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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初めて読んだときまだ学生だったが、今やもうベテラン社畜。
以前は前半の職場の話がすごく長く感じたが、今回読み直したら意外と短かったw
また、以前は「なんてリアルな職場描写なんだろう」と思ったが、今読むと「仕事に対してこんなに熱心になるのか?」とか思ってしまう。まあ、自分がやる気ないからかな笑。あと、資料を印刷して配るとか、書いた資料保存せずにPC壊れてしまったとか、微妙に時代も感じますね。
木原先生の中では珍しいコメディです。読んでて吹き出してしまいそうなところが何個かありました。話が全然深刻じゃないから、甲斐谷の犯罪行為()も軽く扱われて、身体関係から始まった二人の恋も読者に容易に受け止めてもらえると思う。
一時期木原先生の作品もドラマCD化が多かったが、この作品がCD化されてないのが不思議でした。なんで?売れると思うけど。
藤原課長=遊佐さんですね。読んでいる時ずっと遊佐さんの声で想像していた。美人で、クールで、ツンデレで、エロい。もう、遊佐さんしかないね。遊佐さんじゃないと嫌だ。まあ、CD化されていないから何とでも妄想できるけど。
Don't Worry Mamaの攻めの東山が転職した化粧品会社の男性2人のお話。
甲斐谷と藤原。
前作ではこんな人達だとは思わなかったなー。
お話の2/3まで全然恋愛に発展しそうにない。男性用化粧品の商品開発についてのお仕事がよくわかる。
市場のトレンドを重視した絶対外さない無難な商品を目指す藤原と新しさや感覚を信じた画期的な商品を作りたい甲斐谷。全然相容れない2人。
甲斐谷が推してる商品デザインは、ボトルの蓋が龍の尻尾が絡まってる感じなんだって。
甲斐谷は、藤原を脅迫してどうにか龍のデザインを通すんだよね。
脅迫の内容は、見た目完璧美形モテ男の藤原の身体的欠陥[片金玉]を写真に収めてみんなにばら撒くぞってもの。
木原先生〜!このシリーズマジでラブコメに振り切ってますね。今まで読んだ作品どれも読んでて心がヒリヒリするモノばっかでしたが、これはなんでやねーん!って思わず突っ込みたくなる。
全くBLの気配がなくてこの2人がどうくっつくのか想像もつきませんでしたが、唐突にきましたw
酒と媚薬で前後不覚になった上司藤原が誘惑してきてうっかりハマっちゃった部下甲斐谷。さぁこの先どうなる?!で下巻に続くです。
仲悪い2人だったのに、やっちゃいましたよ。どう好きになるんだか。あと、新商品の男性向け化粧品はヒットするのか?気になってます。
同時収録のengage
めちゃくちゃ変態味溢れてて好きでした。お尻を怪我したと1ヶ月以上SEX拒否する今蔵。
もしかして、嫌われたのか?とクヨクヨし出す東山。そこで、強行手段に出た東山は、友晴のゲイバーに連れて行き、奥のヤリ部屋にて友晴の目の前で今蔵をひんむいて1ヶ月間SEX拒否の理由を迫ります。その理由がちんこ長くする矯正器具をつけてるからって?!なんだよそれ、いつ終わるんだよ、今蔵ピュア過ぎて友晴に借りたゲイ雑誌のアンケート結果間に受けて「裕ちゃんも大きいちんこの方がきっと好きなんだ」とショックを受けて矯正器具付け出したって。健気だけどおばかだわ。そんなの効果あんの?って思ってたらやっぱ効果ないんじゃん。
ずーっと友晴の前で行為を続ける2人めちゃエロいやん。なんでなのかな?って思ったらエンゲージリング代わりの性器ピアスを友晴に開けてもらう為だったんだね。今蔵が受け入れるなんて思わんかったわー。痛いの苦手そうなのに。
バカップルに目の前で見せつけられた友晴、気の毒です。今まで好みがマッチョだったのに、今蔵の可愛さにノックアウトされて、ショタ好きになってしまったって。どの部分に性器ピアスを開けられたのか気になります。ダイドーかフレナムかな?
理想はプリンスアルバートですが、ハード過ぎるからこれはやってなさそう。
Don't Worry Mamaシリーズですが、私は先に「男の花道」の方を読んでしまってたので、藤原と甲斐谷がうまく行っていることはわかっていても、さらに藤原はツンデレ的な立ち位置なんだなーって思っていたのですが…
なんとまぁ、そういうことだったんですね。
犬に噛まれるとは不幸な…それだけじゃなくめっちゃ痛かったのではないのか?と当時の心配に頭が向かってしまい…(爆)
ストーリーとしてはスムーズな展開と適度な横槍(田上ね)が入りつつ、意外と平穏なカップルができあがっちゃってました。
藤原の態度が軟化した理由ってのはちょっと掴みにくかったかな。甲斐谷の方は、もうそりゃ藤原の美貌と上司としての過去から築き上げたキャリア、いざヤっちゃったらメロメロってところで納得できたんですが。
でもまぁ、片タマっていうシチュエーションがレアなんで、そのあたりは題材として面白かったかな。でも消化不良というか、物足りなさは否めません。
上下巻の長編なのですが、あまりにもスムーズかつシンプル(片タマ以外は)なので、あっさりしてるなというのが感想です。あ、甲斐谷の本名にもひねりはありますけど。活きてない…。
木原音瀬さんの作品っていう先入観があったから余計かも知れません!
決して面白くないわけではないので、シリーズとしてこういうのもアリかなって思いました。
コミックスで大好きな志水ゆきさんのイラストていうのも良き。
スタートは攻め受け共にノンケということでいいんですよね。
相変わらず恋愛に発展するどころか双方いい印象をもっていないというところからなので、転がり具合が本当に面白いです。
受けの課長にはタイトル通り脱がない理由があるのですが、アレが貧相なのかな…な私の予想をはるかに飛び越えていきました(笑)
その状態は思ってもなかったわ。
そんな課長の秘密、デリケートな部分を攻めが脅迫し人としてどうなの状態な展開も本当に面白いんですよね。
普通なら関係が崩壊し一生顔も見たくないなんてことになりそうなのに、これが一転するどころか甘くなっていくうのを容易に受け入れられるのも先生マジックだなー。
正直両想いを応援したいわけでもないのですが、攻めの気持ちに感化されるのかそう進めばいいなと願ってしまうようになるんですよね。
ただ社会人としての攻めの真っ当なお叱りが何かと耳に痛くてそれとなく共にダメージをおっている自分がいて…そういう意味では少し疲れました(笑)
叔父のコネで化粧品会社に就職した甲斐谷は、イケメンで嫌味な上司・藤原からは、プロ意識に欠ける、と厳しく注意されていました。あるとき、男性化粧品の開発をめぐり、藤原と対立。甲斐谷は一念発起し、自分が押すボトルデザイン案を通すべく奔走します。しかし、プロジェクトメンバーからは好評だったデザインも、藤原の一声で却下。甲斐谷は、藤原の元カノから藤原がエッチのときでも服を脱がないと聞き、その弱みを握って自分の案を通そうと、藤原を泥酔させるのですが…。
「Don’t Worry Mama」の東山裕一が開発部のエースとして登場します。Don’tでは変態の印象が強かった東山ですが、仕事も気配りもできて、すごくいい男に描かれています。営業促進部の課長である藤原と対立しても、甲斐谷のように感情的にならず、開発中のスキンローションの使い心地、機能性について、きちんと裏付けのある説明をするのです。このやり取りが、読んでいてとても楽しい。毛穴の雑菌だけでなく、乾燥もニキビの原因になり、予防には保湿が大切なのだそうです!知りませんでした。
市場調査や商品原価のことなども興味深く、一つの商品が世に出るまでにはいろいろなプロセスを経ているのだなと、あらためて思いました。
甲斐谷も自分の案を藤原に認めさせるために努力するので、やっと社会人らしくなってきたなと思ったのですが、却下され卑劣な手段に出てしまうので、途中からモヤモヤしてしまいました。ワンマンな藤原も良くないですが、泥酔した藤原の片タマ写真を撮り、それをネタに自分の案を通せと脅す甲斐谷が、もう鬼畜で。それでも、甲斐谷と藤原のやり取りがおかしくて、最後まで読んでしまいましたが…。
藤原は実はいい人な気がします。甲斐谷に、化粧品会社に勤める者として身だしなみに気を付けるよう注意したり、流通と販売を学ばせようと子会社への転属を提案したり。藤原の嫌味や気障にばかり気がいって、甲斐谷は藤原の本質が見えないのかもしれません。
強力な媚薬を飲まされ欲情した藤原を抱いてしまった甲斐谷が、藤原に片恋をすることになってしまったのは、卑怯なことをした罰なのかも、と意地悪く考えてしまいました。藤原も、いくら媚薬を飲まされたとしても、心底嫌っていれば甲斐谷に欲情したりしないのでは…。この二人、どうやってくっつくのでしょうか。
恋愛の部分はまだまだ感情移入できないのですが、お仕事の描写は読んでいて、とても楽しかったです。
同時収録の「engage」は、東山の変態性癖が炸裂します。痛い思いをさせられた今蔵がちょっと可哀そうでした。表題作での東山がかっこよかっただけに、ギャップが大きくて可笑しかったです。
薬盛られて野獣になった課長www面白かったw
なのだけれど、いかんせん作中の課長と
夜に、女と乱れる(あの薬と同じように超肉食系なのだとしたら)姿が
どーーーーーーーーーーーーーーーにも頭の中でかち合わず
どーーーーーーーーーーーーーーーしても、最後まで気持ち悪いままでした。
スイマセン゚(゚´Д`゚)゚
薬盛られて、エロエロになって、でろでろになって
股間おったてて、ハァハァしているシチュエーションはものすごく好きなのですが
イメージがなww
ともあれ、相変わらず、嫌味な上司、好きになるハズがないと思った相手に
落ちてしまう攻がオイシイ今作。
後半色仕掛けまで、まったく触手が動いていない攻。
どーなんの!?な意味では面白かったです。
綺麗な課長は好きでゴフw
ウォーリーママの番外編。
ちょっwwwwwな展開が美味しかった。
見られプレイに、よもやのボディピアス
この攻((((;゚Д゚))))
木原さんの描く人物って、本当に容赦ないですよね。
今回の藤原も、見事なまでに嫌な上司で
すべてを売れる、売れないのみで判断し
他者の意見を取り入れるなどという人間臭さのまったくない機械人間で
そんな上司に常に小言を言われ無能者扱いされている甲斐谷と一緒になって
読んでるこっちも怒り心頭になってしまいます。
(この時点ですっかり木原マジックにかかりつつあるわけですがw)
明らかにこの二人がこの作品の主人公なんだろうけど
心の奥から「今度こそ絶対無理!」「萌えられるわけがない!」
との叫びが聞こえていたんですが
やっぱり今回も木原さんにまんまとしてやられそうな展開が待ってました。
木原さんのお話には
『こんなに憎みあってるけど、実は以前から憎からず思っていた』的な
甘い設定はありえません。
この上巻では
甲斐谷は期せずして藤原に興味以上の何かを感じてしまってるわけですが
果たして藤原の方は
どこをどうやって甲斐谷の方に気持ちを向けるようになるのか、ならないのか。。。
その辺に注目しつつ下巻のページをめくろうと思います。
『engage』は、シリーズ前作『Don't Worry Mama』の二人の
犬も食わない系のお話w
前作を知らない人が読んだら、ただのバカップルの痴話話かもしれませんが
前作を読んでると
あの二人がここまで来るのにいかに大変な思いをしてきたかを知ってるので
砂吐きつつも、本当に幸せになってよかったな~って思えるお話でしたw
そして、ゲイバーのマスター(ママ?)の友晴に心からのエールを送ります!w
【とりあえず、下巻まで読んでっ!!と、言いたい】
化粧品メーカーの営業促進部のエリート課長の藤原(受け)
甘いフレグランスを漂わせ、上から下まで嫌味なほど完璧な着こなし。
仕事も出来て女も切れない男。
縁故入社で、おしゃれだとかには縁遠い体育会系部下の甲斐谷(攻め)
序盤、甲斐谷がチクチク藤原にいびられ、ワンマンで企画書が通らない。
頭にきた甲斐谷は、藤原を酔いつぶし全裸の写真を撮り脅迫しだすんです。
なんと完璧男だと思っていた藤原は、片タマ男だったっ?!
そんなこんなな流れで、まだふたりの関係は恋愛とは呼べないまま下巻へ・・・
同時収録は「engage」
ラブラブの恋人同士。
受けが、短小であることを悩んでいるっていうお話です。
私には残念ながら、イチモツは付いてないのですが
男性にとって大事なイチモツ。
片タマだったり、短小だったり、本人にとってはすごく重大な悩みだけど
恋人にとっては、片タマも短小も“可愛い恋人の身体”
受けの下半身にスポットをあてた作品ですw
重苦しかったり痛かったり美的感覚的にあり得ない受けを登場させる木原作品とは違って、王道に近いお話でした。
木原さん自身がストーリー展開で迷走したと書かれてるように、ストーリーは微妙に無理を感じました。
でも、面白い。
ユーモアあふれる文章にクックックッと含み笑いしながら、グイグイ読ませてもらいました。
脱がない男の脱がない秘密とは。