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前巻で登場した久遠寺と何かありそうだったキャラ、やっぱり過去にいろいろと関係のあった人でした(そういう意味ではないよ)。久遠寺は学生の時から起業してて彼はそこでの共同経営者だったけど、長男と色々あった時、久遠寺に対しての恨みで2人の絆を壊したわけ。で、今になって現れたのは病気で死期が近いこともあり、久遠寺にその会社(過去一緒に立ち上げた)を引き継いで欲しかったから。いろいろと思うところはあるけど最後にした決断はよかったと思う。 あと、本田さんの過去に関係ありそうなキャラとの関係もわかりましたよ。まじか~。 最後、映さんの今までとは違う一面が見れました。強引なところは変わりませんが、身内に対しての態度とか笑える。 彼には娘だけでなく息子もいたのですね。 映さんとは真逆で普通の考えの人。 父親に母親以外の女性がいることに気づいてから2人の関係は最悪です(笑) ですが息子に対しても容赦ありません! 映さんに勝つにはまだまだ人生経験がなさすぎるよ、がんばれ息子…。
しあわせにできる11作目。
久遠寺を訪ねてきた薮内の正体が明らかになります。
これまで、あれこれ悩むのは本田だったのに、
今回は久遠寺の方が思い悩んでいました。
突然、後ろから本田に抱きつく着く久遠寺から
「本田を必要とし頼っている」のが伝わってきて胸が熱くなりました。
そして久遠寺の微妙変化を感じ取って、優しく受けとめる本田が素敵でした。
全てを言葉にしなくても、お互いを信じ合えている二人。
最高です。
久遠寺が新たに選んだ道に、本田がどう決断を下すのか楽しみです。
改めて、久遠寺はお金持ちだと実感。
自分の名前のついたバラがあるんですって!……すげーーー。
と庶民の感想を漏らしたところで。
日に日に本田さんが素直になっていってますよ。
とくにベッドの上で。
久遠寺に可愛がられて、でも自分だけは嫌で、「…っしょに、……いきた…いから…」
〜〜〜〜っあたしがもーだーえーるぅぅぅ。
そしてここまで直接的な言葉を発しなかった本田の、最高のデレ。
「好き……だ…」
とうとう言葉にしました。
前に、言葉以上に伝わるものがあると書きましたが、でもやっぱり言葉にしなきゃ伝わらないものもあるわけで。
久遠寺、めちゃめちゃ嬉しかっただろうなぁ。行動にあらわれていました、うん。
久遠寺が一方的に敵意むき出しだった、蘭月店主。
そうだったのかーーーー!とびっくり。
まさかここにきて、そんな重要人物だったとは。
そして藪内の存在。
彼は久遠寺の共同経営者だったわけですが。
すべてを久遠寺に預けたいといい、それを了承した久遠寺。
久遠寺は本田に、一緒に手伝ってくれと言いました。
本田は会社を辞めて久遠寺を手伝うのか、それともーー。
あぁ、あと一巻でこのお話も終わりを迎えてしまうなんて。
長編だと思っていたのに、その終わりはあっけなくやってきてしまいました。
さみしい………。
正直今回が一番本田さんが可愛いと思いました。主にエッチシーンが。「一緒にいきたい」って本当可愛い。
初っぱなからエロのこと書いちゃいましたが、今回は冒頭から笑わせてもらいました。久遠寺家では自分たちの名前がついた品種改良の薔薇があるらしいです。そして発想に乙女思考なところがある久遠寺は、雪彦という名の薔薇を作ろうとか言い出してマジ寒い(笑)。
書き下ろしは徳永家の良心深雪ちゃんメイン。映さんが無駄に張り切る親子オリエンテーリングと映さんと仲の悪い息子の帰国が重なってしまっててんやわんやする話。
こんな父親嫌だわ・・・。