闇色のドルチェ・ヴィータ

闇色のドルチェ・ヴィータ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
13
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
神奈木智 

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イラスト
海老原由里 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784812429341

あらすじ

「報酬は私への忠誠です」たったひとりの心の支えだった従兄弟を亡くした要は、白分と従兄弟を不幸に陥れた人物を恨んでいた。そんな要の前に、ひとりの男が現れる。その美しい男、宝生はホストクラブ『ドルチェ・ヴィータ』の経営者であり、裏の顔は復讐代行人。理不尽な仕打ちを受けた要の代わりに宝生が恨みをはらしてくれるという。代償は、幹部ホストたちの世話と、宝生にベッドへ呼ばれたらどんな時でも従う事…。美麗なホストたちに囲まれ、平凡に生きてきた要の甘い生活と闇の復讐が始まろうとしていた…。

表題作闇色のドルチェ・ヴィータ

宝生(ホストクラブ経営者)

レビュー投稿数3

セレブの裏稼業

タイトルや表紙絵柄から感じるイメージってどんなですか?
煌びやかな美形たちの裏には闇あり…という感じ?
私はそう感じて、サスペンス調を期待して読み始めました。
果たして…

主人公は、ごく普通の青年・要。
しかし、その登場は印象的です。
兄のように慕っていた従兄弟が、レイプ犯の冤罪を負ったまま事故死。その葬式を飛び出して雨の中泣いていた要。
高級品に身を包んだ麗しい男性が裸足で喪服姿の要を見染め…
…と言っても、愛人にするとかではありません。
何と、彼は要の復讐心を見ただけで嗅ぎ取り、忠誠を見せれば従兄弟の復讐を果たしてやる、というストーリー展開。
このセレブ男性・宝生は超高級ホストクラブのオーナーで、周囲に出てくる男性達も超一級の美形ばかり。
わくわくするお膳立てですが、どうもその後サスペンス感が高まってこない。逆に個性豊かな美ホストたちとのやりとりはコミカルだったりでちょっと中途半端…かな。
実は美ホストたちも復讐稼業の一員なのですが、彼らの陰の活躍が描かれないのでいざ本番の復讐場面が唐突な感じになってしまう。
勿論BLなので宝生と要がそういう関係になるのですが、宝生が本気になるには要が普通すぎるというか…
痒いところに微妙に手が届かない。
美ホストたちの方が気になっちゃいました。

0

なかなか面白い

まぁ王道のスパダリ宝生と普通の要の物語なんですが、ある意味コメディかと思うようなストーリーで、軽く読めました。

最初は喪服に素足でずぶ濡れの要がインパクトあって、どんな話が…とドキドキしたけど。ツカミの後の流れがね、常に少し笑えるって展開で。
軸はホストクラブなんだけど、裏で復讐代行業をやっていてホストクラブは副業!
宝生はお金持ち、男前、裏世界、周りからも信頼?されてる、と非の打ち所のないスパダリさんです。
でも、ちょっと宇宙人的な浮世離れしたところがクスッとした笑いを醸し出すやり取りになっていて、あまり無いタイプのBLかも知れないです。
少なくとも私の中では初めての系統。

ただ、表面的なところを滑っていく感じもするので、深い感動や重み、突き抜けたコミカルさ、とかじゃないので、記憶に残るかどうか…というと残らないかもなぁ。

0

喪服に裸足で雨の中

そんな姿で声をかけられた。
従兄弟の命は自分が原因!魅惑のホストクラブ経営者の宝生は雨の中、喪服に裸足で泣いてある要に声をかけた。
宝生は、裏稼業の復讐請負人で要の復讐を・・・

0

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