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kago no naka de koi wo utau
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
設定はかなり無茶というか突飛なんですが、それがストーリーの流れの中で破綻していません。『いや、ないだろ!』と思っていても、すんなり受け入れられました。
恵(受)の境遇(虐待も含め)にしても、よく考えたら気分が悪くなるくらいハードなんですが、それを嫌悪感を抑えて上手く読ませるんです。
柊平さんのこの系統はホントに好きですね。決して明るいだけじゃないのに、きちんと希望がある。
それに、淳規(攻)のキャラクターがよかったです。恵を扱いかねて(悪い意味ではなく、純粋に『どうしていいのかわからない』)、おろおろしている姿が目に浮かぶんですよ。その可愛さが、いい具合に救いになってました。
それに、佐々さんのイラストがとてもよく合っていました。表紙の『籠の鳥』可愛い~。
かなり好きな作品です。