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コレは小説なのか?と思ったのが最初の感想。
ポエムというか叙情詩というのか。
主人公達の気持ちが綴られる形式で進んでいきます。二人が惹かれ合っていた要因はなにか?というのが分からずじまいでしたが、恋に落ちる、というのはそういうものなのかも知れません。
寂しさ、が根底にあった二人が無意識に惹かれ合い、だけどそれを意識的には認められない、
青春なのかな。
そして並行して語られる父親の過去。
この部分は色々あろうかと思いますが、親の年代であっても早くにできた子だから30代半ばから後半、まだまだ若いんですよね。助教だから早い出世とも思えるし。
そりゃ、昔の、しかも別れたくて離れたくて断ち切った関係じゃないから、こちらも惹かれ合うことが自然に思えました。
落ち着くとこ落ち着いて良かった。
これから友哉と祥羽がどんな人生を歩むのか、そこが少し不安ですが、こういう書き方もアリかな、と思います。
妃川さんの話は比較的好きな話が多いけど、これはどうも相に合わなかったです。
カップルが祥羽×友哉の高校生二人が中心の話ならよかったんですが、
秀之×静哉(友哉の父親)にまで及ぶと妙に生なましくて・・・
また父親カップルの都合に高校生カップルが振り回されるっていうストーリー展開がまたなんだかな~
そのうちもう自分たちも子供じゃないし、こっちはこっちでそっちはそっちでみたいになった時は苦笑するしかありません。
せめて話を二つに分けて二編構成ならまだよかったのかも。
それぞれの話だけならそう悪くない話だと思うんですが・・・
同時進行だったからダメだったのか、父親もBLにしたから受け入れられなかったのか?
多分両方です。