龍王陛下と転生花嫁

ryuoheika to tenseihanayome

龍王陛下と転生花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
3
得点
37
評価数
14
平均
3 / 5
神率
7.1%
著者
天野かづき 

作家さんの新作発表
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イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784041124666

あらすじ

龍の国の王太子の番だったものの、人であるが故に殺されたルーフェ。
しかし転生した先は二百年後、あの王太子が王となり龍の国を治める世界だった。
そのうえ、再び番として龍王に見つけ出されてしまい…?

表題作龍王陛下と転生花嫁

龍の国国王・200歳以上
男爵家三男坊・18歳

レビュー投稿数3

安心の王道展開

疲れたときに、読んで心が安らぐ作品だった。
華やかな挿絵と、絶対ハピエンの王道BL

難を言うなら・・
転生して、龍王国の近くに来た晩にすぐ見つかり、アッサリ押し倒されてしまう。
ちょっと簡単すぎて情けない。
200年待ち続けた執着は深かった。
ルーフェの胸にある鱗がGPS機能を持っていたからみたい。
前世の最期に龍王は逆鱗を埋め込み、転生の術を施していたので、ルーフェは生まれたときから、胸に一枚鱗が張り付いている。

三か月、龍王の宮殿に逗留することになり、
200年前と全く違う龍王の接し方に戸惑うルーフェ。

必ず幸せになれる天野先生の王道もの。
お約束のハピエンで、読後に満ちる幸福感。

なんだか世間がきな臭くなってきたので、
平和で愛に満ちた作品を読みたくなります。

1

No Title

転生ものは好きですが、BLだと前世でも男性だったという設定が多い中、こちらの作品は主人公の前世は女性。
それが個人的に好きなポイントでした。
だって萌えるよね←
前世は女性だったがゆえに、攻・白明より大幅に小柄で華奢で、庇護欲を掻き立てる容姿である訳です。
でも現世は男性なので、そりゃ龍族である白明に比べたらかなり小柄で華奢ですが、それでも前世よりはしっかりした体つき。
受・ルーフェ自身、前世とは違いゴツゴツした手…みたいに思うシーンがありますし。
でも!白明は男性であるルーフェを可愛らしいと思い、それを行動にも言葉にも表し、溺愛する訳ですよ。
萌えますね。

その生い立ちがゆえに自己肯定感が低く、恐らくかなり大人しい性格だったリンファに対し、ルーフェは性格も全く違います。
家族に愛されて育ったため真っ直ぐで、商人として働き活発で勝ち気な一面もある。
ルーフェは確かにリンファの生まれ変わりではあるものの、全くの別人な訳です。
そんなルーフェを白明が愛し、また、リンファと比べるような言動をしないのが良かった。

BLに限らずかなりの量の小説を普段読むので、作家さんによっては文体の癖が気になってストーリーに入り込めなかったりするのですが、こちらの作品は文章も読みやすく挿絵も綺麗でした。

0

たまご

陸裕先生おっかけで購入。読みやすいけど残らないなあと感じたので中立にしました。転生ものが好きな方でしたら嬉しいのではと思うお話、170Pほど+後日談34ほど+あとがき。龍王様、一途でいらっしゃいます。

商売をする資格を得て、うきうき龍の国へ向かう商隊。前世の記憶で龍の国の言葉を使えるため通訳としてきたものの、前世にろくなことが無かったため龍の国に行くのはびくびくもののルーフェ。案の定、「前の番であるリンファの生まれ変わり」であることに気づかれ、国王である白明に連れ去られて・・と続います。

攻め受け以外の登場人物は
碧(受けの側仕え、14、5歳)、緑翠(宰相)、紅華、鈴子(王宮に出入りする♀)ぐらいかな。

++攻め受けについて

受けは前世、番でありながらも白明とうまくいかず殺されたという記憶あるため、攻めさんに会うなんてもってのほか!と思っていた方。さっくり見つかり、ほだされて・・というところでしょうか。なよなよしくは無いですが、めっちゃ男前とか、やんちゃというような属性は思い当たらず。健気なんだろうと思いますが。

攻めさんは竜の王なので1000年コースみたいです。前に番を失った時に、逆鱗を使ってなんとか番さんをよみがえらせようとしたようですが、200年お待ちになっていたご様子。ああ忍耐強いこと・・いやそもそも最初にうまく行かず番を殺されちゃったのがダメなんですけど、そっからひたすら転生するのを待っていたってのが健気ですね。内政で王らしいふるまいをしているような記載はなく、めっちゃ惚れるという要素は「ルックス!」一点でしょうか。陸裕先生のきらきらロン毛はダメですね、無条件降伏です。

なんだかんだあってうまく行って最後はめでたくご出産、ならぬ!なんと!ご産卵!ここ一番びっくりしたかも。可愛い竜の子に恵まれめでたしめでたしなお話でした。王道なお話だし、キャラもこれ!というところが思い当たらず。転生もの大好きさんなら、というところでしょうか。

4

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