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mayakashi no yoru ni oborete
一波乱有、切なさ有で、ドラマだったら一時間枠で解決する事件といった感じでした。
一時的に記憶喪失になる攻めが出てきます。
バーの共同経営者・日高恭平(26)ヘタレ攻め×バーのウェイター・水木千歳(22)誘い受け
四年前に千歳の兄の千裕が事故で亡くなってから、兄を含めて3人で共同経営する予定だったバーを訪ねて、恭平達に初めて出会う。
バイトでいいからと頼み込んでお店で働く事になって、月日が流れて4年後。
ようやく念願の恋人になれて幸せな状態だけど、女の子に弱くてふらふらしている恭平のことが心配でしょうがない。
お店のお客とトラブルでもめて、千歳をかばって頭を鈍器で打った恭平は病院へ。
意識が戻った恭平は、千歳のことを4年前に亡くなった兄の千裕だと思っていて。
恭平が記憶喪失になったことで、眠らせていた千歳のコンプレックスが目覚めます。
自分が兄と似ている容姿だから、恭平の恋人になれたんじゃないかと。
他人からも兄と間違えられるし、最近では更に似てきたと言われていて。
恭平がのん気に一時的な記憶喪失になっている間に、千歳の切なさが最高潮に。
攻めも記憶が戻らないのは災難なのですが、その緊迫感や苦悩が全く感じられなかったので、千歳が必死なのに反して恭平のいい加減さが気になってしまいました。
受けは悲しい一人上手で、攻めは一人だけ最初から最後までずっと楽しい思いしていただけな印象でした。
Hに関して受けが積極的なので、誘い受けが好きな方にお勧めです。
もう少し兄に関する性格エピソードや過去話が出てきて、千歳との差別化に納得出来る場面を読んで見たかった気がします。
いつわりの言葉でも
迫って迫ってようやく恋人になったと言っていた過去の2人が恋人になる際のエピソードです。
エロ:★3 誘い受け多し
総合:★3 切なくはあったんですが、攻めからの働きがけがもっと欲しかったです。