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kimi wa mujaki na doukyonin
若月さんって実はちょっと苦手な部類の作家さんなのですが、佐々さんの表紙が可愛かったのと、あと「キミに異世界トリップ」が結構面白かったので、人外モノだったらいけるのでは……と読んでみたらアタリでしたー。やはり苦手かと思っても諦めずしつこく読んでみるものですな!自分の食いしん坊根性もこういう時は案外悪くないじゃーんとか思ってみたり。
売れない漫画家・大神団〔攻〕は古い一軒家に引っ越してきます。
そこに6、7歳位の着物姿の男の子が現れる。
なんとその子供は座敷童だったのですなー。
団はパニくりはしたものの、結局は彼が座敷童だという事に納得して「空」という名前を付けて一緒に暮らす事となります。
大神の一族は実はかつては人狼で、今は普通の人間でもその血を引いているせいで、空は団の前では実体化する事が出来るし、距離が離れなければ実体化したまま一緒に外も行けちゃう。
食べ物は食べなくてもいいんだけど、食べて食べられない事はないので、団からお菓子を買ってもらって喜んだりもします。
編集者が家にやってくるとなると空が子供のままでは怪しまれるので、そこで空は高校生位までに成長させ従兄弟の同居人として紹介するのですな。
そして団と空との同居生活が続くのですが、ある夜に空に性的なめばえが訪れます。
実体化して人間と一緒に暮らしていたせいなのか、成長させた姿にしたせいなのか分かりませんが、ともかく性的に目覚めてしまうのですな、戸惑う空のそれを団は抜いてやるのであります。
空と一緒に生活していく内に彼と話す事で漫画のアイデアが沸き、団は売れっ子漫画家に。
その後、2人は恋人同士になるんですが、団も空もなかなか可愛い、いちゃこらカップルです。
一緒に温泉に行ったり、捨てられた犬を飼う事になったり。
佐々成美さんの挿絵には小さい空と高校生位の空が出てきて両方共かわゆい~
ほのぼのする年の差、人外カップルの可愛い話でしたですぞ
作品的には違和感ありませんが、座敷わらしとマンガ家の恋の話です。
よく考えると妖怪ですよ。
いくらカワイイとはいえ、ヤバイと思います。
マンガ家の団も今はいいですが、今後どうなるんでしょうね。
精気すいとられるんではないでしょうか・・。