お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
kuroneko chibi no nocturne
最新レビュー欄でこにしそるさまのレビューを拝見して、んん?!となり、電子書籍で購入して読みました!
可愛いお話でした。
三日月に銀で出来たものを贈ると願い事が叶うーなんて、ものすごく大好きなシチュエーションです。
チビの黒猫だった時に助けてもらったお礼が言いたくて、三日月にお願いして、人間にしてもらった黒猫チビのお話です。
助けてくれた和成大好きなチビが可愛くて可愛くて(*´∀`)
人間の姿になったとはいえ、どうしてもやることが猫(ΦωΦ)。
ミルクを床にたらして舐めようとする所はびっくりしました。
お皿についでに、舐めるぐらいだと思ってたら、床に直置きかよ!みたいな。
猫だったんですもんね、しかも野良。
お皿につぐなんてわかりませんよね。
そんな変わった男の子を和成はあと3日間だけいる洋館に一緒に住まわせてくれました。
最初は関わるなと言っていた和成ですが、チビのやることなすことに振り回され、なんだかんだと世話を焼いてくれます。
妾腹と蔑まれて育ち、酷く扱ってきた義母、親族を見返すために冷酷非道に一族の長にのぼりつめた和成ですが、本当は優しい心を持った人なんです。
一緒に過ごした3日間の最後の日、チビが覚悟を決めて、和成に助けてもらったお礼を言って猫に戻ろうとした矢先、義母の嫌がらせ(というには犯罪)から、和成を守ろうとしてチビは刺されてしまいました。
最後の力を振り絞って和成にお礼を言うのです…(´;ω;`)ブワッ
そして和成の腕の中で黒猫の姿に戻ってしまいます。
そこで和成はようやくチビが本当に三日月にお願いして人間にしてもらったという事を理解します。
「月の雫」という絵本に書かれていたお話の通りの事がおこっていたのだと。
和成はチビを抱いたまま、三日月を映す水辺を探して、三日月にお願いするのです。
この子を返してくれと。
12歳で母を亡くしてから復讐だけを考えてようやく手に入れた一族の長の象徴として渡された銀の鍵を三日月への貢物として。
三日月は和成の願いを叶えてくれます。
チビは再び人間として和成のもとへ。
後半「もう一度月に聞いてみて」では、人間として暮らしていくために勉強中のチビ、白銀(という名前を和成からもらいました)と和成のお話です。
和成の仕事が多忙すぎて、白銀と一緒にいる時間がほとんどなくて。
もっと和成と一緒にいたい白銀と猫だった事がバレないようにはやく人間らしく振る舞ってほしい和成とのすれ違いで、見てるこっちがやきもきしてしまいます。
そしてすれ違いから喧嘩してしまい、白銀を酷く扱ってしまった翌日、布団の上には黒猫が一匹…。
和成は白銀が黒猫に戻ってしまったと思い、右往左往します。
あの和成が。
ここは読んでて笑ってしまいました。
和成は黒猫を連れて3日間一緒に住んだ洋館へ行くのですが、そこに白銀がやって来ます。
黒猫は本当に猫だったのです。
迷い込んでしまったところをタイミング悪く和成に見つかり、和成は白銀だと思ってしまったのですね。
でも、これですれ違っていたふたりはようやくもう一度お互いの気持ちを確かめる事が出来たのです。
後は幸せになるがいい(・∀・)ニヤニヤ
とても好みなお話でした。
嫌なヤツも出てこないし。
義母が嫌なヤツではあるのですが、登場してきて云々というのがなかったので、嫌な気持ちになる事もなく。
白銀や和成を取り巻く、秘書のお二人や家の女中さんも優しくていい人ばかりなので、ふたりのすれ違い以外に変に気分を害する事もなく、甘々と微笑ましく読み終える事ができました。
電子書籍ではあとがきがついてなかったのが残念でした…
ファンタジーや擬人化系、ケモ耳系はあんまり読まないのですが、歳の差カップルが好きなので読んでみたいと思った作品です。結果的に読んで良かった!ちょっとショタチックですので、ショタが苦手な方はご注意を。
日本が舞台なのにどこか外国を思わせるようなお屋敷のお話で、二人を結び付ける絵本の内容も何だか外国のお伽話のようです。
「三日月はお腹をすかせているから、銀をあげると願いを叶えてくれる」とか、猫の集会とか何ともかわいい。
黒猫のチビが犬に襲われていたところを助けた和成。チビは和成にお礼が言いたくて、月にお願いしてたった一度だけ人間にしてもらいます。
和成は冷たいところもありますが、本当は優しい人だとわかっているので安心して読めます。
一人、妾の子として、一族の人間を見返すためだけに奔走してきた和成が、チビと出会って孤独から抜け出し、チビはチビで恩返しのために身を体して和成を守ろうとする、なんとも暖かいお話でした。
後半の、結ばれてからのお話のほうが、すれ違いが多くて辛かったかも知れません。梅雨が明けたら和成が遊んでくれると淋しさを我慢するチビが健気で…。どうにも健気な子供が主人公のお話に弱すぎる自覚があるので、自分に合っていて良かったです。
ヒヤヒヤさせられるシーンもあるにはあるのですが、あまり大事にならないうちに収まるので、癒し系のお話だと思いました。
それと、イラストがとても合っていると感じました。猫耳はそんなに登場しないのであってもなくてもよかったかな?とも思いました。
でも、猫耳チビを執事に見られた和成が猫耳を付けさせる趣味を持っていると思われ、「趣味もほどほどに」と言われるところがおもしろかったです。
レビュー拝見して、どうしても読みたくなりました。
素敵なレビューをありがとうございます。
可愛い本に出会えました(*´∀`*)
黒猫、擬人化のワードに心踊り手に取った1冊。
まさか、こんなに泣いてしまうとは思わなかったです!黒猫のチビがとにかく可愛い!健気で、心優しく、何においても一生懸命。そんなチビだからこそ、孤独を抱える和成の心を開くことができたのだと思います。
チビが人間の姿になり、和成に会いに行った目的はただ一つ。助けてくれたお礼を人間の言葉で伝えること。
お礼の言葉を口にするとチビは猫に戻ってしまうのです。和成が洋館に滞在する3日間。その間だけ共に過ごしたいと思ったチビはお礼を言うのを先延ばしにすることに。心の中で三日月に謝るチビがまた可愛くて…!
最初は冷たい態度だった和成が、チビに絆されあれこれ世話を焼く姿にニヤニヤ。特に嫌がるチビをお風呂に入れるシーンが好きです。街子さんの挿絵もまた可愛いくて萌が倍増!
和成の引っ越しの作業を一緒にしたり、たった3日で二人はどんどん親しくなっていきます。
そして迎えた3日目の夜。義母に嫌がらせをされ続けても無視し続けていた和成ですが、この夜ついに最悪な事態に。
ここからは涙なしには読めなかったです。最期の時を確信してもなお、和成を想うチビの姿に涙が止まりませんでした。
佐伯家の家宝である銀の鍵と引き換えに三日月にチビを人間にして欲しいと頼む和成。いつの間にか和成にとって、チビは何にも代えがたいかけがえのない存在になっていたのですね。
気づいたら本編の最後のページまで泣いていました。
続編は、和成がちょっと先走りすぎて二人がすれ違ってしまうお話。和成がチビのためを思ってやているのはわかるけど、ちょっとやりすぎです!
和成はチビと喧嘩をした勢いで無理やり犯してしまいます。反省するも、翌朝ベッドはもぬけの殻で代わりに黒猫が1匹。佐伯はその猫をチビだと思い必死に話しかけます。その様子があまりに可愛くてにやけました。秘書二人に見られているのが何とも(笑)
結局、本物のチビが居たのは二人の思い出が詰まったあの洋館。ここで和成がチビに言った一言「ゆっくり急げ」は名言すぎる。和成の優しさ、チビを愛する気持ちがこの一言に込められているように感じました。
健気で可愛らしい黒猫チビに癒されました。ほんわか心温まる素敵な作品。読んで良かった!
表紙のイラストも可愛いんですが、タイトルロゴも凄く可愛いんですよ~。
黒猫マークが入ってたり肉球が入ってたりしてもう猫スキーとしてはこのタイトルロゴ見た時点でた、たまらんっ…って感じ。
助けてもらった黒猫が月に祈りを捧げて少年にしてもらうという可愛くてファンタジックな話。
雪代さんの書く健気で一生懸命な男の子は大好きなんですが、それに加えてチビ[受]は元が猫なのでヒラヒラ動くカーテン見るとじゃれついちゃうし、お風呂は怖がるしとかなり天然も入っててそこがまた可愛いのだ。
チビの助けてくれた傲慢なご主人様、和成[攻]の孤独と人間不信で頑なになった心をそんな天然で一生懸命なチビが少しずつ溶かして行くとこはセオリー通りなんですがやっぱいい。
頑固な人間嫌いな男の心を純粋な少年が開かせて行くっていうのは小公子とかあのパターンの王道なんですが王道なだけあって安定感はあります。
後半はチビの人間としての勉強が始まるですけど、周りの人達もみんないい人達なのでそこも安心して読めました。
そして人間になると頑張るチビが可愛い。冷静さを装っているけど内心は結構チビにメロメロになってる和成も可愛いです。
話にややご都合主義な所はありますが、ファンタジーちっくな話なのでそこはまああえて雰囲気に流されて目を瞑ってもいいかな。
ちなみにチビは人間になると15歳の少年になります、ちょいショタで半ズボンが可愛い~。
野犬に襲われていたところを助けてもらったのが最初。
「チビ」と呼んでくれたその男にお礼が言いたいと月に願いをかけた。
人間の姿になったチビは、その男・佐伯和成に会いに行くが・・・!?
というお話。
一生懸命なチビは可愛いです。街子先生のイラストが雰囲気UPさせてますね。
妾腹の子で、昔からひどい目にあってきた和成は冷酷非道を装ってますが~というところ。
チビにひっかきまわされて本当の姿が見え隠れするのは面白かったです。
ただ、全体的にあまり盛り上がり部がないのでのぺっとした感じで終わったかな~という印象もあり。
後半は、両思いになってから~のお話。
引越ししてから和成様は・・・・というところですか。
最終的に、年相応になってもらいたいと思うのはわかるんですが・・・・極端にやりすぎだよね~と思っても見たり。
どちらかといえば、あとがきの、「新婚旅行」~のエロい和成サマが見たい!
・・思ったのはわたしだけじゃないはずw
こにしそる
kumachi7さん
こんにちわ(*^^*)
床にミルクを垂らしてなめようとするシーン、可愛いですよね!
確かに、嫌な人は名前だけしか出てこないので、全体的に癒されるお話しだと思います。
私は電子書籍で小説を購入したことはないのですが、電子はあとがきがついでないんですね~。
レビューを参考にして出会うきっかけになったとコメントを頂いてすっごく嬉しく思いました。投稿した甲斐があった!と思います^^