいですし物語的に壮大なのも大満足。
文章も整っていて読みやすいので色々な人にオススメしたいです。

7

タイトルで買いました!

初めはオメガバースで政略結婚ってどういうこと?と思いましたが、読めば納得。
子供が出来ないことを理由に蔑まれるカノンが可哀想でしたが、物語に惹き込まれるきっかけにもなりました。


個人的には中盤以降、リオン視点が描かれているのがよかったです。最初は運命の番ってだけで盲目的に愛するタイプなのか?と警戒しましたが、何を考えて動いているのかが判明して、強く応援する気持ちになりました。

基本的にはシリアスな雰囲気で進んでいく物語ですが、肉食の国ではクスリと笑えるシーンもあり、
バラエティ豊か!

エチエチなシーンも、ちゃんとケモケモ設定が生かされてて良かったです。

総合的に判断して、神評価にしました!

6

もふもふ最高!

不遇な主人公の姿が萌えてしまう自分にとっては最高の作品!
愛に障害は付き物、とよく言いますが……禁断の愛だからこその見せ場が沢山あり、大満足です。

悪役のレイは酷い旦那だったけど、読んでるとアラネラの方には少しファンになってしまったり……
本当に、キャラのかき分けが凄かった!

最後は推しが幸せになってくれて、涙が止まりませんでした!

6

常識と慣習に抑圧された世界で

 オメガバースの作品を読んだのは始めてですが、主人公であるカノンと世界観を上手く結びつけていた様に思えます。
 αとΩ。肉食と草食。カノンが属するのは両特性において被食者側であり、序盤は翻弄され虐げられていたが、一つの出会いを切っ掛けに変わって行く。
 色々な人と出会い、見識を広げ、時には自らの行いに後悔しながらも、自身の信じられる信念を貫いて行く。そう言った繊細さと強かさを兼ね備えて行く彼の姿に惹かれました。
 リオンもまたαでありながら、傲岸不遜とは程遠く。互いが互いを思い遣る心が、この世界に蔓延る偏見などを溶かして行く要素なのかとも思えました。

 情事のシーンも序盤はインモラルな雰囲気から、徐々に情愛に溢れ、カノンの積極さも現れたりと。二人の関係性の変化が現れていたのもまた良かったです。
 最後まで気持ち良く読めました! 肉食の国に入ると何事!? と思う位に凄い印象に残る方も居ました(笑)

6

ボリュームタップリな一作

とにかくボリューム満載です。主人公にはあれやこれやと展開が起こります。それでいてしっかり話が落ちるところまで描かれています。
いい作品だと思います。

5

とらうさ

官能と不憫に染まった、抑圧された生活。
行き場なく高まる熱は解放を求め、それは読者にも乗り移り、指先は次のページを捲る。

目を逸らせない背徳に、香り立つ描写。
真っ暗な洞窟で先から感じる熱を手探るように、奥へ奥へと物語に踏み入っていく。

これは引き込まれる。

肉食獣と草食獣の出会いから動き出す物語は、BLという枠を越えても楽しめる作品になっている。
読んで損のない作品なので、是非、手に取っていただきたい。

またモフモフしている要所要所のケモケモしさは特筆に値する。
とてもさわりたい。
すごくさわりたい。

5

初めてのオメガバース

オメガバースが何なのかは知ってましたが、
小説で手に取るの初めてでした。

大賞作品ならば……
とドキドキして購入。

大成功でした!

運命の番がこんな風に現れてくれたら
最高だなあ、というシーンを見事に
再現してくれていて、
リオン大好きになりました。
カノンも虐げられていたのに
強い子だなぁと関心。

二人が早く幸せになってほしかったので、
ハッピーエンドに満足です!

4

素人にも優しいBLな気がする

訳あってデビュー前から知ってる作家さんですが、世界観の作り込みと人物描写が大変素晴らしいです。

BLが初めてでも世界観に引き込まれるのでかなり読みやすいのではと思います。
もし、僕のように初めてαとΩについてわからない人がいるならその辺りに関しては下調べしておくと良いかもしれません。



あとイラストも凄く良いです。絵の感じは凄く好みなタッチです。

良い文章と良いイラストが合わさって最強に見えるというやつでしょう。個人的に文句なしで神レビューです。

4

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