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ryuoheika to tenseihanayome
疲れたときに、読んで心が安らぐ作品だった。
華やかな挿絵と、絶対ハピエンの王道BL
難を言うなら・・
転生して、龍王国の近くに来た晩にすぐ見つかり、アッサリ押し倒されてしまう。
ちょっと簡単すぎて情けない。
200年待ち続けた執着は深かった。
ルーフェの胸にある鱗がGPS機能を持っていたからみたい。
前世の最期に龍王は逆鱗を埋め込み、転生の術を施していたので、ルーフェは生まれたときから、胸に一枚鱗が張り付いている。
三か月、龍王の宮殿に逗留することになり、
200年前と全く違う龍王の接し方に戸惑うルーフェ。
必ず幸せになれる天野先生の王道もの。
お約束のハピエンで、読後に満ちる幸福感。
なんだか世間がきな臭くなってきたので、
平和で愛に満ちた作品を読みたくなります。
陸裕先生おっかけで購入。読みやすいけど残らないなあと感じたので中立にしました。転生ものが好きな方でしたら嬉しいのではと思うお話、170Pほど+後日談34ほど+あとがき。龍王様、一途でいらっしゃいます。
商売をする資格を得て、うきうき龍の国へ向かう商隊。前世の記憶で龍の国の言葉を使えるため通訳としてきたものの、前世にろくなことが無かったため龍の国に行くのはびくびくもののルーフェ。案の定、「前の番であるリンファの生まれ変わり」であることに気づかれ、国王である白明に連れ去られて・・と続います。
攻め受け以外の登場人物は
碧(受けの側仕え、14、5歳)、緑翠(宰相)、紅華、鈴子(王宮に出入りする♀)ぐらいかな。
++攻め受けについて
受けは前世、番でありながらも白明とうまくいかず殺されたという記憶あるため、攻めさんに会うなんてもってのほか!と思っていた方。さっくり見つかり、ほだされて・・というところでしょうか。なよなよしくは無いですが、めっちゃ男前とか、やんちゃというような属性は思い当たらず。健気なんだろうと思いますが。
攻めさんは竜の王なので1000年コースみたいです。前に番を失った時に、逆鱗を使ってなんとか番さんをよみがえらせようとしたようですが、200年お待ちになっていたご様子。ああ忍耐強いこと・・いやそもそも最初にうまく行かず番を殺されちゃったのがダメなんですけど、そっからひたすら転生するのを待っていたってのが健気ですね。内政で王らしいふるまいをしているような記載はなく、めっちゃ惚れるという要素は「ルックス!」一点でしょうか。陸裕先生のきらきらロン毛はダメですね、無条件降伏です。
なんだかんだあってうまく行って最後はめでたくご出産、ならぬ!なんと!ご産卵!ここ一番びっくりしたかも。可愛い竜の子に恵まれめでたしめでたしなお話でした。王道なお話だし、キャラもこれ!というところが思い当たらず。転生もの大好きさんなら、というところでしょうか。