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coming home
兄弟で家事を一身に引き受ける受少年、この設定自体は大好物なんですが他兄弟が揃いも揃って役立たずでイラッとします。
長男は無神経に酷い言葉を平然と言い放つし、次男の口ばかりで調子と要領の良さにイラッ、下2人は途中はともかくラストにでしゃばってきた時にはこ~い~つ~ら~~ホント邪魔!!!って気分になりました。
理解者(攻)が現れただけマシって感じで、家事分担はされないままです。
他兄弟&主人公おい、これでいいのか!!このまま受験生でしょ?これでいいのか?
ストーリー自体は攻、受両方好みでそこは楽しめただけに、イラッと感は解消されないまま終わったのが残念。
兄弟大家族なのにお前らちょっとは協力しろよ!!!!って感じでちっとも和めませんでした。
五人兄弟のど真ん中にいる高校生の男の子が主婦やってて、いろんな苦労に見舞われる話。
すさまじい高校生主婦の奮闘記でした。恋愛話よりもそっちのほうが印象が強い。
主人公の男の子の健気っぷりに、途中で涙出そうになっちゃった。
割り当てを作ってお手伝いさせるのも主婦の大事なお仕事だぞ!!ドーナツなんて市販でいいやろ!!などなど、彼の背負うものを減らしてあげたくなって、横から口出ししたい気持ちになると思うw
私、この話好きです。
ほのぼのストーリーになるはずが、主人公にあまりにも多くを背負わせすぎたせいで、シュールなお話になっちゃった感じ。その匙加減の下手さみたいなものが、逆に好きでした。
攻めが見せた嫉妬にはきゅううん。
主人公が女の子と遊んでると知って、冷たいセリフを吐いてしまった攻め。
榊さんの書く攻めの嫉妬って、毎度私のツボにくる。
5人兄弟の真ん中の晶樹は高校3年生、
一人で家事を全部引き受けている。
そんな忙しい毎日に、ある日、長兄が連れてきた同僚羽柴は、、、
健気にお母さんをやっている三男君が、恋を知り、自分を知り、っていう、
ちょっと見、さらっとした、爽やか、ほっこり系のいいお話。
みたいなんだけど、読み終わった直後の感想は、
なんだか凄く、晶樹が憐れで可哀想なお話だった。
晶樹が、いろいろ爆発してみても、結局兄たちは何一つ変わらず、手助けをしてくれるわけで無し、
せっかくの恋人との逢瀬にも、弟たちはついて来ちゃうし、で
羽柴と両想いになれたって事意外、晶樹の状況は変わっていない。
恋さえ実ればって、なんだかその事に依存して、現実には蓋をしたまま終わったって感じで、
なんだか、憐れだなぁって、、、
こうなったら、この家族全員、総ホモの呪いでもかかればいい
長男は一回りぐらい年下の男の子に襲い受け(でも2年ぐらいで体格が抜かれた後は受け攻め逆転)されればいいと思う。
次男は家庭教師先のお父さん(くたびれたリーマン)の嫁にされればいいと思う。
四男は先輩の性奴隷にされるといいと思う。
五男は先生と、
そして、
父は、アメリカから金髪碧眼の若い男を嫁(ただし夜のベッドの中では父が嫁)として連れて帰ってくるといいと思う。
そうでもないと、晶樹君は、浮かばれないと思う。
男ばかりの5人兄弟の三男、晶紀は高校3年生。
母親は早くになくなり、父も二年前にロサンゼルスに転勤してしまった。
気づいたら一家の火事を一手にひきうけるはめになっていた。
男子高校生でありながら主婦、そんな立場に甘んじるある日、長男の一実が連れてきた同僚の波柴。
はじめは胡散臭いヤツだと警戒する晶紀だったが、波柴の優しさに次第に惹かれていく自分がいて・・・・・・
主人公の晶紀のものすごいお母さん加減にびっくり。
高校三年生にして本職も驚きの主婦っぷりです。
物語は今までは自分の境遇にあまり疑問をもっていなかった主人公が、色々なことが重なって、すべて嫌になったところを大人な波柴に慰められ惹かれるという割とよくある感じの筋書きなのですが、なんだか少し中途半端な印象でした。
もっともっと追い込まれればいいのに、それより一個前で事態が収束しちゃったり、抱え込んで抱え込んでキレるみたいなのが見たいのに、その前に自分から波柴に相談しに行ってしまったり。
主人公があんまり不安定にならないから、波柴が晶紀に惹かれる過程もちょっとぴんとこない。
しかも家族の色々は結局解決しきってないし……
路線的には好きな話だっただけに、なんだかちょっと不完全燃焼な気分です
男ばかりの兄弟五人で暮らす夏目家の三男・夏目晶紀は高校三年生。
家事を一手に引き受ける晶紀は、社会人の一実、大学生の嗣人、中学生の真生、小学生の楓の世話で大忙し。朝から、弟たちのお弁当作りに追われ、家族全員の朝食の準備をする。放課後も、スーパーで買い物をして帰り、夕食を作る。
そんなある日、一実が同僚の波柴一郎とともに帰宅する。
親しげに話しかけてくる波柴を、最初は胡散臭いと思っていた晶紀だが、波柴の優しさに、やがて惹かれ始めていく。
そして、波柴によって段々と晶紀の気持ちに変化が訪れる。
今までは「自分には何のとりえもないから」と思い、引き受けていた家事だったが、その気持ちの中に「頼りにされたい」という気持ちが潜んでいたことに気づき、当たり前のように家族に家事をやることを頼りにされていることに苛立ったり。
おまけに、よりによって晶紀は高校三年生。
日々の生活に追われているうちに、自分の将来を考えることを忘れていたことに周りの変化に気がつかされる。おまけにそれを長兄に咎められて……。
この手の葛藤の話は前に、別の本で読んだことがあります。
そっちの作者様もとっても文体の系統が似てるので、一瞬、混同しそうになりますが、ちょっと、ほっこりあったかい物語。
一度、誰かがその任を担ってしまうと、それが当たり前に過ぎてしまう。そんな日常の典型的パターンなお話。
引き受けた方は別に、それをやることが嫌ではないのだけれど、時折、それが自分のキャパを越えてしまうことがあって、その苛立ちを爆発させてしまうものなんだと思います。それを考えたら、晶紀は本当によく耐えてると思う。
私だったら本当はもうちょっと早くにキレてる気がする。
けど、本当は誰でもみんなが平等にやるように、最初に分担しておくのがかしこかったと思います。
まぁ、そうやって全てを背負うことである意味逃げてた晶紀が自分と向き合い始めて、それを大人な波柴が上手に支えてあげる話……でした。
こういう晶紀には、大人な波柴がお似合いだと思います。