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inugirai ha okami oji to chigiri wo musubu
とても面白かった。
もともとかがちは先生の作品は読んでいて、読むたびに
おもしろー、泣いてしまうーって思ってたのだけど、
どうも獣人攻めが個人的にツボだったようで
(この作品ではっきり気付いた!)
もう、ほんとオドゥたまらんってなりました。
銀色ふさふさかつ大きい体の狼なのに理知的で誠実温和って
好きなもの詰め込まれすぎ。
受けのジェレミアも普通の王子具合が絶妙で、そんな子が
色々気づいたり強くなっていく、けど無理やりじゃない成長
ものでもあって、すがすがしいお話。
文章にも登場人物にも品を感じるし、端正な文章の中にも
おかしみみたいなものも散りばめられていて、こう感じるのも
作家様と読者の相性によるものかもしれない。
もっと商業でバシバシ書いて欲しいな〜