月下の楽園

gekka no rakuen

月下の楽園
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
仙道はるか 

作家さんの新作発表
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イラスト
山本佳奈 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
価格
¥580(税抜)  
ISBN
9784062559386

あらすじ

『山の神』『犬神』。
そう呼ばれる一族がいた。
人として生まれながら、自在に獣の姿へと転化する異形の者。
代々暗殺を生業とする闇の種族。
山神北斗もその一人であった。
命令のままに人を殺める生き方に疑問を感じながら『仕事』を続ける北斗だったが、囚われの少年・薫との出会いは彼の心に微妙な変化をもたらす。
しかし、過酷な運命が二人に迫っていて…。

表題作月下の楽園

人狼,24歳
人里離れた洋館で暮らす,16歳

同時収録作品月下の楽園

畑山コンツェルン総帥,44歳
人狼,42歳

レビュー投稿数1

定められた運命に抗って

生き延びるために人間のために人殺しをしてきた人狼族と人間の、宿命に振り回される切ないラブストーリーです。

このお話には、カップルが2組登場します。
40代のアダルトカップルと、24歳と16歳の若いカップルと。どちらのカップルも人狼と人間で、一方は死を迎えるアンハッピーエンドで、もう片方は未来あるハッピーエンドで、幸せとは何かを深く考えさせられました。
だけど、一つだけ言えるのは、みんなその人がいないと生きていけない強い愛情を持っていたということだと思います。
だから、結末がどうであれ、読後感は深い愛情に胸がいっぱいになりました。

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