「氷雪の王子と神の心臓」コミコミスタジオ限定特典番外編SS 氷の皇妃と春の魚

hyousetsu no ouji to kami no shinzou

「氷雪の王子と神の心臓」コミコミスタジオ限定特典番外編SS    氷の皇妃と春の魚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
4
得点
23
評価数
5
平均
4.6 / 5
神率
80%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
氷雪の王子と神の心臓

商品説明

コミコミスタジオさん限定特典。
「氷の皇妃と春の魚」
14ページ2段

春になり、ロシェレディアとイスハンが魚を獲りに行くお話です。

レビュー投稿数4

超可愛いの

めっちゃ可愛いお話でした。本編好きそうだなと思う方は、これめっちゃおススメしたいです。本編では全く書かれていないですが、おそらくロシェレディア15歳ごろで、イスハンとお出かけして川で魚を獲って食べるお話です。ああ可愛い。

++

朝ごはんの席でイスハンが「魚を獲りに行こう」と言い出します。あれこれ調整大変だから思い切って今日行こう!と出かけたはいいけれど・・というもの。

昔、イスハンから聞いて楽しみにしていたというロシェ。そしてその願いを何とか叶えたいと頑張るイスハン。途中で敵国の兵が出てきたり、ロシェの力が活躍したり。イスハンが焼いた魚が食べたいのだといいはるやんちゃなロシェが愛おしい!

小編ですが二人の魅力がぎゅぎゅっと詰まったとても好きなお話でした。先生、有難うございます!ロシェが可愛すぎます!

3

大切な思い出。

ジョレスがそばに居るし、ロシェが嫁いでまだ間もない頃なのかな。

春になり、約束していた魚を獲りに行こう、と朝食の席でイスハンから誘われたロシェ。
魚を獲って、イスハン自ら焼いたのを食べる、までが約束の予定のロシェが、かわいい。
どんだけ食べたいんだ、と思いつつも、それだけイスハンからの手紙が嬉しくて羨ましかったんだろうなぁ、とホロりともなる。

すぐ近くの山に行くまでにも一波乱あって、皇帝と皇妃のお出かけは大変。
なので、今回思いがけず2人きりでの魚獲りとなり、嬉しい時間だったのでは(*^^*)
自分達で獲って、焼いた魚は、何よりも美味しいご馳走だったことでしょうね。

子供のような2人が微笑ましく。

あぁ、ロシェは大きな海の魚を焼いて食べる事ができたのかしら。
できてるといいなぁ(˘•̥ω•̥˘)

1

五年の意味

3回「5年」という言葉が使われているのです。
ロシェレディアの「だって五年も待ったのだ」という言葉と、「五年前のこの国は、自分の想像よりもずっと深刻に痛み、ほころんでいたんだろう。」という文章と「何しろここまで来るのに五年もかかったのだ」という表現。

本編ではロシェレディア10歳でイスハンが14歳の時に焼いた魚の話をしています。

そしてイスハンがこちらの小冊子で「懐かしいな。自分で魚を焼くなど三年ぶりだ」と言ってました。

なのでこちらのお話はイスハン19歳、ロシェレディア15歳のお話で「契約式」が終わった一年後だと思いました。ロシェレディアがアイデース帝国に来て三年目、イスハンが後宮から帰還して一年後なので蜜月期なのです。

ロシェレディアが夢見たイスハンとの自由がここにありました。二人とも一緒にいて一緒に体験出来ることが、本当に嬉しくて幸せに感じているのが良く分かりました。

他国からの圧力もまだなくて、剣の問題も起きてません。何よりジョレスが普通にロシェレディアに接してますから。

本編ではロシェレディアがアイデースに来て六年後にあの事件が起こるのです。

やっぱり続編が読みたいです。海の魚を食べる二人のお話を読みたい!

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かわいい二人が堪能できる

イスハンとロシェレディアのお二人がお好きな方なら、コミコミスタジオの小冊子は外せません。
むしろ、本編が結構しんどいので糖分を補うためには必須です。
前作の小冊子も素敵でしたが、幼い二人が書かれたこちらも素敵。
イスハンから約束していた魚をとりにいこう、と誘われて嬉しさのあまりジュースを凍らせちゃうロシェがかわいすぎる。
辛い過去でも、ロシェレディアと共にやり直せば良い思い出だったに違いないと言うイスハン。
「この先はずっと思い出を重ねていこう」というイスハンの言葉が素敵ですが泣けます。
ロシェレディアはこの数年後には身体を失ってしまうのですから。
結末がわかっているがゆえにどうしてもせつない気持ちになります。
こういう幸せな二人の番外編をもっともっと読みたいです。

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