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romance no mokuhiken
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
これ読むと、『うえださんってとんでもなく上手い作家さんなんじゃ・・・』と感じます。いえ、もともと大好きな作家さんですし、上手いと思ってはいるんですが、なんというかそれ以上に。
本来、私は所謂『お仕事BL』が苦手な方なんですよ。仕事描写ばっかりだと、『BL読みたいんだよ!』とハラ立ってしまうこともあります。ですから、よっぽどでないと『お仕事BL』が好きになることはないんですが、その中でコレは別格と言っていいお気に入りです。
とにかく、仕事とラブのバランスが絶妙なんです。3部作ということもあるんでしょうが、これだけ仕事を詰め込んでおきながら、ラブがおろそかになってない。というか、両者が分かち難く絡み合ってて、どっちも満足できる、私にとってはホントに珍しい作品なんです。
それに、キャラクターも好みです。『俺様・傲慢攻』はキライなんですが、准己(攻)は確かに嫌味なくらい自信家の俺様ですが、そのハイスペック完璧男が初めての恋に迷って、内心おたおたするあたりがなんとも言えず楽しかったんです。完璧な攻はまったく好みじゃないんですが、こういう残念なヤツは大好きだ!
攻視点だから、その『残念さ』が余すところなく堪能できるところがまたいいんですよね。
これだけ考え方も背景も違う2人が、お互いを認め合い、わかり合って打ち解けて行き、恋愛にまで至る様子が、とても自然に描写されていて、すんなり入り込んで行けました。ここに無理があったら、私はまず醒めてたんじゃないかなあ、と思うので。
このシリーズは、うえださんのお仕事ものの最高峰だと思っています。
そして、あさとさんのイラストもとても素敵でした。イメージぴったり。
しかしBL小説って、一般的に『H度』は表紙イラスト<カラー口絵だと思うんですが(もちろん、一概には言えませんが)、このシリーズはそのセオリーをまる無視です(褒め言葉です)。なんとも言えない危うさ(?)を醸し出す表紙イラストを捲ると、カラー口絵はごくごく日常風景だったりするんです。ほのぼのした雰囲気がいい感じです。
弁護士ものです。が、大掛かりな法廷闘争とは無縁で、主に小さな案件ばかりを扱う事務所が舞台となっております。ロマンスだけでなく、弁護士のお仕事の場面もきっちり描かれていて、そこに色々な人間模様が垣間見えて大満足でした。
エリート弁護士准己は、大学の同期で、ずっと忘れられなかった啓がいるからという理由でとある貧乏事務所にやって来ます。こんな貧相な事務所に何で俺が、と思いつつ、脳裏に浮かぶ啓の姿に引き寄せられるように来てしまうのです。
傲慢攻めかと思いきや、彼の傲慢さ・自信家ぶりが、啓に対しては例外的に引っ込められているところがいいです。准己は、惚れた弱みから、啓にだけは、強くでられないんですよね。二人はたびたび方針をめぐって衝突し、口論しますが、准己は決して自分の方針を押し付けることはない。准己は理想主義的な啓を甘いと思いつつ、でもどこか眩しさを感じていて、否定することはできない。そして、それが彼の愛の勝利につながるのですよ。啓にとって准己は憧れの存在だったんですけど、その彼が自分の弁護士としての在り方を認めてくれたことがすごく嬉しかったんですね。こういうポリシーは違うけど、お互いに認め合っている、という関係は素敵です。
にしても、啓!彼は、天然・無自覚な小悪魔ですよ。とってもオネダリ上手。酔っていたとは言え、まだ恋人でもなかった相手にイキナリ抱きついてオネダリなんて!(別にやらしいオネダリではありません。あくまで仕事上。)
准己は、啓にメロメロになり、人生が決定されてしまうわけですが、自分の未来予想図にもご満悦の様子。一度は、啓から逃げ出そうとし、ヘタレたところも見せる准己ですが、いったん腹を括ったら、とても潔い。准己が啓に再会してから、恋心を明確に自覚するようになる過程も丁寧に描かれていてよかったです。
ともあれ准己の9年越しの恋の成就に乾杯!
私は、読み終えた今、人生の損失を回避できた、というくらいの気持ちでいます。
普段はこちらのランキングを頼りに読むものを選び、大半を面白いと感じている、わりと一般的な趣味の私がこのように思うということは、きっとほかにも、読まずにいて損をしている大勢の人がいるに違いありません。
こちらのレビューのお陰で、幸運にもこの本に出会えた者の義務だと思って、これを書いています。
端正、王道や正統といった言葉に抵抗のない方、ぜひ「1」を読んでみてください。
「1」が面白かったら、「2」、「3」さらに同人誌まで、まとめて買ってよいと思います。(私がそうだったものですから)
そして私と、掘り出し物をした喜びを分かち合いましょう。
川原慶久さんが大好きで、こちらのBLCDを初めに聴きまして、あまりにも良かったので原作本と同人誌も購入しました。
私はBL歴が相当長いですが、こんなに魅力的な攻めは見たことがありません!
かっこいいのはもちろんのこと、受けにベタ惚れなとことか、素直じゃないところもステキです。
また、受けも綺麗で可愛くて真面目で天然で。最高のカップリングです。
一度読むとまずハマること間違いなしです!
----面白かった!!
小学生みたいな一文ですが、読了後の感想はこの一言に尽きます。
正直、自分にとってBL作品は『萌えられるかどうか』。
総てではないにしろ、そこに作品の評価の大部分が影響します。
でも、この作品のシリーズは萌えとか関係ないところで、単純にストーリーが面白かった!
BLらしさとか萌えが全くない訳ではないではなく、むしろ充分に萌えは補充されるんですが、とにかく弁護士として二人が抱える厄介な事案と、それを協力、時に反発しながら解決していく二人の掛け合いが面白い。
法曹界について少しでも関心がある方にもお勧めな作品です。
お仕事ものの作品って、中々配分が難しいところがあるんですが、(それに特化する余り、肝心のBLらしさが薄れたり)
この作品は、主役二人がワーカーホリックさながらに仕事しながらも、二人の恋愛進捗にお仕事描写が本当に上手く絡み合っています。
他の方達がレビューで書かれているように、お仕事モノとしても、人情モノとしても、恋愛作品モノとしても、見事に上手く消化させていると思います。
また、よくメロディーと歌詞がピタリと合った理想的な曲がありますが、この作品もそんな感じ。
この魅力的なキャラクターならではのストーリーだったと思うし、逆にこのストーリーならではのキャラだったとも言えます。
レビュータイトルは、それぞれの要素が上手く絡み合っているという意味で付けさせて貰いました。これからこのサラダをより美味しく召し上がる為にも、ドレッシングという名の同人誌にでも手を伸ばしそうな勢いです。
計算高く割の合わない仕事をしたくないというエリート弁護士准己なのに、人情弁護士の啓の仕事ぷりにイライラしながらも、誠実な人柄や仕事ぶりにひかれているというツンデレともいえる設定がよかったですねえ。。
三冊ありますが、一冊めは准己視点なので、啓に傾倒していく戸惑いや、無意識のうちに啓の姿を追っている思慕がせつなくていいですねえ。。
二冊めは、啓視点でどうも准己は、自分に優しいようだと気がつきました。遅い!(笑)
三冊めも、どちらかというと啓視点なので、准己の態度に啓がやきもきさせられます。
弁護士のお話なので、冤罪、離婚問題、自己破産と、身近で起こりそうな問題なだけに、ためになります。(笑)
設定だけで仕事をあんまりしない弁護士BLではなく、この作品はちゃんと仕事させてますよ。弁護士の仕事ってこういうことをしてるんだってお勉強になりますね。
ただ、三巻の自己破産には、悪徳闇金融のヤクザがからむから、啓が拉致監禁されるかと期待していましたが・・(笑)、
今回ディアプラスにしてはインパクトのある表紙ですが、中身はいつものほんわか系です。
読ませます。ストリーの面白さでぐいぐい引き込まれます。
三冊でていて、それぞれ独立していますが、是非三冊まとめての一気読みをおすすめします
大好きなシリーズの一作目です。
大手弁護士事務所で大金が動く華々しい依頼ばかりを受けてきた深見と、
極貧弁護士事務所で小さく地味な依頼や国選弁護を受けまくっている早瀬。
仕事に対する方針が真逆な二人がぶつかり合い、時には協力。
そしてしっかりラブを育んでいく様が『田上法律事務所』を舞台に描かれていきます。
リアリストの深見と理想家の早瀬。
正反対な二人のキャラがいいです!
お互いに自分にない部分に憧れて、惹かれる。
今回は深見視点で話が進みますが。
表面は自信家で俺様な深見が、内心では早瀬の一挙一動に揺れ、
ややヘタレ気味なのがたまらない……!
そして事務所に依頼として舞い込む小さな人間ドラマにもホロっとしたり。
読みごたえタップリです。
CDを聞く前に読もうと思って、読みました。
うえださんはどの作品もハズレがないのですが、今回は大当たり。
本当に面白かったです。
弁護士同士の恋愛ですが、恋愛も描かれているのに、しっかりと訴訟問題なども描かれているのが善かったです。
2つの話が収録されていますが、どちらも人間ドラマのようで、トラブルの結末もしっかり描かれていて、スッキリ感があるのが良かった。
恋愛では、見た目も頭もいいクールな攻めが、実はかなり純情で初恋をず~っとひきずっていたのがかわいかった。
内心ではクヨクヨしてるのもかわいい。
全3巻構成の、読み切りをまとめたシリーズ化作品。うえだ真由先生好きなんですが、読みたいのに限って電子化されていないのが悲しいです。本作は紙でもまだ販売されていますが、重版がかからなければ新品入手は難しくなりそうですね。
弁護士たちのお話です。ラブストーリー色が強い方が好みの読者としては、これくらいのラブ度があると萌えるお仕事BLです。かといってラブエロ全面ではなく、彼らが依頼される厄介な案件もきちんと業務として遂行されていくので嬉しいバランスでした。
大学時代に同級生だった准己と啓。1巻は准己視点、2巻は啓視点、3巻は両視点で描かれています。
二人は同じ法学部で同級生だったにもかかわらず、全く被らないグループに所属していたため、ゼミで顔見知りではあったけれど接点はなし。准己は父親も弁護士のエリート育ちで、在学中に司法試験をパスした優秀なトップクラス。啓は高校生の時に父親を亡くし、苦学しながら人助けがしたいと弁護士を目指す、地味な努力家でした。
准己視点から語られるっていうのにまず掴まれます。なぜ、有能かつ合理的、しかも超プライドの高い彼が、下町にある事務員も雇えない弱小法律事務所に助っ人として入ることになったのか。その意外な理由が、仕事を通して彼自身にも読者にも明かされていくんですね。
入所したての頃は、准己がそれまでいた大手とのあまりの落差にショックを受けたり、同僚の啓と意見が合わなくて衝突ばかりでしたが、啓にはどうしても甘くなってしまう准己なのです…。
後半は准己ジェラシーメラメラです。啓の元カノ?にやきもきして、彼女の粗を探すところがなんだかかわいくて笑っちゃいます。あんなに完全無欠なイケメンなのに、自信もあるはずのに、彼女と自分と比べてイライラ。異性ではなく同性だからこそ、より不安なのかな。恋をする人の心情に触れて萌えたいわたしとしては、准己のやきもちシーンを大いに楽しませてもらいました。
他方、啓が准己のことをどう思っているのかについては、エッチシーンで察するしかありません笑
うえだ先生のエチは上品です。イラストがあさとえいり先生ですし、最高のコラボ。どちかといえば、フィクションだからこそ美しいものが見たい派なので、綺麗な人たちの絡みに癒されるBL作品として好みにピッタリでした。
啓の心情が知りたくなったら、2巻へGOです!
自分が神評価している作品で、他の方のレビューにこの作品の名が
上がっていたので読んでみました。
お仕事BLです!!
弁護士のお仕事もしっかりしつつ萌え面もあります!!!
しかし攻めの心が狭い!!!
良い意味でニヤニヤしながら読んでしまいますね~
いやもう最高ですね
評価は神評価にしたいところですが自分にとっての神評価は
「何度も読み返す」ことを条件にしているので萌え×2で
でも一気読みしました。神評価に限りなく近いです。
この作品に出会えたのもここのサイト、レビューあってのものです。
ここに入会してよかったです♪
kirara
むぼちさま。
コメントありがとうございました!
うえださんはどちらかというと地味な存在だと思いますが(ランキング上位になるタイプではありませんよね・・・)、私は大好きな作家さんですので、私のレビューをきっかけに読んでいただけたのはとても嬉しいです。
本当にありがとうございました。
むぼち
kiraraさんのレビューに共感することがあまりに多いので、きっとこの本も私に合うだろうと読んでみました。
同人誌はこれからですが、3冊読み終えたところで、どうしてもお礼が言いたくなりました。
普段はこちらでの評価ランクが上のものや、話題のものばかり読む私が、この本に出合えたのはkiraraさんのお陰です。
有難うございます。