イラスト付き
doushite ore ga bl eroge chara ni!?
読み物としては、コメディタッチで気軽に読め、面白かったです。
ただ、BLとして萌えたか?と言われると、ど、どうかなあ、、、という感じでした。
主人公がゲームの世界に入ってしまうわけですが、転生モノ、というわけではなく、本当にゲームの世界。
ゲームの舞台になった村から外には出られません。
そして、ゲームの世界の住人達も強制力はないものの、その設定に沿って暮らしているよう。
全然、本文でそういう記述があったわけではありませんが、私の感覚として、【村】という閉鎖的なイメージもあってか、よくよく考えるとホラーだよな、、、と思いながら読みました。
最終的な着地も、BLではあんまりありそうで見かけなかった展開で、新鮮でした。
私が知らないだけで、もしかしたらあるのかもわかりませんが。
この終わりに向かうなら、作中なんとなく腑に落ちなかった主人公の感覚もありかなと思いました。
腐女子的な感覚で行くと、作品そのものよりも、ゲームのストーリーの方がむしろ気になり、BLエロゲやってみたくなりました(笑)
作品随所で、攻め以外との絡みがありますが、比較的にノリが軽いので、サラッと読めます。