カットオーバー・クライテリア【BLCD】

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カットオーバー・クライテリア
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神18
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
104
評価数
23
平均
4.6 / 5
神率
78.3%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
脚本
茶乃原ゆげ
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
東京漫画社RECORDS(marble records)
収録時間
80 分
枚数
1 枚
ふろく
公式通販特典描き下ろし漫画小冊子、ミニドラマ+キャストトーク
フリートーク
別ディスクであり
発売日
JANコード
4589489040425

あらすじ

強メンタル新卒部下×超エンジニア脳辛口上司の新感覚スウィートオフィスラブ!
デビュー作で早くも絶好調!大麦こあら先生1stコミックス初ドラマCD化‼

有能ゆえに社内から畏れられ&頼られるシステムエンジニア・瀬戸さんのもとへ、新卒の部下・仁くんがやってきた!
仕事はできるけれど、何を考えているのかさっぱりわからない仁くん。
そんな仁くんからやたらと視線を感じる瀬戸さんだったけれど?!
心地よく、やみつきになるテンポで描かれる、今時サラリーマンの日常と恋。

原作:大麦こあら著『カットオーバー・クライテリア』(東京漫画社/NUUDE COMICS)

●キャスト
内田雄馬・・・萩原 仁役《攻》
千葉翔也・・・瀬戸悠馬役《受》
熊谷健太郎・・・磯山直樹役

表題作 カットオーバー・クライテリア

萩原仁 → 内田雄馬

瀬戸悠馬 → 千葉翔也

その他キャラ
磯山直樹[熊谷健太郎]/ 岡崎智也[猪股慧士]

レビュー投稿数5

言葉の選び方、使い方が凝っていて、会話を聴いていて、とても楽しい作品。

新卒の萩原仁くんが、公私ともに敬愛、ほれ込んでいる先輩、上司の瀬戸悠馬に唐突に思いの丈を告げるがあっさり振られ、しかし、そのあとも尊敬してるから、好きだから、とにかく近くにいて関わりたいと必死にがんばる様子がとても愛らしいです。

萩原仁が先輩で上司で最愛の人の瀬戸悠馬の大変なときに
手伝わせてくれたらしつこくしません。プログラマーとして尊敬してるから手伝いたいだけ。
と食い下がるシーンがあります。
優しくて、真心がこもっていて、とても素敵でした。
瀬戸さん、ちょっとはほだされてやって、と思ってしまった。

対する瀬戸さんは人生、人間関係、すべてをシステム、プログラムに例えて考えています。
考えも物言いもかなりおもしろいのに、とてもしっくりきます。

仁くんの瀬戸さんへの甘え方、押し方、近寄り方、とてもかわいいのですが、頭のいいひとで、プログラムを上手にかける頭脳、思考を持っている人なのをうかがわせる言動でもあります。

2人の職業と環境がキャラクター、物語の進行にとてもよく生きていて、その面でも楽しめます。

内田雄馬さん演じる頭がよくてかわいくてまじめで優しい萩原仁と、BL作品が初、という千葉翔也さん演じる頭がよくてまじめでちょっと不器用な瀬戸悠馬のやりとりのテンポもとてもよかったです。

個人の好みでは萌えより楽しいが強かったので、萌え、にしました。

0

初の挑戦

千葉さんの初メインBLのお仕事ということで楽しみにしておりました。
初めてってやはり緊張しますよね…!
原作読了済です。お仕事系のBLなので用語がいろいろ難しかったりするのですが、ああと細かなサブキャラとのやりとりや言い合いシーンはCDでは省かれている感じです。

【瀬戸役:千葉さん】
初BLメイン役ということで緊張感が少しエッチなシーンではういういしさを感じることろでした!結構少年系を演じることが多いイメージの千葉さんの印象なので30の大人で余裕のある上司感を演じるの珍しいなあと。でもそこがまたいつもより大人しめで良いなと感じました。
トーンも落ち着いているので、優しいお声が聴ける作品です。
初としてはとっても後半になってくると慣れてきたかなという感覚でエッチなシーンも違和感感じなくなってきた感じです。


【仁:内田さん】
わんこ系でもちょっとやはり大人しめのトーンの内田さんのお声の仁くん。
内田さんの演技は幅広いのでどういう子がきても安心感があるからこそ、千葉さんもおっしゃていましたが、内田さんが初めてだったから緊張がどんどんとけたとおっしゃっていましたが、やはり声がいい…。
わんこわんこ系なのですが、そこまで本当にがつがつくるのは後半からなので、年下攻のわんこくんがお好きな方はおすすめです。

フリトでもお二人、内田さんがうまく引っぱってくれていて、千葉さんも楽しくできているのがとてもよく伝わってきました。
あと、磯山さんの熊谷さんのお声が聴ける!!のはよかったのですがほとんど出番というがっつり感はないので本当にサブという感じです。

1

受けデビュー作にしては上出来!

千葉翔くん、初受けおめでとうございます。
白井さんとこのYouTubeチャンネルでBLモチーフのカードゲームをプレイし
「いつかBLで主演なんてことあるかなー?」なーんて言ってたのが微笑ましかった記憶があります。
はじめてにしては堂々とし、
初々しくもあり、とってもよかっですよ!!
ですが、これはキャラ設定だからか仕方ないのかもしれないけど、抑揚を押さえた演技を意識したとおっしゃられてたけど、
その抑揚を押さえた演技のなかにも、もう少し何か伸び代のようなものがたくさん見えたので神評価は温存しようと思いました。
こういうデビューってばりばりBL作品二桁はでてるぜ!ていう方がお相手なのと、わりと近い若手にあたる声優さんが相手なのだと、どちらがやりやすいんでしょうかね。私はばりばりの方だと思ってたんですけど、雄馬くんって聞いて安心したみたいなこといってましたね。
濡れ場の研究をめっちゃしてたと何かで発言されてて、先輩が濡れ場演じてたら席をはずさずガン見する!ていってたと記憶してるんですけど。
またどっかのなんかで濡れ場でガン見してくる後輩が嫌だ。と某ベテラン声優さんが発言しており、なかなかBLのような特殊な演技指導は自己流みたいなので、
若手の声優さんたちは先輩方から技を盗むのが大変そうですね(笑)

かなり、話それましたが、
原作未読なんですけど、主演の二人のキャラがわりとかぶってる印象をうけました。
声のトーンや熱量が。
なので、脇役の熊谷くんが目立つ目立つ(笑)
ちょっと全体的にほのぼのしており、
派手な、からみもなく、かといって悪くもなく。本来から萌にしてしまうかもしれません。
ですが今後に期待をこめて萌2にしました。
おまけCDが、良かったので、まだ、聞かれてない方は特典CDおすすめです。
にしても千葉翔くんの咥えるときの
「はむっ」て声にはっきり出すのはさすがにやめた方がいいと思うんですけど(笑)
なんか、ちょっとあれだけは笑ってしまって。他は試行錯誤感ありつつも初々しくて頑張れ!!てなりました(笑)

2

バランスの良い良作お仕事BL

お仕事描写が結構しっかりとしたBLですが、要所要所でエロもありバランスが良い印象を受けました。話は割と王道展開でそんなに派手な事件もないですが、2人が付き合うまでとその後どうやって付き合っていくかの両方が見れたのでその点でもバランス良いなと感じました。でももうちょっとイチャイチャしてても良かったかなというのと、公式通販についてきた小冊子が甘々で可愛かったので、そこも音声化して欲しかったかな……。

攻はクール系かと思いきや結構グイグイ来る感じで可愛かったです。年下の可愛い攻が好きな人には是非おすすめ。
絡みのシーンは全部が良かったです!割とあっさり目かな?と思いましたが、受がひゃんひゃん喘ぐ感じだと瀬戸さん(受)のイメージが崩れてしまいますし、押し殺してるけど声出ちゃう感じが原作と合ってて可愛かったです。攻の可愛いんだけどガッツリ追い詰めてくる感じが、可愛い声の中に相手のことを性的な目で見てます!!みたいな雄みがあってしっかり攻で最高でした。

本編以外のところだと、派手なSEや怒鳴り声なんかがないので寝落ちできそう。あとフリトが声上げて笑うくらいには面白かったです。
評価は上位2つで迷いましたが、千葉さんがBL初ということで感謝と今後の期待を込めて神で。

7

ちばしょー記念すべき初BL

千葉翔也さん初のBLCDということで、発売前からちるちるさんの方でも記事(https://blnews.chil-chil.net/newsDetail/30624/)が出てましたね。私も原作未読ですが公式通販で予約していました。公式通販特典としては、特典CD(BONUS EPI(二人のその後)が6分+キャストトークが15分)と小冊子が付いてきます。この小冊子が良いんですよね~。ラブ度増量なので、これも特典CDの方に付けてくれたら良かったのに。もちろんBONUS EPIも甘いのですが6分しかないですし・・・本作は「一目惚れ」が導入なので、一緒に住み出した後とか付き合ってからの二人の日常をボリュームとしてもう少し増やしていただけた方が安心だと思いました(私が)。

ストーリーとしてはあらすじ通りでBLの王道展開です。ただ、キャラクター設定とコミュニケーションの間合いが独特でした。ツンデレ年上受けが年下ワンコ系にグイグイ引っ張られて・・・みたいなのを想像していたのですが、実のところ二人とも賢いクール系です。むしろ瀬戸さん(受)の方がコミュニケーション的にはリードしていました。仁(攻)は若さゆえの強さと自信がベースになり、結果的にメンタル強い!という印象になってる気がします。王道BLの型にはまらないコミュニケーションの取り方が独特で新鮮に感じましたね。脇キャラクターも個性的で充実しているのですが、そこまで出番が無く引っ掻き回す感じでもない(熊谷さん目当ての方には物足りないかもしれません)ので、あくまでラブストーリーとしては二人の中で完結しています。構成としてもEPI3から恋愛が動き出す作りになっているのが分かりやすかったですし、クライマックスに向けてドキドキしながら聞けました。ちなみに、千葉さんが初めてでテンションが上ったのか(?)内田さんのリップ音が謎に進化を遂げていてびっくりしました。じんわり追い詰めていく系の攻め方がエッチで良かったです。

そして気になる絡みはですね、一言で言うと最高でした。派手に高音で喘ぐというより、声漏れちゃう系なのが瀬戸さんのキャラクターに合っていたと思います。オーバーすぎず、軽すぎず、ちょうどよかったと思います。本作の構成上、「ここでがっつり濡れ場!」というよりは、トラックごとに少しずつ入る感じなので、千葉さんとしてもやりやすかったかもしれません。でも、いずれ長尺でがっつり聞いてみたいので次回作に期待しています!

8

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