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新米編集者の有坂は正体不明の人気ホラー作家、鷹塔槻也の担当に抜擢された。
大のホラー嫌いの有坂は嫌々鷹塔の元へと向かう。
そこで彼を待ち受けていたのは予想を裏切るまだ幼さの残る美少年だった。
見た目を裏切らない儚げな態度の鷹塔に「作品につまって……」と呼び出された有坂はなぜかベッドの上で縛られてしまい……?
大人気高校生作家×新米編集者。
年下攻めでございます。
一見儚げな美少年の鷹塔は実はアクマで、騙された有坂はまんまといただかれてしまいましたというお話。
中盤からの本性を現した鷹塔に有坂が惹かれていく過程が唐突だったり、アクマな鷹塔が実はさみしくて……というエピソードもわからなくはないんだけれど、共感まではいかないという。
方向性は嫌いじゃないんですがいまひとつのめり込めず。
ある程度できあがってからの二人のテンポのよいののしりあい(?)は個人的に楽しかったです。