kurinn
fudanshi syoukan
コミコミさんの有償特典小冊子は、なかなか呉には素直な思いを伝えない男前な景虎が、徐々に呉のことをよりどころにしつつあるというお話でした。
本編では親に捨てられた景虎がアパートの押し入れで瀕死のところを、おやっさんと慕うのちの字屋組組長の椎名寅之助に助けられていました。
こちらでは熱を出した景虎に呉が看病しに部屋に行くと、姿の見えない景虎が押し入れに居るんです。
無意識に安心する押し入れに入ってしまう景虎をとても切なく思ってしまいました。
熱に魘された景虎が呉に抱き抱えられた時に思わず言ってしまった名前のせいで…という内容でした。
好き勝手言う娼館の獣人達に、呉がとても信頼されていることが分かります。
本品は『腐男子召喚~異世界で神獣にハメられました~4』
のコミコミスタジオ有償特典小冊子です。
景虎の召還騒動が収まってから数日後のお話です。
景虎が熱を出して倒れてしまいます。
呉は体調の悪い景虎に
手伝いをさせるなんてと皆に責められ
だから恋愛が長続きしないたのだと
ダメ出しまでされる始末です。
ナンバーワン娼妓にまで
「主上は振り回される相手くらいが丁度いい」
と言われて景虎のための病人食を手渡された呉は
言いたい放題な皆に尻尾の床ダンが止められませんが
今までは言い寄ってくる相手ばかりで
景虎は勝手が違い過ぎるのです。
退屈しなくて俺好み♡
とるんるんと景虎の部屋に向かった呉でしたが
部屋はもぬけの殻で!?
B6版サイズで表面はフルカラー、内面はモノクロ印刷、
景虎が倒れてしまうお話になります。
部屋中を探し回った呉が見つけたのは
押入れの布団の間に潜り込んでいる景虎でした。
ベッドへと運ぼうとした呉でしたが
景虎が口にした名前にプチンと切れてしまい
汗をかかせて熱を下げるという強硬手段に出るのですよ♪
景虎にとって押し入れの中だけが安息の場で
引き取られてからもよく駆け込んでいて
組長に抱き上げられていたのです。
呉に抱き上げられて昔の記憶がよぎった景虎でしたが
組長の腕の中の安心感としまた違うけれど
呉の腕の温もりも悪くないと思う
・・・という2人の距離感が楽しい小話でした。
娼館の主上なのに娼妓たちに恋愛沙汰に疎い
と言われて散々な呉がおかしいです。
周りの評価の方が正しいと思います(笑)が
呉にとっては景虎のほうこそ
自分を振り回す男でなのですよね。
景虎も素直に自分の気持ちを言う人じゃないので
2人の関係は駆け引きめいたところがありますが
そんな関係も楽しんでいる感じなのも良いかな♡
景虎が熱を出すお話です。
呉が看病しに部屋に行くとベッドにいない景虎。
押入れの中にいる景虎を見つける呉。
「なんでこんなところで?」と思いつつ景虎をベッドに運ぶ呉。
すると景虎が「おや…さん」とつぶやきます。
そして景虎の意識が戻り「何で俺おめぇに…」と言うのですが
呉は「ほぉんと俺を振るい落とすよね」と言いー…。
いつもニコニコしてる呉ですが
わかりやすいほどの嫉妬心を露わにします。
個人的には好きなのですが熱が出てる人に行為をするのは良くないなと勝手に思いました。
最後に何故押し入れで寝ていたのか、
おやっさんと呼んだ理由がわかりますが
呉には伝わらぬままです(*´ω`*)
これからも呉は景虎に振り回されるんだろうなぁと
思いながら読み終わりました(*´ω`*)