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男運の悪い受けが、最高の男にようやく出会う話です。
取締役の統括営業部長・武島晃毅(32)俺様攻め×秘書・篠崎司(25)初心奥手受け
社長の一人娘を結婚するからと司は振られたばかりで、バーで自棄酒をあおる。
男運を見る目がない自分を嘆いていた所に、極上の男からの誘われて。
どうなってもいいという気持ちから誘いを受けると、初めて快感を感じさせてくれて。
お互いの名前もわからないまま、毎週金曜日に逢瀬を重ねるようになる。
新しい上司としてやってきた武島がその男で、司は動揺するのだが。
見た目がクールビューティーなので、司はあっさり割り切った大人の関係をしそうと思われている。
でも、実際の司は、初心で奥手で自分に自信がない。その泥くささが嫌で、つきあった男達からはいいように利用されて、捨てられるの繰り返し。
割りきった関係だから続いていると言うのに、司は武島を好きになってしまう。自分が本気な所を見せたら引かれてしまうと思っているので、泥沼に。
毎週金曜日に会う仲だったのが、今度は上司と部下として身体を繋ぐ仲に。
まだ好きだからどういうつもりで関係を続けているのかも言えない。言ったら終わりだと思っていて、とことん受けが臆病です。
武島の方も何も言わない司の事を、司のしかける遊びだと思っていて、ここでも司のクールビューティーな容姿が仇になります。
いままでの恋人達が嫌がった司のギャップを、魅力的な要素として武島が認めてくれたのがよかったです。
H面では、初がネクタイで拘束してのHや、オフィスにカギをかけての騎乗位など、中々美味しかったです。
一応、仕事もちゃんとしているって事と、カギをしっかりかけて誰にも見られないって言うポイントが抑えられていて、安心して萌えることが出来ました。
恋人になっても、いままでの男運の悪さから、相手のことを信用できない。
取引先の娘と結婚するつもりなんだと武島から聞く前にそれを信じてしまって、敵前逃亡。仕事も放って、無断欠勤で。
あまりにもダメージに弱過ぎなので、もうちょっと受けに頑張って欲しかったです。
エロ:★3 いままで感じた事がなかったのに、攻めが初めて感じさせてくれたってポイントに萌えました。
総合:★3 受けのネガティブさと臆病が気になりました。
主人公たる受けは、酒に強くないと言いつつ飲んでいる酒はバーボンなんて強い酒、知らないとは言え攻めは、さらにバーボンを追加している。
知らないって怖いね。
お互いのすれ違いが激しいのだが、相手は君の予想と反対の事を考えているのだよ、と言いたくなるぐらいのすれ違いぶり。
取り敢えず、P106の攻めに之だけは言っておくかね。
「見てわかれ!!