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goukakyakusen de fake na mitsugetsu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
と思ってしまいましたよ。
タイトルとあらすじでまったく期待せずに読んだので、意外と面白かったな~と言うのが正直な感想です。まあ、明らかにマイナススタートだったわけですから。
ハッキリ言って(このタイトルとあらすじは)好き作家さんでなければ絶対読まない・読むまでもないと判断したでしょうね。というか、好き作家さんでさえ『どうしよう・・・』と悩んだよ。
もっと前(2000年以前とか)ならまだしも、2007年でこのタイトル、かえって珍しいんじゃないかと感じました。
いえ、ストーリーはいかにもな『王道』でほぼ先読みできます。キャラクターも予想の範疇です。
伊織(攻)は、粗野に見えて結構優しくて思いやりがあって(しかも、身内にさえデカイ猫を被ってる)、皇(受)はやんちゃだけど根は真面目で純で可愛い。もうホントありがち。
ただ『恋愛・H』面では『(このタイトルでこの設定なら)どうせ○○だろ・・・』というような、私の安易で投げやりな予想をことごとく外されました。口絵からして、もう絶対『無理矢理→絆され系統』だと思い込んでたので。それとも私が穢れてるのか?
とにかく、H(最後まで)がラストのラストまでなかった!イヤ新鮮。
『借金のカタ』のパターンの『無理矢理H』がないだけでよかったです(個人的にすごく苦手なので)。
だからと言ってまったく手出ししないわけじゃないんですよ。
それこそ、まだお互いの気持ちがないうちにキスしたり弄って皇だけイカせたりはあるんですが、ある程度馴染んできてからも『素股』のみだったり。
でも2人、豪華客船の同じ客室で過ごしてるんですよ(皇は寝室じゃなく、ソファベッドで寝てるんだけど)。何、この忍耐力!
『カラダから~』のお金持ちの俺様ばっかり見慣れてるから、なんか動揺してしまうくらいある意味段階を踏んだラブでした。
すごくいいストーリーというのではまったくないんですが、結構面白かったんですよ。