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コンラード素敵すぎる。杏里になりたい~!杏里がイタリア語が堪能っていうのが羨ましかったです。私も他国の言語、ペラペラになりたいな。
母がイタリア人とのハーフだから、杏里はクオーター。美しい。
だが、色々と不自然な箇所がたくさんあった。結婚式にはテレビのカメラが来ているのだから、恐らく全国放送。アンリエッタにだって島に当然、友人知人がいるのだから、こんな大公開したら身代わりだって、すぐバレてしまうはずなのに…!!更には、秋からローマ大学の研究室(シチリアの歴史)に入るんだから、同じ研究室の人にだって、バレてしまうではないか。
まぁいいか…お粗末だけど。笑
セルビエリ家のお住まいが豪華で、どんなもんか見てみたいなと思いました。
身代わり花嫁モノです。
杏里は子供の頃世話になった家族同然の人たちを救うため、イタリアンマフィアの首領・コンラードの花嫁の身代わりを務める覚悟をします。
実は杏里とコンラードは子供時代に出会っており、お互いに惹かれあっていたという過去があります。ただしちょっとした勘違いによりその想いは叶わず、杏里が日本へ帰国してしまい二人はそのまま疎遠になってしまうのですが、再会した途端、子供の頃に出会った相手だということに気付きます。
前半のうちから、二人が出会って惹かれあった子供時代のエピソードが明かされていますし、コンラードは杏里に再会したことを嬉しく感じている様な空気を醸し出しているので、読んでいる側からすると、すでにある程度の種明かしをされた上で二人のやり取りを見守っているような形になっています。
そのためこちらとしては二人の気持ちが分かっているのに、当の本人たちは意地を張り合ってなかなか歩み寄ろうとしないので、そのじれったさにはさすがにかなりイラッとしました。
杏里もたいがい素直ではありませんが、コンラードがわざと杏里を逆なでする様な態度を取っているので、結局いつまでも意地を張り合う事になってしまうんですよね…(苦笑)
もうちょっと違ったアプローチはなかったものかと呆れてしまいました。
ストーリー自体は王道なので可もなく不可もなくといった感じだったのですが、とにかく二人のやり取りにはイマイチ萌えを感じられず、イライラさせられるばかりだったということで[中立]です。
タイトルは仰々しいし、表紙はきれいだし、ショコラさんなので派手なハーレクインロマンス系だと思って読んだら、なんだか予想していたものと違う話だったので肩すかしだった。残念。