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kimi niwa todokanai
良い作品なのにレビュー数が少ないのは、このCDはコミックスの音声化ではないからでしょうか。
新たに音声化されて収録されているのはノベル版「君には届かない。」からの「僕らの文化祭」という作品です。
「初回限定版」には、この新規音源に、以下の過去雑誌付録CDの内容が収録されています。
この付録CDがコミックスの1話からの音声化ですが、全ての話は音声化自体されていません。
・コミックジーン2020年01月号付録CD
・コミックジーン2021年04月号付録CD
「ぼくらの文化祭」は、それだけで完結しているので、コミックスを読んでいなくてもストーリーはわかるっちゃわかりますが、登場人物の相関図を全く知らずに聴くと、フワッしまうところもあるかと思います。
小林裕介さん演じるカケルは、学校の勉強はできないけれど天真爛漫で愛嬌があり、心底憎めないキャラクターです。
裕介さんの声と演技が「クラスにこういうやついたわ」と錯覚するほど自然で好感が持てます。
一方の野島裕史さん演じるヤマトは顔良し、頭良し、女子にもモテモテなのですが高校生らしからぬ落ち着き払った態度が同級生からは冷たく感じられて近寄りがたいと思われています。
このあたりはコミックスに関することで、こちらのCDに関しては、そんな2人の関係の1部を切り抜いたものになります。
純朴なカケルの子供のようにストレートな感情表現や、周囲に要らぬ誤解を招くような無愛想なヤマトの内にある思いやりには胸が締めつけられました。
とても清くて純粋でエロいシーンはないので、どエロい作品で荒ぶるBL魂を鎮めるにはもってこいの作品だと思います。
裕介さんのお声目的で視聴したのでストーリーは二の次でいいやと思っていたのですが、聴いたらコミックス全話読みたくなりました。
※2024年11月時点で8巻まで出ており未完結です。
わたくしは雑誌の付録は未視聴だったので、「初回限定版」に収録されている付録CDの「おまけ」や「アフタートーク」がそれぞれおもしろくて聞き応えを感じられましたが、通常版の「ぼくらの文化祭」だけだと50分弱なので、もしかしたら満足度に欠けていたかもしれません。
ほっこりしたい時に聞く作品です (^^)
最初、想像してたよりヤマトの声がちょっと大人っぽかったんですけど、あっという間に好きになりました。のじま兄、本当にイイ声すぎる~♡
そして小林さんの優しい元気っ子トーンがカケルにピッタリでした!
唯一合ってないと思ったのが雨宮の声でした。しゃべり方がなんかネチョネチョしていて、聞きながらずーっと気になっちゃいました。
原作の流れや雰囲気を忠実に再現されているCDです。可愛くて静かなBLCDを楽しみたいという方にオススメします。