鎮守の杜の虜囚

鎮守の杜の虜囚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×24
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
5
得点
47
評価数
18
平均
2.9 / 5
神率
16.7%
著者
西野花 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784592875062

あらすじ

『神の愛する巫女を手に入れた者は必ず成功する』奇矯な伝承のある村に、一人の美貌の宮司がいた。
三神初雪―信仰心篤く、その願いはただ村人が幸せであること。
しかし彼自身は、欲に目の眩んだ村の上役たちに、弄虐の限りを尽くされていた。
ある夜初雪は「その身で客を歓待しろ」と、体に薬を仕込まれる。
ところがそれが、客・八嶋伊吹の逆鱗に触れ…。
エキセントリック・ロマンス

表題作鎮守の杜の虜囚

東京で複数の飲食店を経営
山間の村にある三神神社の宮司,21歳

レビュー投稿数5

袴っていいよね

個人的に今まで読んできた西野花先生の中でも1番好きかも。
受けが村人たちにいいようにされているので、そういうのが苦手な方はご注意を。

電子書籍で買ったので挿絵はなし。約170pでサクッと読めました。展開がサクサク進んでいくのでダレることなく読み切る事ができました。
受けの言葉遣いが個人的にツボでしたね。ツンツンだけど、世間知らずで素直でかわいい部分もあり、そりゃ攻めは参っちゃうよ、と。
村人というか、受けを良いようにしていた連中がお咎めなしか…?と思いきや、ちゃんと報いを受けているのでスッキリ。
満足できる一冊でした!

0

巫女さんの着物は脱がすためにあるとおもうのです

物語冒頭。
女は入れ食い、ブイブイ言わせてきた男が受か~
西野さんにしては斬新だな。萌えるわww
なんて思っていたら攻だった件(つД`)・゜・ ですよね・・

おいといて

今回の受は巫女さんですよw
村のため、神社を守るために村の男たちにエロスを強要されて
折られるわけでございます。
慣らされた身体は快楽を拒めない。
でも気持ちの面を言えばそれをすべて教授しているわけではない。
そんなけなげな姿が良いw
快楽を享受し、心も快楽に落とされ男たちを受け入れる。
もちろんそんな受も好きなのですが、
かたくなに心を閉ざし、何年たっても屈しない子。
どっちかっていうと私はそちらのほうが好きです。
そんな子がうっかり誰かに落とされた挙句、感度を増すとか
最高だとおもうのですwww

今回の受は後者。
奉仕しなさいといわれてもツンとし、抵抗するそぶりを見せるわりに
「お仕置き」におびえる姿もまたかわいらしかった。
一度心を許してしまえば甘えてくる姿もまた良。
無事報われた後も、自分の意志で社に残る決断をした
ある意味強さも好きだなとおもう点のひとつとなりました。

2

最近のより好きかも?

西野さんの商業デビュー作らしいですね。
結構ヤッてるけど、西野さんと思うとアッサリwww
最近の作品よりもグッとラブもあって、私的には最近のよりコッチの方が好みかなッ(^▽^)

まず設定が好み!
寒村の古い因習にとらわれた空間で、宮司が袴でエロエロってモゥ!最高でしょう!

初雪はかなーりエロいカラダしてて、オッサン達に慰み者にされちゃうシーンは萌えましたッ。
伊吹は最初ヤな奴系かなーと思ったケド、意外に一途でカワイイ男でした♪

イラストも合っててヨカッタと思います。
かなり好きな一冊でした!

2

どきどきがあちこちに

古い因習によって、村の男たち(おじさんばっかである)にがっつりイロイロされちゃう宮司様、
そこへひょいと訪れた外部の男(攻め)と宮司様(受け)との出会い、
最初から悪印象だったお互いが、宮司様にクスリが盛られてるばっかりに強引に迎える初夜、
抱いてみちゃったら受けに絆された攻めと、優しく扱われることに戸惑う受け。

始まりはえちからでも、攻めの伊吹さんのアプローチはわりと受け・初雪の心に寄り添おうとしていて、好感が持てる、かなあ、と。

まあ行く先々でヤっちゃうことはヤっちゃうんですが、
村からほとんど出ない初雪をデートに連れ出して、美味しいごはんや綺麗な景色を楽しませてあげたり、後のエピソードにもしっかりと効くような、初雪の心にもきちんと残る会話をしていたり。

外の世界から来た男と、外の世界を知らない男、っていう構図だけでももう、どきどきします。

これを読んだのはかなり前なのでぺろっと読めてしまったけど、やっぱり村の男たちからがっつりイロイロされてるシーンはつらいかなー。
あと、過去話として語られる初雪の母のエピソードが、まったくなんの救いもなかった印象があるので(…というか、初雪とおなじ役目を女の人が請け負ってたってだけで、あうと×_×)、それも。

うーん。
すっかり自分の幸せを諦めてた初雪が、ついに村の男たちを突き放すシーンなんかも、好意的に読めば、伊吹さんから得た愛情のおかげだね、とも思えるのだけど、わりと読みながら「そ、それだけ?」と拍子抜けた気も。

とはいえ、隠微な古い因習に囚われていた美青年が愛されることを知って、その軛を抜けてゆく、という、ちゃんとした感情のあるお話だと思います。

1

神社の宮司があんなことこんなこと…

西野花のデビュー作です。
えぇ!? デビュー作でここまで書けるってすごくね?
攻めと受けの視点が交互に書かれているのは、
同人誌くささあるなとは思うがデビュー作らしくないつくり。
エロ度もおさえ気味です。

青年実業家が、父の遺産をおしつけられて片田舎に行くと、
美しい宮司がいた。おぉ! なかなかハスハスする導入ですな。
まあ、最初の数十ページで結末が予想できるものの、
宮司の心がひらいていくプロセスはそれなりに楽しい。

今でこそ、3P・複数の重鎮のひとりともいえる西野センセイですが
このころは、エロス表現もいたってフツー。標準レベルです。
とはいいながら、輪姦、ややSM、自慰、野外とすでにバリエーション豊富。
ことに、自慰シーンが長尺で、これはちょっと珍しい。
袴姿や和服でことに及ぶくだりもあるので、萌えますw

1

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