鎮守の杜の虜囚

鎮守の杜の虜囚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×24
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
4
得点
39
評価数
16
平均
2.8 / 5
神率
12.5%
著者
西野花 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784592875062

あらすじ

『神の愛する巫女を手に入れた者は必ず成功する』奇矯な伝承のある村に、一人の美貌の宮司がいた。
三神初雪―信仰心篤く、その願いはただ村人が幸せであること。
しかし彼自身は、欲に目の眩んだ村の上役たちに、弄虐の限りを尽くされていた。
ある夜初雪は「その身で客を歓待しろ」と、体に薬を仕込まれる。
ところがそれが、客・八嶋伊吹の逆鱗に触れ…。
エキセントリック・ロマンス

表題作鎮守の杜の虜囚

八嶋伊吹・東京で複数の飲食店を経営
三神初雪・山間の村にある三神神社の宮司・21歳

レビュー投稿数4

巫女さんの着物は脱がすためにあるとおもうのです

物語冒頭。
女は入れ食い、ブイブイ言わせてきた男が受か~
西野さんにしては斬新だな。萌えるわww
なんて思っていたら攻だった件(つД`)・゜・ ですよね・・

おいといて

今回の受は巫女さんですよw
村のため、神社を守るために村の男たちにエロスを強要されて
折られるわけでございます。
慣らされた身体は快楽を拒めない。
でも気持ちの面を言えばそれをすべて教授しているわけではない。
そんなけなげな姿が良いw
快楽を享受し、心も快楽に落とされ男たちを受け入れる。
もちろんそんな受も好きなのですが、
かたくなに心を閉ざし、何年たっても屈しない子。
どっちかっていうと私はそちらのほうが好きです。
そんな子がうっかり誰かに落とされた挙句、感度を増すとか
最高だとおもうのですwww

今回の受は後者。
奉仕しなさいといわれてもツンとし、抵抗するそぶりを見せるわりに
「お仕置き」におびえる姿もまたかわいらしかった。
一度心を許してしまえば甘えてくる姿もまた良。
無事報われた後も、自分の意志で社に残る決断をした
ある意味強さも好きだなとおもう点のひとつとなりました。

2

最近のより好きかも?

西野さんの商業デビュー作らしいですね。
結構ヤッてるけど、西野さんと思うとアッサリwww
最近の作品よりもグッとラブもあって、私的には最近のよりコッチの方が好みかなッ(^▽^)

まず設定が好み!
寒村の古い因習にとらわれた空間で、宮司が袴でエロエロってモゥ!最高でしょう!

初雪はかなーりエロいカラダしてて、オッサン達に慰み者にされちゃうシーンは萌えましたッ。
伊吹は最初ヤな奴系かなーと思ったケド、意外に一途でカワイイ男でした♪

イラストも合っててヨカッタと思います。
かなり好きな一冊でした!

2

どきどきがあちこちに

古い因習によって、村の男たち(おじさんばっかである)にがっつりイロイロされちゃう宮司様、
そこへひょいと訪れた外部の男(攻め)と宮司様(受け)との出会い、
最初から悪印象だったお互いが、宮司様にクスリが盛られてるばっかりに強引に迎える初夜、
抱いてみちゃったら受けに絆された攻めと、優しく扱われることに戸惑う受け。

始まりはえちからでも、攻めの伊吹さんのアプローチはわりと受け・初雪の心に寄り添おうとしていて、好感が持てる、かなあ、と。

まあ行く先々でヤっちゃうことはヤっちゃうんですが、
村からほとんど出ない初雪をデートに連れ出して、美味しいごはんや綺麗な景色を楽しませてあげたり、後のエピソードにもしっかりと効くような、初雪の心にもきちんと残る会話をしていたり。

外の世界から来た男と、外の世界を知らない男、っていう構図だけでももう、どきどきします。

これを読んだのはかなり前なのでぺろっと読めてしまったけど、やっぱり村の男たちからがっつりイロイロされてるシーンはつらいかなー。
あと、過去話として語られる初雪の母のエピソードが、まったくなんの救いもなかった印象があるので(…というか、初雪とおなじ役目を女の人が請け負ってたってだけで、あうと×_×)、それも。

うーん。
すっかり自分の幸せを諦めてた初雪が、ついに村の男たちを突き放すシーンなんかも、好意的に読めば、伊吹さんから得た愛情のおかげだね、とも思えるのだけど、わりと読みながら「そ、それだけ?」と拍子抜けた気も。

とはいえ、隠微な古い因習に囚われていた美青年が愛されることを知って、その軛を抜けてゆく、という、ちゃんとした感情のあるお話だと思います。

1

神社の宮司があんなことこんなこと…

西野花のデビュー作です。
えぇ!? デビュー作でここまで書けるってすごくね?
攻めと受けの視点が交互に書かれているのは、
同人誌くささあるなとは思うがデビュー作らしくないつくり。
エロ度もおさえ気味です。

青年実業家が、父の遺産をおしつけられて片田舎に行くと、
美しい宮司がいた。おぉ! なかなかハスハスする導入ですな。
まあ、最初の数十ページで結末が予想できるものの、
宮司の心がひらいていくプロセスはそれなりに楽しい。

今でこそ、3P・複数の重鎮のひとりともいえる西野センセイですが
このころは、エロス表現もいたってフツー。標準レベルです。
とはいいながら、輪姦、ややSM、自慰、野外とすでにバリエーション豊富。
ことに、自慰シーンが長尺で、これはちょっと珍しい。
袴姿や和服でことに及ぶくだりもあるので、萌えますw

1

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