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romance no mokuhiken
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
タイプの違う弁護士さん同士のお仕事と恋模様を楽しく読ませて頂きました♡
受け様は人情派な弁護士事務所勤めの早瀬。
攻め様は同僚となった深見。
同じ大学、ゼミで学んだ早瀬のことを忘れられなかった深見は、弁護士事務所所長が入院の間の助っ人として同じ事務所で働くことに。
珍しく攻め様である深見視点。
清廉潔白で、困ってる人、助けを求めてる人に対して真摯に対応する早瀬は、まさに弁護士の鑑。
対する深見は、合理主義者で傲慢な俺様タイプ。
でも、やるからには仕事はキッチリ、という頼りになる。
仕事に対するスタンスや理念等、相対する価値観を持つ2人で、それをお互いに認めあって尊重する姿勢が読んでいて気持ちよかったです(*´∀`*)
そしてもちろん2人の恋も。
攻め様視点なので、深見のどうしようもない想いににまにまでした。
深見の清々しいくらいな告白がとっても魅力的で、いいわぁ♡。
イラストはあさとえいり先生。
スッキリとした色気の漂う2人なのに、口絵のほのぼの感よ。
全3巻構成の、読み切りをまとめたシリーズ化作品。うえだ真由先生好きなんですが、読みたいのに限って電子化されていないのが悲しいです。本作は紙でもまだ販売されていますが、重版がかからなければ新品入手は難しくなりそうですね。
弁護士たちのお話です。ラブストーリー色が強い方が好みの読者としては、これくらいのラブ度があると萌えるお仕事BLです。かといってラブエロ全面ではなく、彼らが依頼される厄介な案件もきちんと業務として遂行されていくので嬉しいバランスでした。
大学時代に同級生だった准己と啓。1巻は准己視点、2巻は啓視点、3巻は両視点で描かれています。
二人は同じ法学部で同級生だったにもかかわらず、全く被らないグループに所属していたため、ゼミで顔見知りではあったけれど接点はなし。准己は父親も弁護士のエリート育ちで、在学中に司法試験をパスした優秀なトップクラス。啓は高校生の時に父親を亡くし、苦学しながら人助けがしたいと弁護士を目指す、地味な努力家でした。
准己視点から語られるっていうのにまず掴まれます。なぜ、有能かつ合理的、しかも超プライドの高い彼が、下町にある事務員も雇えない弱小法律事務所に助っ人として入ることになったのか。その意外な理由が、仕事を通して彼自身にも読者にも明かされていくんですね。
入所したての頃は、准己がそれまでいた大手とのあまりの落差にショックを受けたり、同僚の啓と意見が合わなくて衝突ばかりでしたが、啓にはどうしても甘くなってしまう准己なのです…。
後半は准己ジェラシーメラメラです。啓の元カノ?にやきもきして、彼女の粗を探すところがなんだかかわいくて笑っちゃいます。あんなに完全無欠なイケメンなのに、自信もあるはずのに、彼女と自分と比べてイライラ。異性ではなく同性だからこそ、より不安なのかな。恋をする人の心情に触れて萌えたいわたしとしては、准己のやきもちシーンを大いに楽しませてもらいました。
他方、啓が准己のことをどう思っているのかについては、エッチシーンで察するしかありません笑
うえだ先生のエチは上品です。イラストがあさとえいり先生ですし、最高のコラボ。どちかといえば、フィクションだからこそ美しいものが見たい派なので、綺麗な人たちの絡みに癒されるBL作品として好みにピッタリでした。
啓の心情が知りたくなったら、2巻へGOです!
自分が神評価している作品で、他の方のレビューにこの作品の名が
上がっていたので読んでみました。
お仕事BLです!!
弁護士のお仕事もしっかりしつつ萌え面もあります!!!
しかし攻めの心が狭い!!!
良い意味でニヤニヤしながら読んでしまいますね~
いやもう最高ですね
評価は神評価にしたいところですが自分にとっての神評価は
「何度も読み返す」ことを条件にしているので萌え×2で
でも一気読みしました。神評価に限りなく近いです。
この作品に出会えたのもここのサイト、レビューあってのものです。
ここに入会してよかったです♪
----面白かった!!
小学生みたいな一文ですが、読了後の感想はこの一言に尽きます。
正直、自分にとってBL作品は『萌えられるかどうか』。
総てではないにしろ、そこに作品の評価の大部分が影響します。
でも、この作品のシリーズは萌えとか関係ないところで、単純にストーリーが面白かった!
BLらしさとか萌えが全くない訳ではないではなく、むしろ充分に萌えは補充されるんですが、とにかく弁護士として二人が抱える厄介な事案と、それを協力、時に反発しながら解決していく二人の掛け合いが面白い。
法曹界について少しでも関心がある方にもお勧めな作品です。
お仕事ものの作品って、中々配分が難しいところがあるんですが、(それに特化する余り、肝心のBLらしさが薄れたり)
この作品は、主役二人がワーカーホリックさながらに仕事しながらも、二人の恋愛進捗にお仕事描写が本当に上手く絡み合っています。
他の方達がレビューで書かれているように、お仕事モノとしても、人情モノとしても、恋愛作品モノとしても、見事に上手く消化させていると思います。
また、よくメロディーと歌詞がピタリと合った理想的な曲がありますが、この作品もそんな感じ。
この魅力的なキャラクターならではのストーリーだったと思うし、逆にこのストーリーならではのキャラだったとも言えます。
レビュータイトルは、それぞれの要素が上手く絡み合っているという意味で付けさせて貰いました。これからこのサラダをより美味しく召し上がる為にも、ドレッシングという名の同人誌にでも手を伸ばしそうな勢いです。
職場で協力し合い絆が出来て恋人になるってシチュはかなりの萌えポイントと言うことが個人的に再認識させれた作品ですw いや、王道だけどね。たぶん。
弁護士同士のお話。いつもは警察物を読むことが多いので、警察側からではなく弁護側からの様子を楽しめました~
弱小弁護士事務所に助っ人で来た大手事務所にいたことのある優秀な弁護士深見とその事務所に勤めている早瀬。
弁護スタイルが違う二人なので衝突ばかりするんですけれど、お互い基本的には認め合っていて、惚れた弱み?で深見は事務所を辞めたいと思ってもなかなか離れられません。
深見が学生時代からの自分の想いに気付いてその気持ちが少しずつ育っていく感じが自然でした。
反対に受の早瀬が深見へどう惹かれていったのかが少し弱いのでそこはちょっと残念でした。最初は流されただけだったと思うのですが、それからの気持ちの変化がわかり難くて。
あと深見の嫉妬心にももうちょっと気付いてあげて欲しかったかな。
深見が早瀬の元カノに嫉妬するところは、ある意味男らしいと言うか女のそれとは違って仕事で成果を見せるのがいいですね。
最終的にきちんと想いを告げるのは事件が解決してからなのですが、それまで気持ちを抑えて協力し仕事に邁進する姿もかっこ良いです。
うん。深見ばっかり褒めてる(笑)実は、受の魅力がぜんぜんわかってないかも…
ともあれ、この先、二人の関係にどんな変化があるのか、絆が深まっていくであろう様子を見るのが楽しみです♪
川原慶久さんが大好きで、こちらのBLCDを初めに聴きまして、あまりにも良かったので原作本と同人誌も購入しました。
私はBL歴が相当長いですが、こんなに魅力的な攻めは見たことがありません!
かっこいいのはもちろんのこと、受けにベタ惚れなとことか、素直じゃないところもステキです。
また、受けも綺麗で可愛くて真面目で天然で。最高のカップリングです。
一度読むとまずハマること間違いなしです!
私は、読み終えた今、人生の損失を回避できた、というくらいの気持ちでいます。
普段はこちらのランキングを頼りに読むものを選び、大半を面白いと感じている、わりと一般的な趣味の私がこのように思うということは、きっとほかにも、読まずにいて損をしている大勢の人がいるに違いありません。
こちらのレビューのお陰で、幸運にもこの本に出会えた者の義務だと思って、これを書いています。
端正、王道や正統といった言葉に抵抗のない方、ぜひ「1」を読んでみてください。
「1」が面白かったら、「2」、「3」さらに同人誌まで、まとめて買ってよいと思います。(私がそうだったものですから)
そして私と、掘り出し物をした喜びを分かち合いましょう。
これ読むと、『うえださんってとんでもなく上手い作家さんなんじゃ・・・』と感じます。いえ、もともと大好きな作家さんですし、上手いと思ってはいるんですが、なんというかそれ以上に。
本来、私は所謂『お仕事BL』が苦手な方なんですよ。仕事描写ばっかりだと、『BL読みたいんだよ!』とハラ立ってしまうこともあります。ですから、よっぽどでないと『お仕事BL』が好きになることはないんですが、その中でコレは別格と言っていいお気に入りです。
とにかく、仕事とラブのバランスが絶妙なんです。3部作ということもあるんでしょうが、これだけ仕事を詰め込んでおきながら、ラブがおろそかになってない。というか、両者が分かち難く絡み合ってて、どっちも満足できる、私にとってはホントに珍しい作品なんです。
それに、キャラクターも好みです。『俺様・傲慢攻』はキライなんですが、准己(攻)は確かに嫌味なくらい自信家の俺様ですが、そのハイスペック完璧男が初めての恋に迷って、内心おたおたするあたりがなんとも言えず楽しかったんです。完璧な攻はまったく好みじゃないんですが、こういう残念なヤツは大好きだ!
攻視点だから、その『残念さ』が余すところなく堪能できるところがまたいいんですよね。
これだけ考え方も背景も違う2人が、お互いを認め合い、わかり合って打ち解けて行き、恋愛にまで至る様子が、とても自然に描写されていて、すんなり入り込んで行けました。ここに無理があったら、私はまず醒めてたんじゃないかなあ、と思うので。
このシリーズは、うえださんのお仕事ものの最高峰だと思っています。
そして、あさとさんのイラストもとても素敵でした。イメージぴったり。
しかしBL小説って、一般的に『H度』は表紙イラスト<カラー口絵だと思うんですが(もちろん、一概には言えませんが)、このシリーズはそのセオリーをまる無視です(褒め言葉です)。なんとも言えない危うさ(?)を醸し出す表紙イラストを捲ると、カラー口絵はごくごく日常風景だったりするんです。ほのぼのした雰囲気がいい感じです。
むぼちさま。
コメントありがとうございました!
うえださんはどちらかというと地味な存在だと思いますが(ランキング上位になるタイプではありませんよね・・・)、私は大好きな作家さんですので、私のレビューをきっかけに読んでいただけたのはとても嬉しいです。
本当にありがとうございました。
kiraraさんのレビューに共感することがあまりに多いので、きっとこの本も私に合うだろうと読んでみました。
同人誌はこれからですが、3冊読み終えたところで、どうしてもお礼が言いたくなりました。
普段はこちらでの評価ランクが上のものや、話題のものばかり読む私が、この本に出合えたのはkiraraさんのお陰です。
有難うございます。
弁護士同士ですが、
物事の考えかた、弁護士としての在り方から
ぶつかる2人というのが描かれている点が面白かったです。
実家の事務所を継ぐために、大手弁護士事務所を辞めた准己。
ただ、恩師の依頼により、短期間だけ教授の知り合いの
事務所を手伝うことになった。
この事務所には、学生時代から気になっていた啓がおり、
また、この事務所、超ジリ貧・・・。
所長と啓が、社会的弱者のために、あまりお金にならない仕事も
引き受けてしまうんですよね。
そんな考え方も会わない准己ですが、啓とぶつかりながら、
2人ならではの形ができてきます。
そんなとこがBLならではで、楽しめます。
CDを聞く前に読もうと思って、読みました。
うえださんはどの作品もハズレがないのですが、今回は大当たり。
本当に面白かったです。
弁護士同士の恋愛ですが、恋愛も描かれているのに、しっかりと訴訟問題なども描かれているのが善かったです。
2つの話が収録されていますが、どちらも人間ドラマのようで、トラブルの結末もしっかり描かれていて、スッキリ感があるのが良かった。
恋愛では、見た目も頭もいいクールな攻めが、実はかなり純情で初恋をず~っとひきずっていたのがかわいかった。
内心ではクヨクヨしてるのもかわいい。