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nikushimi ga ai ni kawaru toki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最初に言っちゃうと挿絵目当てです。
ん~・・・・別に悪くないし、それなりに面白いんですけど、どうもテーマがこじつけっぽく感じて、乗り切れず、萌えるほどじゃなかったもんで。
駆け出し検事の吉野は、法廷で一番会いたくない奴と対面する。
相手は司法修習生時代の同期で、弁護士の朝吹だ。
同期時代、ことごとく自分に敵対してきて、金になるからといって弁護士になった、一番嫌いなタイプの男だった。
お話は、冒頭二人がやりあう法廷場面から始まるんだけど、後はほとんどおでかけ検事にちょっかい出しつつ付きまとう弁護士という形で進みます。
ある事件を軸に、二人の距離が縮まり、またその事件の解明も進んでいくんだけど・・・どうもこの事件を通じて、二人の誤解を解き、そして同一のテーマみたいのを絡めて・・・るつもりなのか?というのがちょいと透けて見えてしまいました。
あと、攻めの朝吹にどうもイマイチ魅力が感じられなかったんですよね。
辛い過去から色々行動や言動に問題がある?のか?という感じではあるんですけど、自然にそれが感じられるんじゃなくて、「あ、ハイハイそういう設定なんですね、わかりました」って気分で読んでたからかなと思いました。
受けの吉野にも若干同じ気持ちになった。
だからか、どうもくっついた時もしっくりこない感じがしてしまいました。
その辺りを文章で自然に感じさせて欲しかったなというのが正直な感想です。
というわけで、イロイロが気になり、ちょいと盛り上がれなかったので、中立にさせていただきました。