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barairo no tsumi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
いったいこれはなんなんでしょうか。
読みながら『いくら王道・ベタと言ってもこれはあんまりなんじゃ・・・』とちょっと遠い目になってしまいましたよ。
なんというか『古臭い(←個人的感覚ですが)メロドラマ』って感じだったんです。私は読んだことないのであくまでもイメージでしかないんですが『ハーレクインってこういうのなのかな・・・?』と思いました。
考えてみればいかにも『ショコラノベルズ(しかもHYPER)』らしいストーリーなのかもしれません。
奥付確認して、2007年の発行というのに正直驚いたくらいです。もっと古い作品だと思ってたので。
どうやら前半は雑誌掲載作なのですが、近いうちに5作目が雑誌掲載予定だった、当時現在進行形のシリーズものの2作目(なのに、なぜか初のノベルズ化)だそうです。なんかもうこれだけで意味不明です。
あ、ただ『王家の恋』シリーズだそうですので、たぶん『攻受どちらかが王族』という基本設定のみが共通しているだけなんじゃないかと(とにかく、他がどんなのかわからないので、すべて推測ですが)。
これの売れ行き次第で、他のシリーズもノベルズ化があるかもとのことでしたが、結果的にはこれっきりです。し~ん・・・
う~ん、なんというか『不遇の王子(受)』と『王子を愛してるのに、理由があって彼を突き放すしかできない実業家(攻)』です。
なんかこの設定だけで説明終わり、でもいいんじゃないかとさえ思います。
シグリッドこと雪人(受)は、幼いころ一時的に一緒に過ごし可愛がってくれたクリス(攻)を慕っていますが、久しぶりに再会したクリスは雪人が自分を嫌いになるように仕向けようと『無理矢理』に・・・
でも、健気な雪人はクリスを嫌いになれずに愛しさを募らせていきます。
私は確かに『健気受』は大好きです。そこに『不憫・不遇』が重なったら言うことないです。それでもこの雪人の『健気さ』は好みじゃないんですよね~。
まさしく『昔のメロドラマ』そのままで、異母兄姉やその意向に沿う王宮の人間や何かにどれだけ意地悪され虐げられようが、半ば軟禁に近い生活を送ろうが、ただひたすら黙って耐える。味方と言えるのはメイド(側仕え?)のアンナだけ。
『こういうドラマ、昔よくあったよね・・・』という感じでした。
どこがどういいのか私にはまったくわかりませんでしたが、シリーズ展開していたということはこういう傾向の需要があったってことなんでしょうね・・・。
感想はと訊かれれば、読むだけで疲れたしつまんなかったとしか言えません。