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pure soul
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
高ホモ率、強固なOBネットワークを誇る東都大学の附属病院(と、ときどき医療系企業とホストクラブとヤクザ)のシリーズ。
この作者さんのお話は、割とトンデモ設定で独特の軽妙な語り口なんだけど、仕事にも愛にも、ものすごく熱く一途な人がたくさん出てきて、ついつい嵌って読んでしまいます。
受けの浅香は、医学生のときに天才外科医黒河のオペを見学し、魅入られる。
外回りの看護師のレベルがもっと高ければオペがもっと良くなると感じたため、卒業後、医者にならず看護師の道に。研鑽をつんで黒河専属になる。
傍にいて、黒河への恋情も募るが、黒河には既に運命の恋人がいてどうにもならない…。
そこへ外国帰りの外科医である和泉(攻め)が登場。
医院の方針で、浅香は黒河専属の役目を和泉に奪われることに。
和泉の方は、浅香に惚れて猛攻撃。
黒河の天才的な技術に魅せられ、オペ後の興奮に任せて、病院のあちこちに浅香を引き込んで強引にイタす日々…。
恋も仕事も叶わないのか…と悲嘆にくれ、流される浅香。
踏んだり蹴ったりでもみくちゃにされ、この時点で何だかかわいそう過ぎる浅香…。
実は、和泉の方には、自分でオペをせず、黒河のサポートに回る理由があります。
そこから色々あって、2人はそれぞれにある過去の思いを振り切って、決意を新たにカップルに。
これ以後の作品にも出てくる2人。
浅香はキツいけど剛くてやさしくて頼りになる女王様!
和泉は一歩ひいて周りが見える人。(エロ腹黒な面もあるけれど黒河ほどでない)
2人とも幸せになれて良かったなぁ!
『Dr』シリーズの3作目になります。
個人的に『お仕事もの』中でも『医療もの』がすごく苦手なので、このシリーズ自体どうしても乗り切れないんですが、こちらは特に仕事描写が多過ぎて何度も挫折しそうになりました。
しかも、ラブもいまひとつ好みじゃないんですよ。
イヤ、キャラクターは、浅香(受)は日向さんの受キャラクターにしては(シリーズ中でも)好きなんですけどね。
和泉(攻)も特にキライなタイプではないし、このCP自体はむしろ好きな方なんです。
ただ、あくまでもこちらで描かれるこの2人のラブはあまり好みじゃなかったんですよ。
メイン(のハズの)CPよりも、前作『Bitter・Sweet-白衣の禁令-』の攻で浅香の想い人である黒河のほうがずっと魅力を感じましたよ。そりゃ、浅香もなかなか思い切れないだろうってよくわかる。
まあ、これは書き方の問題が大きいと思います。作家さんが黒河贔屓なんでしょうから。
ラブがないとは言いませんが(Hはムダなくらいあるけど)、とにかく仕事ばっかりです。
『お仕事もの』のこういうのがイヤなんだ!と言いたくなる作品でした。
ただ、これは単に仕事描写が多過ぎて鬱陶しいってだけで『医療もの』だからというのはあまり関係なかった。←もちろん、仕事描写の内容は『医療関係』なんですが、私が『医療もの』がキライなのは主に『実在の病気』を扱われることなので。
それでも『医療とは~』みたいな話はどうでもいいどころか邪魔でしかないんですけどね。
そういう意味では、やっぱり『医療もの』は好きにはなれません。
つまらなくはないんです。それこそ『お仕事もの』がお好きな方ならすごく面白いのかもしれません。
実際、キャラクター(特に浅香)やCPは好きなので、なんだかんだ言って読み返しています。